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2005年09月 アーカイブ

2005年09月05日

第131号 「私は一級小型船舶航海士」

皆さん、どんな夢をお持ちですか・・・?
私の夢は、ヨットでの世界一周(・・・をする義理が生まれた)です

私の住んでいる愛知県常滑市は、ナガーイ海岸線に沿って集落が形成され、
私の家も海に面していると言った方が良いくらい海に近い農業と魚魚と窯業(常滑焼きとINAX)位しか飯の食いブチが無い、超田舎町です(最近、中部国際空港が出来少し脚光を浴びてますが・・・)

郷土自慢は、、哲学者の谷川徹三・ソニーの盛田・経団連会長も勤めた東京電力の平岩外四・トヨタの大番頭の石田退三・歌手のザピーナッツ・女優の中野良子ら多くの偉人を輩出し、更に、神武天皇が海水浴をした?(と古事記に記されている)世界最古の海水浴場を有する歴史ある町です

そんな海とゆかりの深い町ですから、幼なじみ・知り合いに、プロ・サンデー漁師も多く、船が好きになるのは当然の成り行きです

35才の頃、24フィートの小型ボートを兄弟で購入(村では普通の行為)し、嬉しくって、毎週のように釣に行ってました

38才の頃、現場で知り合った土木屋のオヤジから、
“先生、船が好きだって?イイ船有るから見ない?”・・・驚いた!44フィートの名港管理組合の払下げ船・“巡視艇”です
・・・大型バスよりデカク、個人所有の域を完全に越えています!

キャビンもWCもある、立派な船!・・・ボートじゃない
・・・コノ大きさはかっこイイ・・・得意の衝動買い!・・・しかし後悔の付きまとわない衝動買いはない!

私の持っていた4級で操船できるのは、40フィートまで!
・・・造船会社に“4フィート切ってくれ”と頼んだが、そう言う問題ではなく、仕方なく1級を取りに行くことに・・・

毎週土日の講習を一人で行くのはサミシイ・・・(現、東京所長の)服部君を誘う
・・・彼は元ヨット部の“海の若大将”・・・確か受講料を20万円ほど前払いし、数ヶ月の努力の甲斐アリ、2人とも無事合格!

はえある“一級航海士”です・・・外洋に出れるのです!船で海外に行けるのです!
“巡視艇”に社員乗せて、知多半島先端の日間賀島へ、毎年のように一泊クルージングに行ってました・・・イイ思い出です

服部君はおそらく日本で初めて、一級設計士になる前に一級航海士になった歴史的人物です
・・・お父さんにメチャ叱られたのは当然でしょう(・・・タムラ責任!)

私は、彼と“親不孝の償い“に、世界一周を誓い合いました
ウ-ンとお金儲けしたら、先ずロス(船が安い)へ行き、エンジンつきヨットを購入し、世界一周へGO!・・・運転手ハ君ダ、オ客ハ僕ダ(違ッテタッケ?)

この冒険に参加希望のパチンコ屋のオヤジを、世界の各地(時間・体力上、一定区間しか無理なので、各自希望を持っているよう)で拾いながらの、超ユックリ旅
・・・おそらく度々日本に空路帰って来るでしょう

そして無事に“生きて”帰って来れたら、ヨットは服部君にお礼に差し上げる予定です

参加希望者の中には“ワシの生きとる内に早く連れて行け!”と語る“冥土の土産派”もいるようで、急ぐ必要が有ります

夢の達成の為に
・・・私は、お金儲けと長生きをしなければならないようです・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1 どなたか外洋航海の経験者いましたら、アドバイスをお待ちしています
2 持参金つき?参加者大歓迎!

