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2006年09月 アーカイブ

2006年09月04日

第180号 「虚と実」

数年前に、会社から徒歩3分!位の近くに、市営スポーツセンターが完成し、私はもっぱらプールを(減量用に)利用しています
・・・普段は歩行だけなのですが、その日は調子が良かったので、遊泳コースで泳ぎ出しました

ふと隣コースを見ると、“美女”が、クロールで優雅に泳いでいる・・・並んでしまいました・・・
つい“女に負ける訳には行かない!”と、闘争本能が湧き上がり、“平泳ぎで”(勝手に)張り合い・・・辛うじて勝ちましたが・・・

(自分の筋力の衰えを理解しなかった)勝利?の代償は大きく、歩行もママならないほど膝を痛めました
(オマケニ“美女”は、“超老女”だった・・・ガックリ!)

病院では所詮は、痛み止め位の“対処療法”しか出来ないので、東洋医学の助けを借りてみました

最初は、“接骨医院”に通っていたのですが、近くに“針灸医院”もあったので、興味半分で行って見ました
“針”は始めての経験です

針治療は“ツボ”に針を刺すだけだと思っていたら、針の上部を配線で結び、通電するのです・・・ビ・リ・ビ・リと電気の波形が実感出来る気がするほどのビリビリ感でした

その針灸医が、言った言葉が記憶に残ります
通い出し、体重92キロを越えヤヤ?肥満ではあるが、バリバリの健康状態・自信満々の頃・・・
「タムラさん“実”の状態ですネ・・・気をつけて下さい」
・・・“実”が何たるかは詳しく教えて頂けません

(栄養不十分での)減量・スポーツ(プールでの歩行)がかなり進み、体重が86キロに下がり、自分としてはパワー不足の頃、針灸医は
「タムラさん実と“虚”がバランス取れて来ましたネ・・・良いですネ」
・・・“虚”が何たるかは、詳しく教えて頂けません

栄養状態も完璧で、テンションも最高の“超健康状態”をこの針灸医は、“実”と語り、危険状態と考えているようです

栄養状態は不十分で、体力が下がった状態を、彼は“虚”と称し、虚がフル状態も危険状態と考えているようです

つまりこの東洋医の語る理想の健康状態とは
“実と虚の混在状態”の様です
・・・健康と非健康?の混在
・・・強さと弱さの混在
・・・剛と柔の混在
等、かもしれません

“実と虚の混在”
・・・極めて曖昧ですが、ある種の“東洋的真理”を感じます

仕事の“効率”を求めて近年、システム化に挑戦して来ましたが、システムを強固にしようと思うほど(ルールに振り回され)“非効率”になって行く実感を持ちます

本当に強い効率・組織は、健康と同じ様に、適度な“虚”を含んだシステムかなと思う最近です

虚は
空き・余裕かもしれません

経営者の皆さん
スケジュール手帳も、フル“実”状態にせず
適切な“虚”(余裕)も作りましょう
・・・余裕(虚)を作る事が本当のスケジュール管理かもしれません!

2006年09月11日

第181号 「敵ハ外ニ、利ハ内ニ」 

パチンコ業界も最近“経営(営業)コンサル”の活躍が目立って来ましたドウシテでしょう?

怒りを買う事を承知で申し上げます
・・・パチンコ店経営者の“無能ブリ”が明らかになって来たのです
・・・本当は経営手腕が無かったのではないでしょうか?

競争激化・経営環境の悪化の中、
業界の上り調子の中では“見えなかったモノ”が見え出したのです
・・・潜在していた物が顕在化したのです

そもそもパチンコ店経営の経営手腕って、なんだったんでしょうか?
・良い立地を探す
・ヒット機種を早く購入する
・新台入れ替えを繰り返す(玉を出す)
・イベントを繰り返す(玉を出す)
・店員さんにマナー教育をする
・・・他に何が有りましたか?

