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2008年10月06日

No.122 電気が怖い。

問題

先週大阪で悲惨な放火事件がありました。
燃えた面積は8畳間3つ分。しかも一階部分なのに15名もの方が、
一酸化炭素中毒で亡くなられてしまいました。
消防庁だけでなく、国土交通省も規制強化に動かざるを得ない事態です。

パチンコ業界でも想定外の火災で多発してます。
どうしたら完璧に防ぐことができるのでしょうか?

1:火災報知機などの消火設備を毎月点検する。
2:消火器を追加して整備点検を欠かさない。
3:避難訓練を実施する。
4:スプリンクラー消火設備を備える。
5:島の内部を毎日清掃する。

以上のうちひとつ選ぶならどれでしょうか

回答

燃えた面積は8畳間3つ分。しかも一階部分なのに15名もの方が、
一酸化炭素中毒で亡くなられてしまいました。
建築に関わる人間なら、15名もの事故の一報を聞いたときは、
地下なのだだろうと思うのが当たり前。
避難階といわれる1階部分でそれだけの被害が起こりうるとは誰も予想もしなかったはず。
法律にあてはまらない新業態での大事件には、
消防庁だけでなく、国土交通省も規制強化に動かざるを得ない事態です。

ひとつだけ選ぶとすれば、(5)ではないでしょうか。
もとから水濡れ厳禁のパチンコ業界です。
それにこだわらないオーナー様なら(4)のほうが確実だと思いますが、
予算が3000万以上とかかりすぎです。

(1)(2)は、やっても効果は望めません。
頑張ったらボヤですませるというものではなさそうなのです。
いままでの事例では、手がつけられず、または手に負えなくて逃げるのが精一杯。
言い換えれば、それほどよく燃えるのがパチンコ島のようです。
飛行機不時着のアクション映画並みに、一刻も早く遠ざからないと爆発炎上・・・。

ですから(3)の避難訓練は必ず実施ください。消防署も喜んで協力いただけるはず。
台入れ替えの検査日などに組み込んでみては。

建物は燃えません。(木造なら別ですが)
補給設備や台や島そのものも燃えません。
内部にこぼれた球やメダル、トランスや配線、ほこりといったものが集積している島の内部が
加熱・スパークなどで発火する危険度が高いと思われます。

可燃性のプラスチックだらけの島や台。
それを加熱させて可燃性のガスを発生させるのは電気系統です。
いろんな電気工事が入ります。

とくに使用済みの配線系統や、あとから増設した配線など、新築時と違って
多くの目に触れにくい状況では要注意です。
漏電遮断機は、営業上作動させるとトラブルになることから、漏電警報にとどめている業界。

まずは高い客室の天井などよりも、島の中に火災感知器設置しましょう。
日中はいいのですが、残念ながら無人の場合は消せません。
貴重な台を温存死守するならば、
コンピューター室やタワーパーキング、また飛行機のエンジン系統などのように、
二酸化炭素系の自動消火装置を島の中へ設置しませんか。
我こそはというホール様、お手伝いします。

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2008年10月06日 16:53に投稿されたエントリーのページです。

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