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2005年05月 アーカイブ

2005年05月09日

第115号 「右向け左」

JR福知山線の事故は歴史的な大惨事になりましたね
連休中家でゴロゴロしながら、どのチャンネルも事故の報道一色でしたので、随分勉強させて頂きました
JR西日本側は、早々に“置石説”を発表し、政治家・専門家・識者はJR側の早すぎる発表を非難し、多くは“スピードの出し過ぎ説”を語る
(・・・早すぎるのは、JR側も専門家も同じだと思うが・・・)

決して事故を起したJR側の片を持つ訳ではありませんが、
この時期にマスコミを含め、日本中が“スピード説一色”でいいのでしょうか
今はアラユル可能性を考える時期ではないのでしょうか?

私は、可能性の1つに“車両故障説”を上げたい
理由は、
1 伊丹駅での60Mものオーバーラン・・・ブレーキの故障か、スピードの出すぎの兆候があったとは考えられないか?
新幹線に乗って何時も思うのは、停車位置の正確さである、60Mオーバーは異常 な長さだと思う

2 同乗していた車掌の話しでは、事故現場の1KM手前の直線部分から、異常な振動が始まり“脱線しそう”と会社へ連絡していた

この2点からの勝手な想像だが、車両のスピードをコントロール出来ない状況の中、運転手は必死にブレーキを掛けたが、スピードが落ちず、非常ブレーキを掛けて脱線・横転に至ったとは考えられないか?
さもなくば、直線部分から始まっていた事故の兆候を単なるスピード説ではどう解明できよう?
正常な神経の持主で、例え経験は少なくて日常的に運転を繰り返す“プロ”が安易に経験の無いほどのスピードで突進するとは私には考えられない

万万が一、車両故障が原因であったのなら、ブレーキレバーを持ったまま、何の反論も出来ずこの世を去った、若い運転手とその家族が余りにも可愛そうだ・・・

・・・・・・・・・・・・
昔、
尊敬する経営者から“多くの人が右を向いている時は、左を見よ”と教わりました

私はバブル崩壊を体験しましたが、
多くの優秀な人材を揃えた金融機関・証券会社・大企業もほとんど、バブルにはまりました
日本中を取り込んだあの熱狂的状況の結末に、ヨモヤこんな大不況・大苦境に巻き込まれようとは想像だにしなかったと思います

その時の教訓からも、経営者は世間の主流とは絶えず反対方向を見続ける“視点”が必要と思います
・・・・・・・・<右向け左>です

2005年05月16日

第116号 「経営と宗教」

会社を大きくしたかったら、
“道端に落ちている石ころでもいいから、(石ころに適当なイワレをつけ)会社の神棚 (を作り)に飾り毎朝社員と一緒に拝め”と説く本を読んだことがあります

全社員が心を1つにして、同じ方向に力を向ける事の大事さを、解り易く語った文と思います
社是・社訓・経営理念と言った明文化した経営方針も、社員の心のベクトルを1つに向ける事に主な目的があります

JR西日本の福知山線の悲惨な歴史的大事故
連日TVで報道され、事故の大きな原因がJR西日本の企業体質に問題があることが浮かび上がってきました

JR西日本の垣内社長の繰返された“お詫び姿”は見ていて気の毒な気がしますが、
同じ社長業をしている見地からは、私は敬意を表したいと思います

しかし、本当に改革できるでしょうか?
・・・直感的には無理な気がします

“反省”はするでしょう
会社の機構・システムも変え、過密ダイヤも見直し、対策防止機器も設置するでしょう
でもそれは“対処療法”に過ぎず、また将来忘れた頃に事故が起きる気がします

何故そう思えるのでしょう・・・
・・・・・・・・・・・・ソフト・心です
3万人の社員の心を一つにする“理念・宗教”が無いからです

反省は長く続きません、反省は理念に昇華出来ません
反省は過去向き、理念は未来向きです

3万人の全社員が目を輝かし明日への推進力となる“理念”が必要です


話が変りますが、トヨタが車産業で実質世界一になりました
トヨタが最初の乗用車を作ってからまだ40年強です
その頃からトヨタは“グローバル10”世界シェアの10%を目指し、全社一丸となって努力をし続け、とうとうアメリカのビッグ3のクライスラー・フォードそしてガリバー企業GMを追い越し世界一に上りつめました

どうしてトヨタは世界一になれたのでしょう?

宗教です!
トヨタには全社員の心を1つにする宗教が在ったのです
・・・ソンナ馬鹿なって???

馬鹿を承知で言います
“カイゼン”です
これ以上はないシンプルな、経営理念・不変の真理です

企業存続にとって最も大事な“改革・革新”が、日々全社員が一丸となってボトムアップで「改善」し続ける理想の姿があります
“カイゼン”をテーマに全社員が40年も目を輝かし続けているのです

世界中何処でも通用し、これにより何処の企業も幸せになれる不変の真理は、もはや“宗教”と言っていいと思います

JR西日本も、トヨタに学び、こうした全社員のボトムアップで、日々改善提案し続け、社員が目を輝かせる理念作り・企業作りが最も大事な気がしますが・・・

2005年05月23日

第117号 「5本指靴下」

私のコダワリの愛用品に“5本指靴下”があります。

5-6年前に新潟のパチンコ企業の社長が愛用しているのを見て、何度見てもその滑稽さに笑いが込み上げましたが、その社長のお勧めで、使ってみたら真に調子がいいのです

私、25年間程“水虫”に悩んで来ました
昔、(水虫の治療もしている皮膚科の)開業医の自宅の設計を依頼され、何度もお邪魔している内にうつったようです
・・・後日、息子さんにお父さんの重度の水虫を聞かされて解ったのですが・・・

