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2008年06月 アーカイブ

2008年06月05日

No.111 ある風評による相談・・・

問題

先日、既存店舗の地域に病院進出の風評による
相談がありました。
手をつけるべきことはいろいろあります。
順を追っていくと、

1:どこが病院の建設予定地か調査する。
2:最新の住宅地図を入手する。自分の営業所の
  敷地とその周辺の地図を用意する。
3:店舗の建築確認通知書(確認申請の副本)の
  所在を確かめる。
4:店舗の敷地周辺の用途地域を調べる。

さて、その次に何か1つだけするとしたら何をした
らいいでしょうか?

回答

以下の中に、同じ答えがある方は、なかなかのレベルです。

5:その所管の風営法施行条例の二~四条あたりの、営業禁止
  距離を確認する。
5:風俗営業許可書の裏面を確認する。何か制限事項が追記さ
  れてないかが重要です。
5:住宅地図に営業所敷地からの禁止距離を、コンパスで角丸
  の多角形に一周書き入れて、自店の絶対防衛圏を確認す
  る。
5:既存営業敷地の拡張を図る。
5:病院計画の進捗情報把握に走る。

どれか該当しましたでしょうか。
既得権益というのは、意外と思い込みが多いようです。
早めに2の手3の手を用意できるよう、上記まで準備できましたら
どうぞご連絡ください。
あんな話、こんな話をご説明にうかがいます。

2008年06月16日

No.112 風営法だけじゃない厳格化。火災報知機から火の手?が・・・

問題

小規模建物にも火災報知機の設置義務化が間
近としてホームセンター等で販促中、詐欺ネタに
もなりそうなこのごろです。

先日、既存店舗のオーナー様から火急の要請。
「店が使用停止になる」との一報です。

店舗はもともと必要なので設置済みなのですが、
別棟の飲食店に設置しようとされました。

その消防署への相談がきっかけで、その建物が
全く無届であると判明。
扱いは消防署から建築課へ一任することになり、
その行政指導は「建物使用停止」まで含めた多
大な影響範囲のものになるとのことでした。

さて、その顛末は次のどれでしょうか?

1:改善されるまでの一定期間の使用停止となっ
  た。
2:完了検査の依頼届けは、工事完成後4日以内
  のため不受理。建物を解体撤去した。
3:別敷地へ移築して、確認申請を提出した。

回答

その顛末は-2-でした。
2:完了検査の依頼届けは、工事完成後4日以内のため不受理。
建物を解体撤去した。

完了検査を依頼する届けは、完成後4日以内となっていますので
後々では不受理となります。
飲食店を解体撤去することを選択され、一件落着となった次第で
す。
そのフードスペースは、店内に移設すれば確保できたということ
が幸いでした。

こうした厳格化の流れには、本事案のようにオーナーが即対応し
て、即断即決であることと、法令遵守の姿勢こそ行政の理解を頂
く基本です。

店舗の新築以降、店舗の増築はともかくとして、飲食店その他の
小さな別棟の増築などは、比較的安易に無届で出来てしまった
という時代がありますが、新法以降では厳格になっています。

再度動き出すその時に備え、今一度、既存建物の正当な履歴書
類を、確認されることをお勧めします。

2008年06月23日

No.113 風営法とエコ設計 その1

問題

大型化とエコノミー&エコロジーが今後の趨勢で
す。
パチンコ建築は仕上げから設備まで、とかく経済
性からはかけ離れています。
私たち設計・施工側が、あおってきた歴史がある
のかもしれません。
オーナーの皆様にも、建築に造詣の深い方から
そうでない方まで設計者へ求める姿勢に、いろん
な体験をしてまいりました。

さてあなたは次のA・B・Cさん、どちらのお仲間で
すか?

Aさん:商売繁盛できるよう、建物にこだわってい
    きたい。
    カジノ独特の非日常空間を演出してほしい

Bさん:入れ物さえ作ってくれたらよし。飾りも何も
    いらない。
    イニシャルコスト以外に建物にこだわりは
    ないから。

Cさん:幅広いリピーターを再生産してもらえるよ
    う、任せる。
    お客様はもちろん、働くスタッフにも居心地
    のよい建物を依頼したい。

回答

Aさんへ:
エコロジーには、余分な初期投資費用が発生します。
企業姿勢の広告費用と割り切って、太陽熱から風力・雨水の活
用までさせてください。
また将来拡張性も、建て替える対応でなく、転用できる過剰設
計?を提案します。

Bさんへ:
コストに勝るものはないです。
ただし防犯性・耐久性(損傷や拡張性)・断熱性・工事休業は不
安です。
経済設計の柱スパン割りも、通路幅・台間の広がりに障害となってきた歴史もあります。
営業設備と同等の費用がかかるわけですので、30年=島設備の3倍以上の寿命は前提に。

Cさんへ:
業界の健全化へ、お手伝いさせてください。
看板建築・ネオン建築がパチンコ業界のダーティーイメージを助長しているという想いは、
パチンコ設計へ参入した創業以来の動機です。


おかげさまで、弊社のお客様はほとんどがCさんですが、
Aさん・Bさんにも応えるべく、エコ商品の開発を進めておりますので、ご期待ください。
建築は、車のように売り切り商品ではありません。
廃車にしたくてもできないのです。
私たちの失敗例も自戒をこめて、また次回。

About 2008年06月

2008年06月にブログ「風営法講座 久米営業本部長の風営法必須のノウハウ」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

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