パチンコ提案 複合アミューズメント提案 住宅 ペントハウス付賃貸マンション提案 病院提案
トップページ 交流会・セミナー 作品集 ブログ集 リクルート求人情報 会社案内 お問合せ 地球一周の会
« 2003年04月 | メイン | 2003年06月 »

2003年05月 アーカイブ

2003年05月12日

第015号 「建設業許可」

数年前から建設業許可を、取得しようと努力してきた。改装の小さい工事を、
設計ついでに施工を依頼されるケースが多くなったことと、この度のローコスト店舗の開発販売事業にどうしても必要だったからです。
しかしこれが意外に難しいんです。

許可の取得は3つの方法がある。
1つ目は、(経営不振に陥った)建設会社を買収。
2つ目は、建設業の役員経験者を役員として常勤採用。
3つ目は、無許可営業の実績が5年以上。(当社は既に4年ある!)

1つ目は、実質無理。大半の(経営不振企業)は借入金が残っているから、借入金ごとの買収になる。もっとも、借入金がなければ、会社を売ることはまずありえない。よしんば購入できても相当な価格になる。

2つ目も難しい。役員経験者ということは、実質社長経験者に限定される。
当然、倒産企業の社長は、対象外なので自主的に閉鎖した建設会社の社長経験者しか残っていない。と言うことは1つ目と実質同じになる。

3つ目が一番簡単。内装の張替えとか、補修に近い工事経験を5年間やればいいのだから。しかし5年は長過ぎる。

シカシこの難しさは、何を意味するのか・・・
どう考えても1.2番目は既得権者の保護としか考えられない。これ以上業者数を増やしたくない思惑からか?

3番目は5年もやっていれば、市民の支持も得られたろうし、生活もあるから認めてやろうと言うことか?それや長年やっている畳屋さんや建具屋さんらを許認可上大目に見てやろうと言うことかもしれない。

いつもパチンコ店、設計していて、風俗営業の営業許可が難しいのはよく理解しているが、建設業許可は、やってみてそれ以上の難しさを感じました。
この不況対策で、規制緩和・規制緩和と掛け声は大きいが実質中身はこんな事か、しかし、こんなことで本当に日本はいいのかな?

デ田村はドウシタかって
本当に偶然中の偶然。昨年末に空調設備の専門家を高齢でしたが、高い技術力に惚れて、採用しました。何と、その方が設備会社をこの不況と高齢の為、自主閉鎖したばかりだったのです。
早速、役員になって頂き、無事許可が下りました。

神様 有難うございました。

2003年05月19日

第016号 「建築基準法と風俗営業法」

パチンコ店の設計をしていて、一番戸惑うのは、建築基準法と風俗営業法の食い違いです。

建築を建てる許可は、建築基準法。建てた後の営業許可は、風俗営業法。
二つの法に同時に関わる為、法律同士の食い違い・矛盾に振り回される。

先ず建物の建設・・・建築基準法でOK、風営法でNO、という用途地域がある。
事業の第1歩、建つ・建たないの話です。
どう考えても、造って良いイコール使って良い、と思うが・・・「造っても良いけど、
営業許可は出しませんよ」?という事らしい・・・

先日も、営業先で経営者が「増築したいけど道路から25メートルまでが、近隣商業地域だが、奥が住宅地域で増築できないんですヨ」と嘆いていた。

このケースでも基準法上は、「用途地域が二つの地域にまたがる場合は、過半を占める敷地の用途に従う」と、きめ細かく、法の運用に緩和規定が定められている。
従って少し工夫すれば、このケースでも基準法上は、増築可能になる。

こういったケースはとても多く、風営法が少し基準法との整合性に気を使ってくれれば、随分土地が有効に使え、建物の増築が進み少しは景気に寄与するのに、残念。法の優先順位を決めれば、簡単に解決するのに・・・

しかしこういった、法律同士の矛盾・食い違いは誰が・何処が改めたり調整したりする機能を持つのだろう・・・国の仕組みに、無いのだろうか?

日本中回ってて、基準法の解釈に地域差は無い。
しかし風営法の解釈は地域毎に、微妙に違う。

病院や学校といういわゆる保護対象施設からの距離、フェンスを張る・張らない。
飲食店を設ければイイ・イケナイ・・・
増築改築の既得権、柱1本の残せ・4本残せ・できるだけ残せ・・・
面積計算も基準法は、壁心。風営法は、内法。内法計算に巾木が入ったり・入らなかったり。・・・さまざまな見解が流れる。

どのケースにも共通するのは、風営法に細則が無い事だ(基準法は施行令で、細則がしっかり定められている)
我々は解らない事があると、その都度経営者を通じて、所轄の警察署にお伺いを立てる。所轄は質問されると、県本部に振り判断を仰ぐ。
半ば本部の担当が「法の番人」化している。
こんなことも随分多くの無駄があると思う。細則を決めれば済むのに・・・
細則が無いほうが、都合が良いのカモ?

一番傑作は許認可の申請に、照明器具の図面提出義務があることだ。
恐らくこの法を作った当時、暗い店舗内でイカガワシイ行為がなされていた業種があり、それを背景に定めたものと思うが、こういった、時代に合わなくなった手続きの改善も、誰がして行くのだろう。

イロイロ経験していく内に、「ナンデダロー?」が「慣れ」に変って来たが、どうも基本的には建築基準法は、国民に建物を「造ってもらおう」という法律で、風俗営業法は、施設を作ることも「トリシマロウ」という法律の気がする。

スタンスに性善説と性悪説に近いものを感じる。

しかしこの不況と規制緩和。
この分野でも随分やれる事は多いと思うが・・・ムリか?

