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2007年09月 アーカイブ

2007年09月03日

No.085 景品交換所の構造に関する問題です

問題

景品交換所にトイレは必要でしょうか?
オーナーCさんは、パチンコ店舗増築中です。

今までも、店に来て用を済ませてもらっていたか
らと、全く意中にありません。

こんなにお気楽で大丈夫?

回答

トイレは絶対必要です。
そのハウスは、金庫室のようなものですから、
篭城できる設備が必須です。


まず駐車場に車を停めて、車内から交換所をずっと観察します。
これで景品の回収ローテーションとスタッフ交代等の出入りの状
況を把握されます。
ドアの開閉する機会をうかがって、その背後をねらっているので
はないでしょうか。

ですから、用心の為にフェンスで2重に囲い、オートロック、カメラ
ドアホンの設置は普通です。
ATM荒らしのように、建設重機まで使われることはありえないで
すが、
壁面には防弾の性能を要求されても不思議はありません。
かっては、ドアも金庫扉の仕様で、ハンドルが無いものを設置したこともあります。

窓口については、最近では引き出し式がほとんどで、小窓から、直接やりとりすることは無くなっています。
大きな透明ガラス(防弾)で中のスタッフの上半身が見えるスタイルも、あちこちにあります。
これはこれで、スタッフの人選に気を使う場合と、全く気にしない場合がありました。


相手も確信犯ですので、防衛手段を備えておきましょう。
①窓口は投入口(引出し)になりましたので、直接「武器を持った手」は届きません。

②可燃物の投入に対しては、スプレー式の小型消火器を用意しましょう。
家庭用のてんぷら火災向けのハンディタイプを、目の前(手の届くところで相手にも見える場所)か
引き下がっての背面に置いておくこと。
③噴霧される危険物に対しては、吸わないか、あびない、届かないことが必要ですので、

物理的に防げる構造の引出しであることと、スモークシャット(防煙ビニール頭巾)などで、
脱出時間の猶予を稼いでください。
洗い流すのに、三角バケツに水を用意しておくか、蛇口に短いホースをつないでおいても。

いずれも、「命あってのものだね」ですので、すぐ脱出したいところなのですが、
相手もそれをねらっているわけですし、逃げて無防備な身をさらしてしまうのも、心配です。
3匹の子豚のストーリーでの石造の家みたいに、頑丈な家で災いから防げるように備えましょう。

「家庭に1ドア2ロック」と同様ですが、隙をつくらず、その気をおこさせないことです。
これは攻略時間がかかりそうだと、観察者にアピールできることが、最大の予防です。


あまり詳しく書くと、手の内を明かすようで困るので、ここらへんにしておきます。
ところで、このハウスは7号営業の営業所?
次回はそのあたりを報告します。

2007年09月10日

No.086 またまた・・・景品交換所

問題

景品交換所は営業所でしょうか?
ある新店を、見学ツアーで回ったオーナーの
Dさん。
お店の中に、交換所があるのを発見。
複合大型店でもないのにです。

しかも軒下とか外部でなくて、ドアを入ったら目の
前にありました。

どうやら内部もドアでつながっている様子。

うーん、いいな、いいなと帰ってきたわけですが、
これってOK?

回答

景品交換所は当然ながら営業所ではありません。失礼しまし
た。
ならばどうして内外ともにつながっていてOKなのでしょうか?

でもこれが風営法の象徴的な現象で、「都道府県単位の規制」
の違いなのです。

Dさんのうらやむ最高の構成が、某地方にはあります。
複合施設ではなく、7号営業単独の店舗なのですが、
風除室の中に、交換所窓口があり、ドアは2方向(風除室側と店のバックヤート側)にあって、

係員・景品・現金の動線は、防犯上も完璧です。


全国的には、それから少しずつ制約が入ります。
→「窓口は外部面に限る」
→「建物は別構造で1cmでも隙間があること」
→「店側バックヤードと交換所は直接往来できないように」
→「外壁の色は店舗と違うものに」
→「店舗入り口から○○M距離を離すように」
→「客が敷地を出てからの利用になるよう、道路までフェンスで区画するように」


タイミング悪く?管内事故多発したりすると、緩和もあります。
→「犯罪抑制の立場から店舗接続を認める」
どうしてなのか日本海側には、規制の緩い県が多い気がしますが、皆さんの地元ではいかがですか?

