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2003年11月 アーカイブ

2003年11月04日

第041号 「女性は天才 2」

先週、「女性は天才」と書いたら、多くの女性から感謝のメールを頂いた。
読んで行くうち、マダマダ女性に社会の第一線での、活躍の場が与えられていない事を、実感した。

地球上に男女半分づついて、男性が女性より能力が上だなんて、男の思い上がりに過ぎない。男性が女性より勝るのは体力だけだ。体力を能力と勘違いしている!

しかし私は単に女性が、優秀だから、女性をモット起用しようと、言っているのでは有りません。

一番大事な事は、社会構造として、消費の中心が女性になっていることです。
15年程前からか、給与が銀行振込みになった。
あの日を境に、日本の消費構造が変ったのです。消費の決定権者が妻に移ったのです。
妻が銀行印を持つという、企業なら社長交代と言う、大改革がいとも簡単に日本中に起こってしまったのです。

お父さんは、あの日を境に家長・主から、実権を妻に奪われ、数万円のお子ずかいを、妻から有りがたく頂く、僕(シモベ)になったのです。

平日、百貨店のレストランに行って見ましょう。
お客の、95%以上が女性という現実を目にした瞬間、あなたは何かを感じるはずです。

480円のコンビニ弁当を頂くお父さんに代わり、奥様社長たちは、1800円のランチをデザート付きで、お友達と美味しそうに頂いています。
銀行印の強みです。
・・・その日のお父さんの夕食が、粗食にならない事を祈るばかりでする?

先日、住宅の打合せに行きました。
お父様は何も言いません・・・打合せ時間の99.9%は、奥様の出番です。決定権は奥様社長です。

昔名古屋で、誰もが知っている、長者番付け常連者の住宅を、前勤務先の先生が受注した。その時依頼主は、
「お任せします。1つだけ条件が有ります。女・子供の意見は聞いてくれるな」とおっしゃったそうだ・・・カッコイイ!しかし、父が強かった、遠い昔の話です。

時代が変ったんです・・・

奥様は、社長なんです。銀行印を持っているんです!!

たまの日曜日に奥様とジックリデートしてみて下さい。
如何に女性が感性豊で、喫茶店一軒・お昼のランチ一軒でも慎重に、雰囲気が良く、美味しい店にこだわるか、いかにイイモノを安く買う努力を怠らないかを、しっかり勉強してみてください。

企業の生命線は、「あと10%」です。
損益分岐店を越えた、売上の10%をいかに伸ばすかが勝負です。
この生命線の10%のカギを握るのは、もう御解りでしょう・・・そう女性客です。
これほど感性豊で、イイモノをシッカリ理解している女性客の心を捕らえる店舗つくりしていますか?

「店ノ命ハ、機械ト出球ダ。店はナンボ安く作ってもイインジャ!」なんて思っている社長さん、ソロソロ政権交代の時期です・・・私の思う最高の布陣は、長男は勿論次期社長、一番大事な、店舗つくりを担う、開発か建築課に、是非娘さんを起用しましょう・・・結婚していても勿論結構です。

「そんな娘はイナイ」って・・・ご心配なく。タムラのインテリアは、ほぼ全員女性です。
女性の感性に訴える店作りが、タムラの真骨頂です!!!

開発・建築課が無かったら、直ぐ作ってください。任せるのは店舗創りだけではありません。掃除・マナー・景品等いろんな事に大いに口を出してもらいましょう。
成果が出だしたら、思い切って副店長さんを女性にしませんか・・・難しい出球やら、機種選定は男性店長に任せて、いわばCOO・執行責任者として起用してみるのです。

もし私がパチンコ業の社長で、店舗が10店舗位有り、業績の上がらない店があったら、店長もスタッフも女性中心で、実験をしたい。

「本当にお客は、新台入替・出球・機種構成だけによってしか、集められないのか?
パチンコ店は、所詮ギャンブルに過ぎないのか?
サービス業としての在り方は無いのか?」

勝っても負けても笑顔で「有難う。楽しかったよ」と言われる店舗は無理なのかを、実験してみたい・・・かってのパチンコ店がそうであったように

パチンコ経営が、パチンコをギャンブルと捉えるヘビーユーザーへの依存度が、高まりつつある。一方総パチンコ人口は減少傾向と聞く。
どの経営者もメーカーも皆知っていて、手を打たない、打てない!
これでは、大挙して崖から飛び降りて行く異常発生の動物と同じではないか?

