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2003年12月 アーカイブ

2003年12月01日

第045号 「飲み放題 4000円」

最近タムラ塾を開催しだして、2次会を4000円で仕上げようと調べていると、日本中ホトンドの居酒屋で、「飲み放題コース」がある事を発見!
素晴らしい!!一定時間ナンボ飲んでも、同じ料金!!
何と素晴らしいシステムだろう。一般的に居酒屋の客単価は2500円前後と言われる。
ジョッキ2杯ビール飲んで、つまみを3品位が日頃のお小遣いで飲める限界と言う事か。
何と寂しい事か!ストレス発散で飲みに行ってもこれでは余計ストレスが溜まりそうだ。
そういう点、この飲み放題は素晴らしい・・・お金を気にしながら飲んだんでは面白くない・・・思イッキリ飲ンダルゾーーー
・・・私はスッカリ気に入ってしまった。

パチンコ人口が減少傾向と言われて久しい。
若い人が、携帯電話でお金が掛かってしまって、小遣いが無いからパチンコに来なくなったという説、不況だから仕方が無いと言う説、イロイロ聞く。

私は減っていくパチンコ人口の中に、パチンコで痛い目にあって去って行った人も多くいると思う。ここが一番勿体無い・・・彼らは本心からパチンコが好きなんです!

私はパチンコ設計を業としていながら、本当はパチンコをほとんどしない。しかし最初からしなかった訳ではない。
若い頃、心(フトコロ?)に深い深い傷?を負ってしまって、以来パチンコが出来なくなってしまったのです・・・病気?なんです!
・・・
学生の頃、半期分の授業料を、早々と使い込んでしまい、掲示板に毎週のように実名掲載され続け、とうとう最終通告までされ、オフクロを拝み倒して、その滞納授業料半期分を収めに行く、まさにその大事な日の朝、バス待ち中、フラッとパチンコ店に入ってしまった・・・
何と言うことか!夕方6時頃にはその滞納授業料を、全額使い込んでしまい、茫然
自失にパチンコ店を後にし、計1年分授業料使い込んだ、その年中、辛い・つらい・ツライ学生生活を送った悪夢の呪縛が、以来34年間未だに解けないからです。

しかし突然私は閃いた!!
そうだ「打ち放題」だ。一日中お金を気にせずパチンコを打ち続ければ、私の病?
は治りそうな気がする・・・

そういえばゴルフ練習場にも、打ち放題がある
最近はゲームセンターも時間制で、やり放題店が流行りだしたそうだ。

パチンコ店も 「打ち放題!」 ヤリマショーーー!!!
最初は休業日に月1回程度、半分ボランティアと思ってやって見ませんか?
よしインパクトがあるように 「負け放題デー」 と命名しよう。ナンボ負けても一定料金!!・・・今回ハ冴エテイル!
居酒屋やゲームセンターのように、時間制にし、1時間2千円から3千円位がベストだ。

あらかじめ時間を申請し、3時間なら9千円とか払い、ヤハリ球は、通常どおり1個4円で貸し出し、時間内はそれを使い果たしてもナンボでも赤字供給する。
勿論時間延長もOK、
時間が来て終了時、出球総数から、それまでの赤字供給した玉総数を引き算して清算。お客が勝った場合も、現金化はさせず、お土産のお菓子かオモチャ・雑貨類だけにする。

負けても誰も文句いわないと思う。短時間で沢山負けた人ほど、キットすがすがしい思いで「有難う。また来るよ!」と言って帰っていく気がする。
飲み放題で、2時間でジョッキ4杯にチュウハイ3杯位飲んで目が回ってくると、「モウカッター!」と思うのと同じように・・・?

