「8月の全国住宅着工件数は、前年同月比43%ダウン。月間6万余件は40年前のレベル。」
昨日報道では、新聞の片隅に載ってただけでしたが、今朝もTVは相撲部屋リンチ事件にシフト。
マスコミはどうして大きく取り上げないのでしょうか?
耐震偽装パッシングの後ろめたさを、少しでも感じているのであれば幸いなのですが。
経済界・産業界にはまさに「 ほ っ と け な い ! 」ネタです。
>①だけが間違いです。
パチンコ業界の4号機撤去のように、期限切れ即アウトで、退場となりました。
ところが、移行すべき5号機ならぬ、新規認定品が、2ヶ月以上ゼロ。代替商品なし。
移行の猶予期間など論外で、対応計算ソフトすら存在しない状態で、改悪?期日だけひた走り。
冒頭ニュースの統計のように、「そして、誰も、着工できなくなっている・・・・」のです。
立駐業界では従来200余あった認定品ですが、各社再取得に一斉に動いているものの、
相手の国交省の窓口は1つだけで審査も渋滞。
盆過ぎてから、ぼちぼち再取得の声(歓声)が聞こえだした程度で、
10月現在、三分の一程度しか復活していません。
再取得ならず、この秋も売る商品の無いメーカー多数という状態となってます。
>②は新規認定を取得済みでもそのとおりで、何のための大臣認定なのか、
ほとんど一般建築と同じです。
1ヶ月程の工事に対する、鉄筋や鉄骨等の加工期間以上に、
設計・申請の作業が官民双方に倍増することになりました。
姉葉事件がきっかけですが、結果的に、天下り先機関が増えるだけになっていないか、
マスコミが目を向けるのはいつでしょうか。
>③はまだ実例がありませんが、新基準ではそうならざるを得ないのです。
第三者判定機関(上級審査機関)とはその字のとおり申請者側で選べない相手(手強い)です。
そこでの判定クロとなれば、「ふりだしへ戻れ」と双六のごとし。
当然、建物規模の見直しも含めて、再設計と申請のし直しとなり、
さらに10週間から15週間以上、着工までにかかるかも。
田村設計でも、6月は店舗着工の既成事実確保の為、杭業者さん確保の争奪戦。
この夏は、建築主さんへ、駐車場確保の為、事業延期のお願い行脚が仕事でした。
前回、審査機関の指導混乱の報告をしましたが、霞ヶ関でデモ行進があれば飛んで行きたい程。
どこまでの世相になれば、運用基準が現実的に修正されてくるのか諸説でてきてますが、
来春まで、この混沌とした状態が続くでしょう。
ですから、どれを取り上げても、この新法改悪ならぬ、日本経済への冷水。
パチンコ業界の事業計画に、先送りや既存補強という大きな影響がでています。
長い説明になりました。風が吹けば桶屋がナントカではないですが、
それがお伝えしたいのです。