別の流れとして、複合テナント化させて、コンビニも取り込む事例も増えてきました。


その好調?な影響もあってか、国会でもATMの設置規制が問題となったことがありました。

「交換所」はカジノの無い日本特異の業態で、どうしてもダーティーイメージがあります。
申請図面に記入する「名称」も、毎回気をつけないとまずいという現状。
運営される景品業者は、入れ物として使うだけで、入れ物を用意するのはほとんどパチンコ店舗側。
オーナー様にはパチンコ業界が目指しているのと同様に、交換所のイメージUPが求められています。
東京で先行しているような「見える化」のコンセプトが、今後の方向ではないでしょうか

2007年09月18日

No.087 今回は「立体駐車場」

問題

今回は「立体駐車場」に関する問題です。

店舗と同一敷地内に併設された立体駐車場(2層3段とか)は営業所でしょうか?

回答

駐車場も営業所だという運用基準にはなっていますが、
立体駐車場が店舗とどのようにつながっているのか?
屋根がつながっているとか、EVが店内に下りているのか?
運用方式はどうなのか?あなたの都道府県はどこなのか?
で、判定というのも変ですが、扱いが違うのです。

店舗棟とは別棟で建っている場合は、屋根がつながってるのかどうかもで分かれるようですが、
つながっていても営業所とみなさない緩い県もあります。

基本的に営業所に算定されるのは、専用駐車場が上に載って、EV下りてきたらホールの真ん中。みたいなケース。
よって開店時間前には、駐車場に入庫することもできないという地域もあります。

増改築などで、営業面積上限がシビアな場合は、上階のEVホールなども算定されることもあり、注意要。

上階を一般駐車場とするためには、一般客向けの外部EV動線も確保しておきませんと、

子供連れの家族がいきなりパチンコ店に立ち入ることになって、成立しません。

駐車場の運用方式も、路外駐車場なのか専用駐車場なのかの違いで分かれます。
つまり一般時間貸し(有料)なのか、店舗来客専用(無料)なのか、です。

敷地内に何らかの禁止区域がかかる場合に、「時間貸し駐車場」として敷地利用をされてる例を
かなり以前見たこともあります。いまはどうなってるかわかりません。
貸玉1円営業ならぬ、駐車1分1円営業でしたが・・・・。

2007年09月25日

No.088 パチンコ店の増築

問題

今回は「パチンコ店の増築が大変なことに」です。
前回の続編「立体駐車場その2」の予定でしたが、急遽割り込みます。

この6月までに着工した建物は、すべて耐震性不足に(新基準では)。
7月以降に別棟を増築申請したら、既存の新築建物も、耐震補強が義務付けに!
これって本当?

回答

まだ混乱の真っ最中で、正解不明。
薬(解)を処方してくれる審査機関を求めて右往左往してます。

政界は坊ちゃん内閣の後始末に、ママもお手上げ。重臣達が関が原合戦の様相。
先の選挙でも、厚労省の年金ばかりが話題になって、国交省の劣悪改正基準法が何らリークすら無い。
現場で沸き起こっている非難と悲鳴。これこそ国民の声と乖離した安部政権の産物でしかないのに、
刻々・粛々と進行しています。

着工件数は低落の一途。確認通知を待たされて数ヶ月~半年は順延。
経済界・産業界から、何の声も出てこないのが不思議というより不気味。
既存に対してまでは誰も聞かされていないように、「国を滅ぼす基準法改悪」は進行中。まさにステルス癌。

姉葉偽装事件で、マスコミパッシングに懲りた国交省は、天に唾する大英断?をしました。

増築に対する見解の部分を要約しますと
「6月20日をもって、それ以前の建築物は、耐震強度不足かどうか不明であるから、

以後増築する際には既存の部分も、建築主は耐震診断をして、足りなければ補強するなど
、新基準を満たさなければ増築は認められない。」

これは国交省の「すり替え詐欺」ではないでしょうか?
姉葉事件は構造計算の数値すり替え偽装であって、もともとの国の耐震基準が整備不足だった
という議論ではありません。
しかも、過去へ遡及しないのが法の原則なのに、
昨日までの計算(国の基準)は間違っていましたと証明する、再計算の費用と期間は国民負担。

市中のマンション等でに壁にひびが入ったから、すわ耐震強度不足ではとかで、いいように
マスコミにパッシングされまくった建築行政。
建築基準法がどういう目的のものかを、毅然と広報することを遺棄してしまった国交省。
過剰スペックのつけ(建築コスト)は国民に押し付けるだけになることまで、黙秘している国交省。

新内閣に温存された大臣に期待することが2つ。

「国民の生命と財産を護る基準」は、建物内にいる人間が、崩壊生き埋めにはならずに持ちこたえる構造、
生存・脱出できるための構造物であり、想定外の震災がきてもびくともしない構造ではありませんと、明言してもらいたい。


耐震基準が厳しくなるのは新築は当然ながら、既存に対する緩和処置・期間について、国会に諮ること。
姉葉事件に絡んで、デノミのごとき規制強化、昨日の建物にまで遡及させる悪法を、国民に見えるところで
議論してもらいたい。

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