第196号 「2007年予測」
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日を追って深刻化し出した“5号機問題”抜きで、今何を語っても、空虚な感じがします 今もこれを書きながら到着したばかりの、「アミューズメント・ジャパン誌」の、“5号機ショックを乗越えろ”特集を見ています ・・・タイムリーで良い特集です 中でも(株)正栄プロジェクトの美山正広社長の“原点回帰”コメントには、胸を打たれます 業界・自社の危機・今後への飾らない素直な語り口に、今パチンコ経営者の置かれた悩み・状況・危機感が直に感じられます 私は美山社長と全く同意見です この5号機問題は、単に行政の締め付けと解釈するより、減少して行く遊技人口・売上を、(ヘビーユーザーを育て)客単価の上昇で補ってきた業界の構造的矛盾が限界に達しその状況への問題提起が行政側から出されたと考えるのが正しい解釈と思います 美山社長は、 ・(危機感の共有に)内部体制改革に着手し、10の部門を社長の直轄管理にした ・売上減少による、損益分岐点売上のシミュレーションし、最悪5年間で40%・利益100億円ダウンに耐えうる財務体質 ・対策の引き出し用意 スロット専門店の柔軟な対応 8号営業 地域密着型の低玉貸し料営業 等的確な対策を準備し、この危機を“変化へのチャンス”と語っている ・・・若い(40才!)が、頭脳明晰・謙虚で、戦略もシッカリしており素晴らしい経営者さんだと感心しました 業界にこんなシッカリした若い経営者さんが居れば心配ないと感じる優れたインタビュー記事です 是非お読み下さい 同時に記事を掲載した、この雑誌社のレベルの高さも見直しました ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 悲観論が大勢を占めていますから、少し楽観論的に語りましょう 突然ですが・・・ 私の家は伊勢湾の海に面しています 小さい頃に伊勢湾台風という、死者5000名もの大被害の台風を経験しているせいもあり、台風シーズンの天気予報には神経を使います 毎年・毎回“悲観的”な、大型台風予報が発信され、私は時には会社を休んで、戸閉じまり等台風対策に時間を使ってきました ・・・しかし報道されるほどの大きな台風には一度も会っていません 台風予報とパチンコ業界危機、比較出来ないのは承知です しかし人生、意外に悲観論者が論ずるほどは悲観的状況にならないのが世の常です 入念な準備はしましょう しかし、余りにも悲観論に立って、冷静な判断を誤ることも心配です 私の(根拠なき楽観的)予想は 5号機は予想に反し、ファンの支持も得られ、当然利益は減少するが、稼動が上がり、意外な健闘をする 従って、元々経費の掛からないスロット専門店は存続し続ける 長期的にはパチンコのギャンブル化が行き詰まり傾向だが、コストの掛かった大型店舗は今の路線を歩むしかないでしょうが 小型店舗は 貸し球料金が、1円・2円等低料金化し 団塊の世代・老人を取り込んだ地域密着型店舗や、タムラの提案する“時間貸し営業” で復活し“業態改革”が一気に進行する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・と言うシナリオを2007年に期待したいと思います 一年間お世話になりました・・・皆様のご多幸をお祈りしています 来年もよろしくお願いします |