2005年09月12日

第132号 「右脳・左脳・脳梗塞」

最近、経営コンサルの先生が、社員教育時に“右脳”について語られたので、私の経験を少し書いて見ます

HPを開くと

右脳が、イメージ・創造性・ひらめき・無意識的・リラックス・・・高速で大量に処理左脳が、言語・表現力・意識的・ストレス・・・ゆっくり少量ずつ処理
等イロイロ書いてあります

コンサルの先生は、私を“右脳の使い方が上手い”と持ち上げてくれたそうです
が、もしそれが事実なら、
何時も他と異なる作品を創り続ける建築設計業の宿命と、
時代の変化と競争について行かざるを得ない経営者の宿命、の2つの環境が作り上げた複合型進化かと思います(・・・スイマセン少し自慢話みたいで・・・)

よく本に“あなたは左脳派?右脳派?”なんて、あたかも生まれつきのように書かれてますが、全て環境が作り出すもので、人間の能力は無限だとお思います

7-8年前、尊敬する友人が若くして脳梗塞に倒れ、彼は言葉をなくし、半身不自由になりました

努力家の彼は、懸命なリハビリを続け、半年後には社会復帰し、数年後には(足に多少のマヒは残れ)見事に回復し、発病前より健康体になりました

私は彼の努力・リハビリに感動しました

発病直後、X線で調べると、言語を受持つ左脳側の血管が詰まり、左脳側に血管の陰は有りません
リハビリ中、X線で調べると、右脳側から“新しい血管”が生まれ、失った左脳の機能を補うべく成長し出していると言う

脳の命令で動いていた手足が、リハビリし出すと、手足からの信号で、脳が復旧し出す・・・感動しませんか!
リハビリとは、体を鍛える事ではなく、むしろ脳を成長させる事だったのですネ

私は友人のこの話しに“身の毛がよだつほど”感動しました

人間の体の神秘性と無限な能力と、“奇跡は努力によって起こる”事を知ったからです

以来(持って生まれた)自己の能力に悲観せず
自分の弱い部分を素直に反省し、努力すれば必ず能力は進化・開花すると信じました
(・・・チョット遅いか??)

“奇跡は起きるのではなく、起こすもの”と信じましょう!!

2005年09月20日

第133号 「自走式店舗革命」

最近とてもイイ情報が来ました

自走式店舗の“個別認定”についてです
・・・店舗が1階で2階以上の階に立体式駐車場を載せるケースでも大幅なコストダウンが可能になったのです!

よく見かける鉄骨剥き出しでシルバー色にさび止め加工した駐車場は、一般的に認定品の簡易式駐車場と言って、消防庁立会いで実物の燃焼実験を行い、建築基準法では必要であった、鉄骨の耐火被服・防火区画・泡消火器等の設備が簡略化されています

もう1点大きな事は積載過重といって、1平方メートあたり、何キロの重量に耐えられるようにするかと言う構造計算の出発点が、300KGから200KGに低減され、
従来方式に対して鉄骨コストが随分下がっています
但し2トン車以上のトラックの使用は禁止されます(・・・2トントラックでパチンコに来る人はいませんでしょうが・・・!)

1層2段式から始まり最近は5層6段式まで、認定品としての規模も拡大し、パチンコ店の駐車場コストを随分下げてきました

今回、この大きな特典を持った認定式駐車場が、1階が店舗のケースまで適用される事になったのです・・・規制緩和の流れです

数年前からその情報は飛び交っていたのですが、“個別認定”と言ってケースバイケースの認定になり、
認定を取る駐車場メーカー・ゼネコン・設計事務所の棲み分けがハッキリせず、半ばメーカー主導型の情報で、単価・工期に不透明な部分が多く、“ベールの中状体“でしたが、今回そのベールが剥がれたのです

何の難しさも有りません!
普通に設計事務所が(積載過重を200KGで)設計し、確認申請提出前にメーカーが個別認定申請を上げ、約3ヶ月で認可を下ろす

確認申請は民間の“指定確認検査機関”(通称ERI )にあらかじめ、チェックをして貰い、大臣認定が降り次第、確認申請も下ろして頂き着工
・・・従って、従来より2ヶ月半位、余分に工期を見ればOKです

従来方式ですと、当社のシュミレーションでは350台の駐車場付き店舗でも、大よそ1.5億円位のコストダウンになります

駐車場部分が坪25万円から、17-8万円に下がるからです
一般の認定品駐車場は、大よそ13-4万円/坪ですが、店舗上部に積んだ場合いは、店舗上部の階の防水の必要性・デザイン上1部外壁が必要な事と、規格品より若干照明を明るくしたい事が、4-5万円アップの要素です

従来は、店舗の横に認定の簡易式駐車場を併設するのがモットも安価なスタイルだったのですが、“上へ積んでも”イクラも違わない単価で建築可能になります

従って、併設するほどの面積が無かった敷地でもコストを抑えての自走式店舗が可能になったのです

まさしく
“自走式店舗の革命です”

・・・・・・・・・・・・・・・・・
“本業回帰”!!
今後メルマガ・HPを、(我々の本業の)
“設計を中心の情報提供”に進化させて行きます
乞うご期待!!