心とフトコロに傷を負って去って行った人も、本心はパチンコ好きなはずです。まず
彼らの心の傷を癒しましょう。
更に時間を持て余している老人。
居酒屋を2500円で帰っていくサラリーマン。
限られた予算でデートしている健全なカップル。
次のターゲット機種を研究したい、マニア。
等このシステムを支持する人は多いと思います。

警察が心配だって?
日頃彼らの伝家の宝刀は、「射幸心」です
射幸心の逆を行くような、社会福祉にも近いこんな素晴らしいシステムを取り締まる
法は無いと信じます
そのためにも、この日に限っては換金を止めて、ボランティアとパチンコ人口の拡大に努めましょう。

経営的にも、時間3千円あれば、13時間営業として3万9千円。平均6割稼動で2万3400円/台。お菓子類の景品なら、粗利は20%位見込んでも十分利益もあるはずだが・・・

素人の馬鹿げた提案を、「ダメで元々だ。ヤッテミヨウ!」と立ち上がる人はいませんか?稼動率15%なんて店は、明日からでもやる価値があると思うが・・・

興味を持った方は、連絡ください・・・一緒に「負け放題店舗研究会」を作りましょう!!

2003年12月08日

第046号 「特定調停法」

最近とても辛い事が続いている。
お世話になった企業の倒産を、新聞で知った・・・パチンコの先行きに不安を感じ、焼肉店を展開中に、狂牛病!!
もう1つはヤハリ昔、設計を頂いた会社から電話が入り、「配置図と平面図を送って欲しい」と言うので尋ねると、「もうやっていけないので、お店を廃業する。借り手を探している」との返事・・・

栄枯盛衰は世の常と思っても、知っている人の、リタイアはツライ・・・何とか力になってやれなかったものかと、心が痛む・・・

前々回のメルマガでご紹介した、当社の監査して頂いている、ユニバーサル監査法人の玉置先生と、先日昼食中、「特定調停法」なる法の話を聞いた。
玉置先生は、近年企業再生に力を注いでおられ、民事再生法では日本で数少ない権威です。

足利銀行も破綻し、昨今のパチンコの経営環境を思うと、とても有意義な話だと思いましたので、今回取り上げます。詳しくは先生の本をお読み頂くのが、一番早いのですが、今回玉置先生の好意により、要約して頂きましたが、少し長文になるので、資料を添付します。興味のある方はそちらも、見てください。

タムラの要約・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

事業再生は、
経営不振→自力再生→私的整理→法的整理→清算
の順を追って、ダンダン辛い方に向かう。

ホトンドの企業は、自力再生の努力をして力尽きると、いきなり法的整理で、民事再生法か倒産の道をたどる・・・私もそれしかないと思っていた。
ところが、途中の「私的整理」が忘れられているのです・・・これが「特定調停」なんです。
・・・ようするに、ネゴ折衝です。

“私的整理は、メインバンクや親会社等の支援するする債権者による債権放棄、
金利の減免、支払期日のジャンプと言ったことによって、会社の再生を支援する手続きです。”

“特定調停法第1条
この法律は、支払不能に陥る恐れのある債務者等の経済的再生に資するため、
民事調停法の特例として特定調停の手続きを定める事により、このような債務者
が負っている金銭債務に係る利害関係の調整を促進する事を目的とする。“

“この特定調停法の最大の特徴は、調停手続き中に裁判所が民事手続きを無担保で停止する事にあります。”

“この法の元々の、主旨はサラ金などに苦しんでいる、多重債務者を救済する為のものです。それを個人のみならず、企業にも適用できる制度になっている。“

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・以上が要約の、要約です。

頑張ったが、力尽きて倒産・・・銀行に根こそぎ持っていかれ、ホトンド夜逃げ!
悔しいじゃないですか・・・

片一方で大企業が続々、債務免除で生き抜いていく・・・ヤハリ大企業はイイナ!
では無いんですネ・・・法を知っていたか否か、しかるべき専門家の知恵・力を借りたか否か、なんです。
債務免除は、大企業だけに許された特権ではなかったのです・・・法的根拠があったのです。

上場している大企業でもこの法により、大幅な債務免除を受けた例も沢山、先生の著書には書かれています。適用に企業の大きさは、無関係だそうです。

法の基本精神は、「弱者救済」と聞きます。
もし辛くなったら早めに専門家に相談し、再建計画を作り、金融機関と話合い、債権をカットして頂き、生き残って行きましょう!

余分な心配してスイマセン・・・企業買収の知恵にもお使い下さい!!