メーカーを頼らず、自分達の手で、戦後55年間必死でこの業界を守ってきた皆様の祖父や父の遺産を守っていきませんか?

世界中でこんな、恵まれたビジネスはありません。民間人がギャンブルビジネスを経営出来て、おまけに警察と言う国家権力が守ってくれているのです!!

話がなんだか、脱線したようで、申し訳ありません・・・
結論は、「現状打破の活力に女性の、感性を生かしましょう!」と言う事です

2003年11月10日

第042号 「タムラ塾」

10月26日からに、各地でセミナーを開催しだした。先週福岡での開催で3回目になった。
4年程前に、朴 茂生先生の「節税」や、希望社の「建築コストの削減」等、外部の講師との共同開催で、札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・福岡と6箇所、日本縦断セミナーの経験をしている。

講師の先生の名声もあり、毎回50名前後の受講者が集まり、多くの経営者に会ってみたいと言う、営業的な成果は収められたが、自分自身は満足感が無かった。
・・・田村設計としての、開催の意義をイマイチ発見できなかったからである。

再開を求める声は高かったが、それが心に引っかかり、スタート出来なかった。

しかしセミナーの位置付けを、
「各地で、自分達の店舗作りの考え方を語り、意見交換し、もっと・モット生の声をダイレクトに設計に反映させ、自分達のスタンスを市場から直に感じる為」とし、再開を決心した。

過去の反省に立ち、いたづらに数は増やさず、参加者に心から満足して頂く為に、
限定10名とし、一方通行の講演型ではなく、あくまで意見交換を中心とする、座談会型にすることにした。

人がコミュニケーションを同時にスムーズに行なえる人数の上限は、10名との説を聞いたことが有る。人間の指の本数が10本である事とも関係しているらしい・・・?

一番迷ったのは、価格設定である。当然自社のPR色が強くなるのは仕方ないので、原価でやる方針にした。

会場費は3時間で2万円前後、私の交通費を往復3万円、ホテル代を1万円として計6万円。従って6万円割る10名でセミナー費を6000円と設定した。
2次会は近くの居酒屋の飲み放題コースで4000円あれば何とかなる。
セミナーと2次会込みで計1万円・・・シンプルでいいと思う。

従って10名集まらないと赤字になる!・・・仕方ないか

一番の問題は、私が人前でのスピーチや、語ることはあまり好きな方ではない事だが、コンサルの武沢先生の言葉に目が覚めた。

・・・「スピーチが得意な人など誰もいません。同じスピーチを30回繰り返して下さい。
何かが変りだします」と
30回の練習は、やっていませんが、参加者には申し訳ないが、セミナーが30回を超えれば、その内上手くなるだろうと、余り気にしないことにした。
企業として必要な事なら、個人的な得意・不得意は言っていられない!

決心したらあとは早いのが、タムラ流。
HP・メルマガ・FAXを使ってPRしたが、第1回の東京開催は、3名しか集まらなかった・・・意外なほどの人気の無さに自信を無くした!

当初から参加者1名でも実行しようと思っていたので、スタートには丁度イイかと実行!

