第161号 「良い建築を、より安価に!」
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日本の建築コストは、世界一高価と聞きます 理由はいろいろ有るでしょう 物価自体が高い事、建築コストの大きな割合を占める人件費が高い事、安価な外国人労働力を持たない事等、要因はイロイロありますが・・・ 建築資材が高い事も大きな要因です 何故日本の建築資材は高いのでしょう? 答えから言います“流通”です! メーカーから、1次問屋・2次問屋・小売店等、末端に到達するまで、いくつもの“ペーパーマージン”のハードルを越える必要が有るからです それは、建築業界は元来“倒産し易い仕組み”を持った業種である為、売上げ回収のリスクヘッジ上、日本の商習慣が生み出した、生き残りの知恵です メーカーにしてみると、何百・何千もの納入先の経営状況を管理する事は不可能であるため、経営内容に優れた第1次の納入先を少数に絞り、また1次の納入業者も同じように、第2次の納入先を少数に絞り込む・・・と言う風に何重にもリスク回避システムを構築して来た訳です 端的に言うと、“流通の本質はリスクヘッジ”かもしれません しかし、そのリスクヘッジが単価に乗って来る為、そのツケを払うのは消費者である建築主です ハードルを越える度に、5-10%の“ツケ”を繰り返せば、末端単価はかなりなものになるのは当然です 今まで、建設業界に携わる者として、 クライアントに“良質で安価な建物”を提供しようと、色んな方法を試みましたが、我々設計事務所に出来る業務に限界があります 建設業に参入しても、流通の問題は解決出来ません そこで我々は、クライアントに“より安価で、良質な建築”を提供する為に、“建材ビジネス”に参入する決心をしました 国内の建材では上記のような、流通の仕組みの中で、安価に提供する事は不可能だからです 結論は “海外建材”に参入します・・・日本のようなリスクヘッジの流通の仕組みはありませんから、建築主・建築会社に、ストレートに安価な建材を提供できます 今のところ、床タイル(中国製)、アルミサッシュ(韓国製)等から始めて行きます 建築コストの大きな部分を占める“鉄骨”も検討中です タイルの関しては、今床タイルの主流である“中国製セラミックタイル”を日本に最初に輸入したのは当社です もう6-7年前、香港在住の知人と、上海の建築展で見かけ、日本で使いたいと申し込んだら、代理店になって欲しいとの要請を受け、契約を結び、当社の設計物件で使用し出した事が始まりでした そんな訳で、実績も経験もあります この度、子会社を作り、“本業として”取り組んで行きます どうかよろしくご支援をお願い致します このメールが届く17日の月曜日には、中国の“広州交易会”にいるはずです “より安価でより良質な建材”を日本に持って帰りたいと思っています |