2005年09月26日

第134号 「名古屋万博とトンネル窯」

名古屋万博が、昨日終わりました
会期中、名古屋は何処も大混雑で、名古屋に住んでいる人にとっては、本心はヤレヤレの思いでしょう

私も、閉会間直の先々週、重い腰を上げヤット行ってきました
しかし、すごい人出に圧倒されて、何処のパビリオンも見ずに(見られず)帰ってきました

“空席ありますヨー”なんて呼び声につられ、4000円払って入ったら立見席も満席で、映画を1本も見られずに出てきたシネコンみたいで・・・
“ドロボー!金返セー!”と言いたい気分ですが、これも“自己責任”でしょうか?

・・・・・・・・・・・・・・・・
急に話しが変わりますが、私が住んでいる常滑市は、古くからの焼き物の町(日本4古窯の1つ)で、小さい頃から焼き物には縁の深い生活でした
中学の頃、“窯屋さん”にアルバイトに行きました

粘土で作った製品を焼く前・焼いてから、1回1回出し入れするのです
“窯だし”は最悪で、人間がこんな高温に耐えられるのかの信じられない位の高温(汗も出ないほどの高温!・・・窯の中にはまだオレンジの光が残っていました)
・・・窯屋さんは、家族総動員で、日本の古き良き家内工業時代です

焼き物の製造方法は 古くは“登り窯”・・・製品の出し入れ口は、山の斜面の途中
に幾つも作り、全体を斜面に添って煙突状にし、下から焚いた“まき”の燃焼効率を上げる古来の方法です
常滑市には、鎌倉時代の遺跡も多く発見されています

そして、私がバイトに行っていた“単窯”・・・石炭時代の生産方式です
常滑市の町が黒いのは、石炭の黒いススの後遺症です
最盛期には、300本余りの赤レンガの煙突が立ち並び、一斉に黒い煙を吐く姿は勇ましく圧巻でした
・・・煙はなんともいえない“甘酸っぱい臭い”で私の“好物?”でした

そして時代が変わり熱源は“重油”に代わり、“トンネル窯”と言う画期的な生産方式が生まれました・・・高度成長にのった大量生産・大量販売時代の到来です

材料を“トロッコ”に積み、高温の長―いトンネル内を移動させながら、生産ラインで“焼き続ける方式”です
全体が“機械”ですから、温度差による焼きムラの“自然の味わい”は無くなり、焼き物は表情の無い工業製品化し、焼き物業は家内工業から“企業・産業”に生まれ変わりました

長々と、焼き物の生産方式を説明してきましたが・・・・・・

肝心の、万博!
毎日20万人も入れて、何をさせよう・見させよう・体験させようとしたのでしょうか?
・・・最初から20万人の人出は予想出来たのにその“無策”はどうしてでしょう?
私は大阪万博も行きましたが・・・システムは何も変ってません

本質は“場内に入れるが商売”の、お役所仕事だと思います!
・・・どうさばくかの管理的発想が先にアリキで、満足感を売る“客商売”では有りません

足の不自由な方・老人が疲れる体に鞭打って、一生懸命見に来ている姿を見ているうち、“トンネル窯”を、思い出したのです

私の構想は、人が歩く速度以下で、大きな動く歩道(もしくは乗車口を歩道面と高さを合わせたオープン電車)を作り、パビリオンを“回遊”させるのです(・・・イス席もつくり、勿論、老人・子供・身障者優先)

何処で降りようと・何処で乗ろうと自由にして、勿論安全には十分な配慮をしながら、1周2-3時間の“さわり”コースを作るのです
・・・イイ案と思いますが・・・
これなら、一日に20万人は楽にこなせるのになーと、思いながらの万博体験でした
・・・・・・・・・・・・・・・スイマセン、話しに何の“オチ”も無く・・・

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