しかしやって見てよかった。
やはり当初の思い通り、参加人数の少なさ・私のスピーチの下手さ?が功をそうし、会は自由闊達な雰囲気に終始し、とても活発な会になり2次会も盛り上がり、本当に参加者も楽しそうで、私自身も楽しかった。

この第一回目のセミナーに長野から参加の大山さんから、「タムラ塾」なる嬉しい命名を頂いた・・・ヤヤ気恥ずかしさも有るが、短くてシンプルなのでこれでいく方針にした。

しかしなぜか、続く大阪・福岡と満席になり、名古屋・京都の予約も満席になった・・・
とても嬉しい

思いがけない効果は、参加者が自発的に名刺交換し、講義で自由に発言する内、2次会が始まる頃には、スッカリ仲良しになり、お互いの今後の訪問を約束をしあったり、「塾」が「交流会」の雰囲気になって行くのである。

ほとんど、クラスメイト状態化である。
ヤハリ 「コミュニケーション10人説」 は正しいと思う

開催しだしたばかりで、気が早いかも知れませんが、タムラ塾が縁で、各地に交流会が育って行くとイイナと思い始めている

組合や高価な勉強会は日本中に沢山有っても、意外に自主運営的な情報交換としての同業者の交流会が無い事に気がついた。

何かまた1つ自分のライフワーク・宿題が出来た気がし、とても嬉しい。
どこまでやれるか、チャレンジしたい!

2003年11月17日

第043号 「コンサルタント」

当社、企業規模にしては、多くのコンサルタントの先生と顧問契約をしています。
設計という、ソフトの職業をしているせいか、自分に知識のない事は、それぞれのジャンルのプロに任せるのが、一番と思っているからです。

まず、総合的な経営指導に、最近メールマガジンの「ガンバレ社長」で大ブレーク中の、武沢信行先生。出会ってもう7年になる・・・

営業・広報企画の社員教育に、15万部のベストセラー「営業マンは断る事を覚えなさい」でやはり、大ブレーク中の、(株)日本経営教育研究所の、石原 明先生。
・・・営業の在り方に悩みだした最近、武沢先生の紹介で、出会えた営業の天才!

パチンコ経営のコンサルタントに、船井総研の小森先生。優れた分析力に惚れて、
自分の方からお願いに!
・・・パチンコに特化している以上、我々もパチンコ経営を熟知する必要がある。

監査法人に、最近「企業再生 なるほどQ&A」を、中央経済社から出版しヒット中の、話題の人、玉置栄一先生。一昨年ジャスダックに公開した知人の紹介。
・・・企業・社長の不正の番人

そして税務に、朴 茂生先生・・・パチンコ企業の税務では、日本一!
4年前、日本縦断セミナーを共同開催し、多くの企業を紹介した当社が、契約していないのは、理屈に合わない・・・随分助けて頂いた。

更に社会保険事務に、原 労務コンサル・・・改正の多い労働基準法への対応には、
不可欠。


バブル崩壊後、パチンコ設計に特化し、危機的な経営状況からは、立ち直り出したものの、資金繰りまで一気に解決するほど現実は甘くなく、四苦八苦の時期、弟の紹介で、武沢先生に出会った。

その頃役員会議の進め方で悩んでいた。
社長である自分が会社の危機に対して、一生懸命になればなるほど、役員会議での自分の発言時間が長くなり、極端な場合は独演会に終始する・・・これではイケナイと思っていた矢先であった。

武沢先生には、まず月2回の役員会議に、参加して頂いた。
なんと言うことか!先生が出席するだけで、・・・役員全員が自由に発言する空気が生まれ、役員会議は劇的に正常化しだした。

そして役員会議の時間内で解決できない大きな問題が発生すると、先生の事務所で一日缶詰会議やら一泊合宿。
・・・こんな時は、先生の真骨頂!
答えを知っていても、一刀両断で結論を言う事は無い。あくまで、共に議論を重ねながら、我々が気が付く事を待つ。
決して多弁ではなく、軽はずみに、経営に口を出す事もない・・・真のプロと思う。

また時には、先生でも手に余る分野があれば、
先生の人脈の中から、適任者を紹介して頂き、共に議論に参加して頂く・・・本当に多くの難問を解決していただいた。

心から信頼し、尊敬するコンサルタントの先生に出会えたことは、一生の幸せと、神に感謝している・・・

私のつたない経験から言う失礼は承知で、あえて断言します!

