第140号 「優しい金持ち・厳しい金持ち」
|
数年前、税務署の調査を受けました(・・・モチロン脱税ではなく、定期調査です!) 当然何事も無く調査が済み、 雑談中、担当者が面白い話しをされました “お金儲けた人は、苦労した人が多い しかし、苦労して(他人に)優しくなる人と、 厳しくなる人に分かれる“ と・・・ 多くの調査を通じて、欲望の裏側を多く見てきた人らしい含蓄のある言葉です その差は何処から来るのだろうかと時々考える・・・ お金儲け(経営者)に2種類ある気がする 1つは、ハングリー型 ・・・、お金が無かった頃の、世の中の厳しさ・苦しさを味わった事が働く原点で “お金儲けの為なら何でも(・・・脱税も不正ロムも・・・?)するぞー”と、そのハングリー体験・反骨精神がお金への執着心を燃やすタイプ 従ってお金は自分(だけ)の努力の成果と思いがち・・・ ・・・戦後の厳しい時代を生き抜いた“一世経営者”にこのタイプが多いが、時代背景を考えると、やもうえない気もします 2つめは、ドリーム型 事業は夢の実現であり、お金は大事だが、お金だけがストレートな目標ではなく、夢の実現・事業繁栄の結果、“お金は、ついて来る物”と思うタイプ 従って、事業の為には、先ず人・組織を大事にし、事業繁栄・お金儲けは自分だけの力ではなく、社員や出入り業者の努力の結果であると考え、“成果”を大事にする 働く原点が “食うや、食わず”の過去の苦労ではなく、 夢の実現・達成感へのチャレンジと、 “資金繰りの苦労体験“から来る、安定経営・充実した内部留保獲得がメインで、当然、最近のITも含んで若い経営者の多くはこのタイプが多い ココまで書いて来ると ははーん!・・・ハングリー型が他人に厳しいタイプで、 ドリーム型が人に優しいタイプか? とタムラは言いたかったのか?とお思いでしょう ・・・そう書ければ、事は簡単なんですが・・・体験上は、逆が多い気がします 苦労が顔を作ったのか? ・・・一見コワオモテの海千山千の、年配経営者は、直ぐ値切るし、トッツキは悪いが、(しばらく付き合うと)意外に内面は優しい人が多い 反して、意外にも“ドリーム型”に、 トッツキは良いが、実際は(ドライ)で、実務上はかえって厳しい人が多い 今風に言うと“アナログとデジタル”でしょうか? ・・・デジタルはデーターで“情”が、入り込めない気がします こうした“古き良き(アナログ)経営者”が時代と代替わりで、最近急減しているのが残念です “若い(デジタル)経営者は、こうした一世経営者の懐の深い優しさを学んで欲しい“と最近思います そして 情を持ち合わせた “優しい金持ち”になり、 世の為・人の為に、そのお金を使って下さい (・・・優しくても、金持ちに成れないタムラからの、お願いです・・・?) |