いつでも、玉置先生をご紹介します。
詳しく知りたい方は、是非先生の著書を買い求めて下さい・・・当社に連絡いただいても結構です。

「企業再生なるほどQ&A」 中央経済社 玉置栄一著 ¥2800
玉置先生HP http://www.universal-audit.com

2003年12月15日

第047号 「2000台時代到来」

セミナーで、「先生この大型化競争はどこまで続くと思いますか?」 「何台までぐらいが台数の上限ですか?」とよく聞かれる。

ダイナムさんが仕掛けた、台数戦争で各地の組合は自主規制撤廃に追い込まれ、以来まさに、堰を切ったように大型化は進行しだした。
自由競争は資本主義経済の基本。まだ当分この傾向は続くし、台数の上限は市場が決めると思っている。

(・・・しかし結果、増台した地元の思わぬ反撃に苦戦中のダイナムさんの姿を見る
と、人生、転生輪廻・因果応酬か・・・?)

前述の宿題の答えに何の根拠も無いが、当社の受注状況からは、はっきり1つの傾向が見えだした・・・ズバリ言おう。

地方都市で1000台・大都市で2000台競争時代に突入!!

人口の少ない10万人以下の地方都市でも、1000台早いもの競争状況になっている。従来の発想なら、1000台クラス1店舗も危ない、1000台2店舗は誰が考えても共倒れになるマーケットでの先陣争いである。

九州の福岡では当社設計物件がイヨイヨ今月末オープンする。
西日本最大台数の1800台である。十分な空スペースを持っているので、超2000台もすでに照準に入っている。
関東でも、当社設計の、超2000台店舗が、年明け早々発注!
1000台でも巨大店舗と思っている時期に、すでにマーケットの大きい大都市では、
2000台時代の足音が聞こえ出したのです!!

昨年関西方面の、ある躍進企業からは、2000台のツイン店舗、つまり4000台!
店舗構想のお話もありました。

スゴイ時代に入ってきました。手元に資料があります。今年末愛知県周辺でオープンする店舗のリストです。
21店舗!内台数のわかっている店舗は13店舗。
1500台・1200台・1000台・800台×8軒・700台・600台の計11,400台。
平均876台!
長く300台未満時代が続き、ダイナム旋風と共に500台時代が来たと思ったら、あっという間に800台を通り抜けて、1000台時代に突入しそうです。

煽っている訳でも何でもないが、戦いがダンダン最終局面に近づきつつある実感を持つ・・・

前述の1000台が2店舗は恐らく無理であろう地域でも、そのうち2店舗になる時代が来る。その時結論が出る気がする。

・・・・・・・・・・
バブルの絶頂期に、崩壊を予測していた学者がいたという。
「生物学的崩壊曲線」と言うそうですが、
増加数が一次関数、つまり直線的な増加率の時は問題ないが、ある時期に増加率がニ次関数、つまり放物曲線的になった時にその生物は崩壊するという学説らしい・・・

この学説に基づき、その学者は日本のバブル崩壊を予測し、警鐘を鳴らしていたという
・・・バブルの絶頂期に、土地も株も会員権も、値上がりが、倍値にいたるまでの時間が半分・その半分・又その半分と、ドンドン早まり、完全に放物曲線を描き出し、全てが崩壊した・・・

勿論それは総マーケットが上昇していく時に起きた事なので、戦いにより勝ち組みや、負け組みに分かれだし、市場の原理が適切に動いているパチンコ業界とは、無関係だとは信じているが、

それにしても最近のパチンコ台数の上昇率は、それを思わせるものがあり、チョッピリ心配しているのが本心です・・・

文中に述べた、福岡の1800台店舗 「P―ZONE」
・・・福岡の鳥栖・筑紫野有料道路の筑紫野インターの横です
九州中の経営者の注目を浴びている物件です。是非一度ご覧になってください・・・

竣工写真がとれ次第、HPで紹介します。

2003年12月22日

第048号 「業態改革」

前々回のメルマガで、冗談半分で「打ち放題・負け放題!研究会」を提案したら、好意的な返事、タムラ塾でも、多くの経営者に「取り組んでみましょうヨ・・・」との、励ましの声も頂いた!