どんな企業にも、経営コンサルタントは必要です!!
社長にパワーが有って、独走しがちな企業ほど必要です・・・


だって、
不出生の天才ゴルファー、タイガーウッズにも、コーチがいるんですヨー!!!


<先生方のご紹介>
・武沢先生 がんばれ社長 http://www.e-comon.co.jp

・石原先生 日本経営教育研究所 http://www.nihonkeiei-lab.com

・小森先生 船井総合研究所 http://www.funaisoken.co.jp

・玉置先生 玉置公認会計士事務所 http://www.universal-audit.com

2003年11月25日

第044号 「座右の銘」

先日所属している、経営者塾から、記念誌を発行するから、「座右の銘」を出すようにとの指示が来ました。
先人や、偉人達が言った言葉ではないが、私には辛い時(ショッ中・・・?)必ず思い出す言葉がある・・・

バブルが崩壊して、会社が危機に陥り、縁あってパチンコ設計に特化して以来、何とか危機を乗り切ってきたことは、この欄でも何度も書いてきましたが・・・
私が参入する前から、すでに専業でやっている方は、沢山いたわけですから、実際は特化したから、パチンコ設計だから、イコール儲かる・会社は立ち直る、なんて生易しいものではなく、
「何とか生き延びていけそうなジャンルを発見できた」に過ぎず、特化を決心した以降も辛い時期は続いた。(・・・今デモ?)

資金繰りも四苦八苦で、パチンコ設計に絞ってもやはり無理かなと、何度もサジを投げたくなる時期が暫く続いた。
正にその苦悩の、真っ最中に、盛岡のパチンコ経営者を、知人に紹介して頂けることになり、勇んで出かけた。

とても良い方で、初対面にもかかわらず、お昼をご馳走になりながら、ご自分の過去の体験談・苦労話を気さくに聞かせて頂けた。

“若い頃、ボウリングブームがやって来て、ボウリング場経営に踏み切った。
成功を信じて、多額の借入金と、全財産を投入して作った事業が、工事が始まる頃には急激に、ブームは去り、開店直後から一度もブームの恩恵も受けることなく、
苦労の日々が続いた。

四苦八苦の苦労が続く中、同じようの境遇ではじめた、同業者は次々と力尽きて、
倒産して行った・・・“
その経営者は、数年間苦しい状況が続く中、思い切って、そのボウリング場を利用して全く経験の無い、パチンコ経営に転業し、奇跡的な回復をし、以来いまや盛岡では、県内でも有数の規模の企業になっている。

若い頃の苦労を振り返って、その社長さんの言った言葉が、迷える私を救ってくれた・・・

「誰でも苦しい時一生懸命頑張るが、力尽きてサジを投げる人も多い。しかし後で振り返って見ると、多くの場合、良くなる直前に、サジを投げている事が多い」

初対面の私が、余りにも情けない顔をしていたから、励まそうと思って言ってくれたのか、単なる昔話だったのか、解りません。
座右の銘というほど、スマートでも、かっこよくも無いが、私にはとても大事な言葉です。その言葉にどれほど大きな勇気を頂いたか・・・

以来、今でも何度も辛い事は続くが、その度に私は、「・・・こんなに辛いのだから、
良くなる直前に違いない。もうひとガンバリしよう!」と何時も自分に言い聞かせながら、あの時の盛岡の社長さんを思い出す。

仕事は頂けなかったが、仕事以上に大きな“励まし”を頂いたと、今でも感謝している。
こうして、人の一言一言が、聞く人を勇気付けたり、励ましたり、大きな影響力をもつことを体験すると、私も人生の先輩として、
自社の社員や、タムラ塾等で出会う若い人達へ何かの励ましや成長のキッカケになる言葉を与えられれば、と思う最近です・・・

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