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2004年06月28日

第073号 「適正価格」

どんなビジネスも、売上は言うまでも無く、販売単価と販売個数の掛け算で決まる
パチンコで言うとサシズメ、台売上と機械台数という所か・・・

先日当社の経営コンサルの先生と夕食後スナックへ2次会に行った
暇な店(貸しきり状態!)なので、同情?からママさん交えて、“ドウシタラこの店がお客さんで、一杯になるか?”の議論を始めた。
・・・飲んでもカラオケよりこういった議論で盛り上がるところが、経営コンサル×設計士の2次会らしいか!?
本心はこの日本一の先生が、コンナとっさな議論にどんな回答をするのか、興味があったせいもある

先生はいろんな質問した後、“ビールの無料券を配り、営業時間外にお客さんへのサービス強化”を提案する。

タダ券貰った常連客は多分自分が使わずに、知り合いに配るだろうから、普段店に来ない新規客の来店動機を増やそうと言う事だと思う
・・・これは前述の理屈で言うと、販売数量を上げようという戦術にあたる
結局はビジネスは単価・数量の上げ下げのどちらかの戦術に集約される

私は“ダイの男”がワザワザ知らないスナックに昼まっから、タダのビール一杯飲みに来ないだろうと、反対意見。
私の提案は、戦術を無料ビール券に限定するなら、平常時間に使える券を、広範囲にポストインする案だったが、

ママさんは経営コンサルの先生の、“営業時間外無料ビールサービス券戦術”がいたく気に入ったようで、早速始めますと大張り切り!

マー何でもやらないよりは、やった方がイイだろうと、それ以上の議論はしなかったが・・・効果があるとイイが

議論しながら、15年程前に知り合った天才経営者との会話を思い出した

“タムラ君、自分の経営している店舗の商品をもしタダにしたら、行列がどの位出来ると思う?
・・・仮に100Mとしよう
あくる日は、商品の単価を半分にしよう。そうしたら行列は何メートルになるだろう?
・・・50Mになったとしよう
そのあくる日は、40%引きにしよう
・・・行列は10Mか?
そんな事を繰返しながら、店の行列がゼロメートル(店内は満席状況!)になる値引率・単価が決まるだろう
それがその店の適正価格だよ!“
と言った話しを思い出した

名言だと思う

本当の価格はお客さんが決めるのです!!!

飲食店なら味と単価と数量のバランス!
このバランスは常時店内がお客さんで一杯になる数量との接点です。
経営者はこの味ならこの単価で売れるはずと、単価を自分で決めます
・・・しかしそこには数量の概念がありません。本来は単価には絶えず数量予測がついて回るものなのです!

パチンコ店になぞらえると、その値引率が「出玉率・割数」だと思う
玉を赤字営業で出しっぱなしにすれば、お客さんは勿論来ます。
出玉率と来店客数・稼働率の果てしない戦い!
過剰な出玉率の増大を防ぐのが、サービスだったり従業員教育だったり店内の清掃や店舗の居心地だと思います

毎日戦い最前線の店長さん、そういった観点から店内を出玉率以外の項目にもモット・モット注意を払い少しでも過剰な出玉率を防ぎましょう!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

その天才経営者に、その頃タチユカナイ自分の商売(建築設計)に迷いがあり

“社長タダにしても、行列の出来ない業種は如何したらイイのですか?”と聞くと
“それは商売にならんから、止めた方がイイ”と答えた

・・・嗚呼、今にして思うとそれは正解だったカモ???

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