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2004年08月30日

第082号 「お金はどこに消えた?」

先日パチンコ業の若い経営者から、
“先生は、マルハンさんや、ダイナムさんの仕事はしないんですか?”
と、思いがけない質問を受け

“依頼が無い事が、一番の理由ですが、彼ら大手さんは私がやらなくても、何の不自由も無いでしょうし、むしろ最近はやらない方が良いんじゃないかと思ってます。
私は彼らに対抗しようと努力している企業さんで、私を必要と感じている方の仕事をやりたいと思ってます。それが自分には一番向いている気がしてます。”
と答えると

“先生は、お金儲けが下手ですネ・・・”と言われてしまった!

悔しいから
“最近お金って、本当は儲からない仕組みに成っている気がするので、お金を追う人生より、自分の価値観で人生を過すのが一番イイと思ってます!”
とツイ見栄を張っで答えてしまった・・・

最近真剣に、
「本当にお金は儲かるのか?」という、疑問を持ってます・・・
自分の人生を振り返っても、30才から経営者やって来て27年・・・もうすぐ30周年です
自分で言うのも変ですが、借金こそ残りましたが、お金はほとんど残りませんでした!

努力が足りなかったとは思ってません。
一生懸命に頑張って決算時に、会計事務所の先生に
“頑張りましたね!今期の利益は***万円です”
と言われても、そのお金を一度も見た事がありません・・・本当にお金は何処に消えたのでしょう??

社会の仕組みとして、本当はお金は残らない様に成っているのではないかと、少々ヒガンでます?

達観して最近は、“お金は幻影である”と思ってます

長年パチンコ屋さんの仕事を沢山やってきた訳ですが、お金持ちの代名詞のように思われているパチンコ屋さんも、使い切れないほどのお金があるようには見えません・・・
スゴイ経常利益を上げながらも、キャッシュフローはギリギリの会社も多く見てきました

外見的に成長マッシグラの企業でも、建築事業費や開業資金の捻出に四苦八苦している姿も多く見ているうちに、
マスマス“本当はお金って残らない仕組みに成っている”と確信しだしました。

利益の約半分強、所得税・市県民税を払い、おまけに来期の予定納税、20万円以上の買い物は、その期には全部が経費にならず、減価償却と称する制度で、何年も掛かって経費として認められる・・・お金が残る事が不思議な気がする

つまり成長企業ほど先行投資でお金を使いますから、キャッシュフローと帳面が合わなくなって来る

“ハツカネズミが、円形の籠の中で永遠に食べられない餌を追って走りつづける姿”が、自分を含めて経営者の実像に思えてならない!

お金を本当に残すには、労働での所得には限界があり
土地・株の値上がりで一攫千金を狙うか
株式上場して人の金を自分の金と思い込むか
綱渡りの節税をするか
脱税するか

いずれにしても企業に成長を追う限りはお金は残らない!
成長を止めるとお金は一時的に残るが、企業として下降線をたどり、イズレハ消滅する!!

そんな中でドウ生きよう?
走り続けるうちは何とか生きられるから、ヤッパリ、ハツカネズミのように死ぬまで
走りつづけるしか方法は無さそうだ・・・

その走り続けるしかない行為の中に、自分の生き方の価値観を見いだすしか、人生は無さそうだ・・・

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