水虫の完治はナカナカ難しい事です
いろんな薬を使いましたが、治ったようでも、翌シーズンにはぶり返し完治は出来ませんでした。
体験した治療で最も激しかったのは、中国製の水溶性の薬で、薬を洗面器の中に注ぎ水で薄めその中に指を浸すと、
数日後に液に浸した部分の皮が全て、“剥がれる”と言う、書くと恐ろしい気がする
治療までしました・・・菌のついた皮膚を全てはがす荒治療です

そこまでしても完治しなかった水虫が治ったのです!
5本指靴下は、手袋のように、靴下が足の指1本1本に分かれているのですから、指の間に湿気が溜まらず、水虫菌の好む“湿潤状態”にならないからです
各指の先端部分も、キチンと円形に処理されており、技術的には高度のものを感じます恐らく、先端を丸く編み込む“軍手”の技術が応用されている気がします

しかも最近は綿製品も出て来ましやが、当事はシルク製が主で、シルクには殺菌作用も在るそうで、脱湿と殺菌の相乗効果だったと思います

なかなか売っている店が少なく入手先は安定しませんが、恐らく日本だけの商品でしょう
もし外国にも水虫患者がいるのなら、世界的ヒット商品になる気がしますが・・・

ただ欠点は、和室の宴席や自宅にお邪魔して靴を脱ぐ時です、先方のケゲンな眼差しと次にやって来る笑いに耐える忍耐力が必要な事です!
やや立派な席では、少し失礼かなと悩みます

最近ヤンキースの松井選手が愛用しているとの情報で、愛用者が増えたそうで、
“肩身の狭さ”は少し減りました

しかし何故、人々は5本指靴下をみて笑うのでしょう?
見た事がない物を見た“感動”でしょうか・・・


しかしこの5本指靴下がいつから在るのか知りませんが、この靴下を考案した方に会って見たい気がします

この靴下を考案した理由を聞きたいからです
常識的ではない物を作った方の発想を聞きたいからですが・・・
意外に考案者も、
“自分の水虫治療用に開発した”なんて単純な理由かもしれませんが・・・

ドッチにしても、これから梅雨に入り、水虫患者にはお勧めの逸品です!

・・・・・・・・・・(スイマセン実につまらない話で・・・)

2005年05月30日

第118号 「社長度は何%?」

日頃、中小企業の社長ほど忙しい職業はないと思ってます
ところで日々懸命に身を粉にして働き続ける社長業・・・社長業とは本来どんな仕事をするべきでしょうか?
私、30才で独立し以来28年、未だに社長は日々なにをするべき職業なのか、自問自答しています

ズーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーット25年位
会社で最もよく働くべき人間は社長で、明るい明日は勤労(別名長時間労働?)から生まれると信じ、毎日毎日、営業・設計・現場監理・お付合いゴルフ・夜の接待交際そして銀行通い・資金繰り・しきんぐり・シキングリ・SIKINGURI・・・を繰返してきました
当然ですネ、零細企業の社長業と設計業兼任ですから・・・

しかしある時、経済誌で衝撃的な記事を読みました
社長への時間配分のアンケートの記事です

自分の使っている時間を、現在・1年後・2年後・3年後・将来・・・と分類していくのです

その中に、記憶は定かではありませんが、大企業の社長の統計も載っていましたが、
大企業ほど現業の比率が低下し、数年後・将来に使う時間が長いのです
現業の時間が20-30%と記憶しています

当然私は当事、自信満万の現業100%!
“将来の為に時間を使う”・・・私には信じられない事でした!
日々が死にそうなくらい忙しいのに、将来ってなんだ?

日々頑張れば、明るい将来は必ずやって来るのでは無いのか?
働き者は必ず報われるのではないのか?
昔から、因果応酬・成功報酬(意味ガ違ウカ??)と言うではないか?!

・・・・・・・・・・・・・

しかしよく考えれば当然ですネ
社長しか使えない時間は、“会社の将来”ですネ
以来私は、将来の為に使う時間を多くして行こうと思い立ちました

現業から開放されない事には、“将来業”はやれない
現業を減らすために

・社員を育てる
・組織を作る
・資金繰りに銀行通い・集金行脚しなくていいように、適正利益の確保と内部留保を持つ
・将来の事業計画を作る
・将来の夢を描く
等イロイロ対策を講じて来ましたが、効果のほどは不明です・・・余計忙しくなって来て現業が増えた気もします・・・

“社長度”とは将来に対する時間配分度と仮定してみましょう
現実にはありえませんが、
時間の全てを将来に使っている人の社長度を100%とし、全く使ってない人の社長度を0%とするなら、貴方の社長度は何%ですか?

タムラは?って
そうですネ
来年の求人に、年1ヶ月
将来の経営計画に、年0.5ヶ月・・・どうひいき目に見てもこれ位が精一杯
最近タムラ塾・タムラスクールで将来時間(・・・現在成果が無いだけ?)を使っているから、
これを将来時間に組み込んで、年1.5ヶ月プラス

従って来年分以降を全てを、将来に組み込んでも、3ヶ月/12ヶ月=25%
しかし求人も本来は社長のするべき業務かと言うと疑問ですからそれも差引くと16%!
ひいきめに見てもヤッパリ現業率80%前後!・・・社長業失格か?

貴方の社長度は何%ですか?

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