この位で過去十分に流行って来たのですね
恵まれた業界にアグラをかいて来たのです・・・本当の辛さが無かったのですね
従って上記手法を繰り返しても業績が上向かず経営不振になると、打つ手が無いのです
(勿論、ガンジガラメの行政指導で、自由に手が打てないことは理解しています)

そこでコンサルの登場になるのです
・・・“溺れる者、藁をもすがる”状態です

しかし、どの分野にも共通ですが、決してコンサルは経営者の代行ではありません

あくまで、相談相手・パートナーです
高いコンサルフィーを払えば劇的に利益が上がるとは思えません

コンサルが入った事を契機に会社を変えて行くのです
経営者が変わるのです
会社を戦う軍団に変えましょう

・・・・・・・・・・・・・・・・
先ず、現場へ行きましょう!!!

設計していて一番気になるのは
多くの役員さんは自社の店舗廻りを余りしていません
・・・店舗廻りすらしていない経営者が多い!と言うべきでしょうか
(代わりに?本社での“店長会議”は、キチンと行なわれています)

ビジネスの原点が“現場”である事は業種に無関係です
経営不振を嘆く経営者は今日からでも、現場に出かけ、客の顔色・客層・満足感、清掃状況を眺め、店長と・社員と議論し、士気を高めましょう

“敵ハ外ニ、利ハ内ニ在リ”
外部の状況ばかりに目を奪われず、先ずは店長さん・社員さんを鍛えましょう

経営の本質は戦いです
戦いの原点は“兵力”です
兵を鍛えましょう

人は命令や指示では、心からは動きません
経営理念を語り、経営数字を開示し、コミュニケーションを育てましょう!

その点をわきまえた“社内改革型”のコンサルと契約しましょう
経営に特効薬は無いと思います
パートナーと言えるコンサルを探し、長期的展望に立って、強い組織を作り、粘り強い経営をして行きましょう!

(・・・・・・・・・・文中の失礼は心よりお詫びします)

2006年09月19日

第182号 「181号への返事メール」

先週のレポートは読み直して、大変失礼な事を書いたと反省をしていましたが、励ましのメールも頂き、あまりの“心ある名文”に感動し、ここに転記させて頂きます
・・・・・・・・・・・
拝啓
私は、地方ローカルのちっちゃなお店の部長をしております、Nと申します
タムラレポートをいつも大変楽しく、且つ時には「目からウロコ!」であります

今回の「タムラレポート181」は全くといってご最もであります
よくぞ、言って下さいました

経営者の品格として孫子は
「兵を知るの将は、民の使命、国家安危の主なり」
→“戦いが如何に大事かを知る将は、国民の生死、国家の安危を担うことのできる者である(孫子兵法 作戦編より)”と言っています

それだけ経営者さんは何を行なうにしても、回りをよく観察しないといけないと言うことであります
経営者としての気概や想いは人それぞれ違いますが、経営者さんに共通していることは
『役割』即ち『使命感!』がなければなりません。

そしてその言動や行動が
「会社全体に影響を与える!」ことを自覚していただきたいですね

・会社が単に利益だけを求める会社は、従業員も利益至上になる
・会社に負い目があるような事があれば、不信感が芽生えます
・会社が社会に感謝する経営をすると、世の中で認めていただけます
・会社が人として何を全うするかを問う会社は、人間を作ります
そして、後継者や新入社員もそのような考えを持ちます

故に、経営の要である経営者の一挙一投足が、会社の向かう方向性を定めます

会議などでも
「最近業績悪いけど、どうすれば儲かります?」ではなく
「どのようにすれば、お客さん来てくれる?」です
全社員で考えなければなりません

『経営者がこんな弱み見せたら、格好悪い~』ではなく
『経営者も人間。何でもかんでもお見通しできるわけがない』
これでいいじゃないですか!
部下の立場としても
経営者というより、人だな~として感じられますから、なんだか共感を覚えそうさえします

そして全員で集めた衆知を経営者が決めて(まとめて)、皆で実行すればいいだけです

だからもう一度努力しましょう
そして本物の「経営者としての才能」を発揮しましょう

私は生意気ですが、「経営に才能の有無はナイ!」と考えます
どんな人でも最初から才能などはないと思います
自分で自分を磨く(努力)から才能が現れるはずです

今ホームランを打てなくても、もう一度バントの練習をして、ボールをバットに当てる訓練さえすれば、やがてヒットが出て、ホームランも期待できます
格好イイじゃないですか!