2003年05月26日

第017号 「FAXとメルマガ その1」

最近メルマガに挑戦しだして、時代の変化を改めて実感。
当社が「ユーポイント」と称するFAX 情報を業界に発信しだしたのは、かれこれ
11年前になる。

「ユーポイント」を発信しだしたのは、「トヨタは、何でも売れます」の言葉を聞いたことが発端だった。自社で販売網・ネットワークを持つことの重要性を察知した。
パチンコという単一業界に特化しながら、業界に自前のネットワークを持たない企業の非力さを痛感していたからだ。

当時 当社はバブル崩壊をもろに被り、深刻な経営危機に陥った。
(イマデモ、ツヅイテイル?)
しかしパチンコの業界誌に自社設計の、ゲームセンターのPRをしたことが縁で、パチンコ店の設計受注頂き、それを契機にこの業種への特化を決心し、徐々に受注が増えだした。

更なるPRをと思い、誰でも思いつくように、作品のDMの準備をした。
組合発行の名簿を購入し、とりあえず地元からと、愛知県全域に発送の指示。

しかし何時まで経ってもDMはダンボール箱の中に入ったまま。
「ドウシテ、送ラナイ?」と聞くと、
「社長、切手代が足りません・・・」
「ナニ!切手ハ10円。葉書ハ5円ダロ!!」 
「社長 何年前の話ですか?今切手は140円です」・・・絶句!!! 

18000件×140円=シキンブソク
印刷代やら、名簿購入等で、お金を使い切ってしまったし、業界誌のPRも高い
し・・・途方に暮れた・・・

何とか安価で自前のネットワークが出来ないものか?

「これFAXで送っといてヨ」 社員の何気ない会話に、突然ヒラメイタ・・・
「コレダーーーーーーー!!!!!!!!!!!」 

当時FAXはまだ高価だったが外注会社との打合せにどうしても必要だったので、
分不相応にも所有していたのです。

「最も安価なネットワークの発見」に奮い立った。
しかし難問続出。
「FAX番号、何処ニ、載ッテル?」
「何処にも、載ってません」 
「何処に送りますか?」
「パチンコ店ダヨ」
「1万8000件も在りますよ・・・」
「ジャ本社ダ」
「本社も、わかりません」・・・etc

入手した資料は、日本中のパチンコ店の組合員名簿の中の、店名・代表者名・住所・電話番号のみ。
そこからのスタート。

ここから始まった苦闘を語る事は、今思い出してもドット疲れが来る・・・

「日本中1万8000店舗に電話をして、本社の電話番号を聞こう。次に本社に
電話してFAX番号を聞こう。そして自前のネットワークを作ろう!ガンバロー!!」

パチンコ店へ電話・・・した事ありますか・・・スゴインデス・・・絶叫です。
店内の騒音で会話が出来ないんです。

社内は事務と派遣スタッフの、絶叫で仕事になりません。
そして派遣スタッフは咽をいため次々とリタイア・・・
一日8時間は、480分。
一社2分で一日240社。
20日で4800社か、3人いれば、一月で、楽勝18000件・・・
トンデモナイ皆一日40件ぐらいでダウン。
しかも「ナニ?本社オシエテ? ダメ!ガチャン!」が半分。
・・・疲れた・つかれた・ツカレタ・・・

パチンコの本社数、約5000社と言われる中、ナントカ、カントカ、やっと3000社位は、教えて頂いた。
ヤット第一ハードル突破。
さあ次は本社、ガンバロー・・・大半は「ナニFAX、ソンナモンイラン!」 
・・・また泣けてきた。
しかしヤルシカナイ・・・イッタイ何をしているのか・・・ダンダン社員の眼が痛イ・・・

叱られながら、シカラレナガラ、しかられながら何とか2000社位教えて頂いた。
構想から8ヶ月、ヤット体制は出来た。
「ユーポイント第一号」も出来た・・・嬉しかった。

「サア送レ!」
「社長どうやって送るんですか?」
「何ヲ言ッテイルンダ。番号回スダケダロ」
「社長1件に2分は、かかります。2000社送ると4000分です。4000分は66時間です」
「ジャーもっとFAX買エ!」
「8台にかかりっきりで8時間かかります。それに8人もいません」
「ジャーメモリー付きかなんか、在ッタロー」
「メモリー20件までです、100台要りますヨ」
「・・・・・・・」 嗚呼・・・

「100台も買うお金はないし、ダイタイ100台も会社に入りませんヨー(イッタイ、ナニ、カンガエテルンデスカーノ、顔ヲシテイル)・・・」 
全テガ終ッタ。最後ガ一番キツカッタ・・・社員にも完全に軽蔑されている・・・

思えば、自前のネットワーク創ろうナンテ、馬鹿な事考えたもんだナ・・・
しかも 8ヶ月 勿体無かったな・・・時間もカネも・・・

ヤッパリ俺はイノシシ生まれ・・・後・先考えずに、ただ突っ込むだけで・・・本当に
馬鹿だった・・・

<モウ、疲れたので続きは次回にします。スイマセン>

バックナンバ-
Powered by
Movable Type 3.35
トップページ 交流会・セミナー 作品集 ブログ集 リクルート求人情報 会社案内 お問合せ 地球一周の会
Copyright (C) 2003 株式会社田村設計
〒460-0008 名古屋市中区栄1-29-27 東海商事ビル4F TEL:052-203-0678(代表) FAX:052-203-0608