「ウチも駅前の店は、もうヤッテイルダケデ、時間貸しでも、食っていけるなら、やってみたい。」
「キット行けるよ、先生スグヤロウヨ」
「コノママデハ、ダメだ。何かヤロウヨ」・・・色んな前向きの意見頂く!
・・・本心は意外であった。

世間では、26兆円産業とか、脱税や、大金強奪事件や、華やかな大型化競争に、
いかにもリッチな業種のイメージがあるが、皆さんの反応の影に、業界の置かれている厳しさを感じる。

先日、仙台のタムラ塾の参加者に、とてもユニークな発想の方に参加して頂けました。
皆様ご存知の「玉三郎」や「玉五郎」シリーズで東北・北海道に一大センセーションを巻き起こした、MRパチンコの三井さん・・・今は独立してMIDジャパンの社長さんです。
三井さんの言葉によると、
「近年大型化が騒がれているが、実態は300台未満の店舗が全体の60%強を占めている。」
「300台と1000台では、子供がボブサップと戦うようなものだ。300台が生き抜くには、業態を変えなければダメだ。」
と力説しておられ、300台未満店舗の再生を熱く論じられていた。

その構想については守秘義務上詳しくは言えないが、「社交の場」をテーマに業態改革したいと言う
・・・すでに各界の根回しも済んでいると言うから、期待していいと思う。
三井さんに、時間貸し制を話したら、「それはいいアイデアだ」と賛成頂いた。

こうして、このままではダメだという自然発生的な動きが業界に沸き起こりつつある事はとても心強い。


………………………
職業上いろんな業種の方に会える。
19号のメルマガにも書きましたが、居酒屋の設計をしたことは、随分勉強になりました。一口に居酒屋と言っても実に奥の深い業種です。

大きい店は都心に客席数1500、小さい店はカウンターだけの10席前後の店もあります。その間、実に様々な規模の店が、競い合いながらも共存しています。

単に色んな規模の店があるだけではなく、客層を女性に絞ったり、料理も創作メニューを開発したり、色んなサービスを考えたり、とても研究・進化の早い業種です。
更に最近は競争の激化から、エンターテイメント型と称する新業態も出てきました。

美味しい・不味いと言う時代から、面白い・楽しいと言う、新しい座標軸・付加価値の新業態です。

当社がお付合いしているセラビィーグループは、「美サ美」という現代和風・「ブンブ」というバリ島風・「監獄ロック」という刑務所風・「アラビアンナイト」というアラブ風・「邑遊」というジャパネスク風・「バドワイザーカーニバル」・・・実に多種多様のエンターテイメント型店舗を、経営しています。

・・・一般のサラリーマン・OLを相手にやっていく飲食店に客単価の限界はあります。
正直何処へ行っても、料理内容は50歩100歩です。
付加価値の多い分セラビイーの連戦連勝は当然の事です。

クドクド書いてきましたが、もうお分かりですネ・・・
そうです、パチンコ業も居酒屋業を見習い、業態改革していきましょう。居酒屋業の今日の繁栄は競争を勝ち抜いてきた、知恵の結晶です。

同じマーケットで戦うから、単に台数の大きい・小さいだけの戦いになってしまうのです。発想を変え、新業態にチャレンジしましょう。

手をこまねいて、敗戦を待つより、立ち上がりましょう。
お店の置かれているマーケットと他店舗の個性を分析し、客層を思い切って絞り込み、デザイン・サービス・景品等全てを、検討し新業態をさがしましょう。

大きな失礼を承知で申し上げます。
パチンコ業、苦しい苦しいと言いつつも、他業種に比べ経営努力が足りません。
大型店神話・機械神話・ボーハン恐怖?が強すぎるのか、特に小型店舗に無力感を感じます。

たまには気分転換に、郊外の新しい家電量販店・スーパー・居酒屋・飲食チェーン店等、他業種を勉強に行きましょう。
・・・みんな必死で頑張ってます!何かヒントがつかめる筈です。

嘆くより、勉強し、知恵を絞り、挑戦しましょう!

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