孫子も
「勝兵は、まず勝ちてしかる後に戦い、敗兵はまず戦いてしかる後に勝ちを求む」
→“まず、勝利する軍は勝つ見通しをいつけて戦い、負ける軍は戦いながら勝つ見通しをつけようとする”と言ってます(孫子兵法 軍形編より)会社で言えば、失敗しない戦術作りでしょうか

そして、人として皆で成長し『生き抜いていく!』
そしてまたこの想いを伝えていく!

そして、行く末はこの業界が世間さんに認められて、「この業界って、やっぱり必要だなぁ~」と言って頂きたいですね

では、田村の皆様!
引き続きお体を大切に日々頑張って下さい!

(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・素晴らしい人がいるんですね!)
Nさん!
本当に有難うございました
今、弊社は、企業理念の見直し中です
そんな時期に、この素晴らしい名文を頂き、改めて“社会への使命感”を再考して取り組んでゆきます
重ねて心よりお礼申し上げます

2006年09月25日

第183号 「座右の銘 Ⅱ」

皆さんは、どんな“座右の銘”を心にお持ちですか?
「03年11月25日のレポート44号」で記しましたが、私にとって座右の銘はとても辛い時期に、どん底の自分を勇気付ける言葉でした

出会ったパチンコ経営者さんが、自らの人生を振り返って語った
・・・「誰でも苦しい時、一生懸命頑張るが、多くは良くなる直前にサジを投げる」
と言う言葉に随分励まされました
とても辛い時・・・辛ければ辛いほど・・・“良くなる寸前なんだ!”と、気持ちを切り替えています

今回、二つ目の座右の銘を頂きました
「今の状況は、必然であり、且つ最良と思へ」との言葉です

先月まで、弊社の監査役をして頂いていた方からの励ましの言葉です

会社経営って上手く行きませんね
人生も上手く行きませんね

当社(私も)相変わらず多難な人生です
次から次に問題は発生し
会社の成長(維持?)を願い、色んな事を考え、色んな手を打ち、色んな事を実行します・・・しかし、どんな事も簡単には上手く行きませんね
・・・世の常でしょう

そんな試行錯誤(四苦八苦)の私を見て、微笑みながら“必然と思い・最良と思へ”とのアドバイスでした

物事万事、原因があり結果が生まれる
考えて実行したのなら
“結果を(嘆かず)最良と思い(受け止め)、何時も原点・原因の追究を怠るな”と自分なりに解釈し、落ち込みがちな自分への励ましとしています

悪いは、悪い原因が有り
良いは、良い原因が在ると・・・

突然話題は変りますが・・・

今、野球はセリーグもパリーグも、終盤戦
ナイター中継を見るチャンスも多いが、野球観戦で何時も感心するのは、中日の
落合監督さんの表情・言動


その日の結果に一喜一憂せず
負けても勝っても
まさしく
“必然であり、最良の結果”と言わんばかりに、選手を(褒めても)叱る風も無く、淡々と戦況を眺める

“(監督として手を打って)結果が出なくても、選手に責任は無い、
また原因を考え新しい手を打ち直せば良いんだよ“
と言わんばかりの達観振りに感動する

最近、パチンコ業界にも逆風が吹き出した感があり、多くの経営者さんは辛い思いをしていると思いますが
“結果は必然”と謙虚に受け止め
(成長への)原因作りを、考えて行きましょう!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・スイマセン少し落ち込んだ話で

(私事で恐縮ですが・・・)
先月退職された監査役さんへの感謝の言葉として記させて頂きました

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