第199号 「戦略的ローコスト店舗」
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経営は戦略で決まると思います 出店・店舗造りはパチンコ店経営の最重要課題です ・・・貴社の店舗造りに戦略はありますか? “うちは、ローコストに造る” “うちは、お金掛けて立派に造る” “うちは、派手に造る” ・・・等発想は、主にコストの大小に終始し、そこに戦略は感じられません 特に、時間軸の発想がありません! 長年パチンコ設計して来て、一番懸念・心配するのは、前号でも申し上げた様にオープン後の売上・利益の低下現象です ・・・店舗の経営的寿命が短命な事です 何処の経営者も店長さんも、(儲からない店舗ほど)雄弁に、衰退の理由を、ライバル店舗の出現・ライバル店舗の不正等、多くの外部要因を語ります しかし設計した我々が一番心を痛めるのは“店舗の劣化”です・・・流行っていない店舗ほど、清掃状況を含めて劣化が目立ちます 端的に言うと“ホッタラカシ”です・・・流行る訳がありません! ・・・衰退の最大理由は、内部要因です!! (少し話が“感情的”で横道にそれました・・・戻りましょう) パチンコ店経営は、立地が8割だと思います 従って(設計者が言うのは不謹慎かもそれませんが)経営者さんが思うほど店舗のデザインで来客する訳では無く 来客は新店効果と立地で決まり、造りが高級でも、ローコストでも開店一年間位の来客数は変らないと思います ただ、どちらの道を選ぼうと、マンネリ経営をして居れば“衰退曲線”は同じです 先週も言いましたように 衰退曲線に乗るのを先送りしましょう 新築開店はゴールでは有りません スタートと思いましょう! 戦略に時間軸を取り込み、毎年進化させるのが“戦略的ローコスト店舗”です スタートは思い切りシンプルでローコスト ゴールを坪60万円とするなら、坪40万円でスタートし、坪20万円分を毎年4万円に分け、5年間掛けて完成形に持って行けば良いのです 最近一番気に入っている建材は “アスロック”と言う、石綿系の外壁材です 断熱性・耐火性・耐水性も高く、堅牢でとても良い材料です 単価はパチンコ店でよく使う“ALC版”に比べ、4000円位高価ですが、当初内・外装とも素地(仕上げ無し)でスタート出来るのは最高です 表面が非常に円滑の為、ポスターが自由に貼れます 従って、貴社でお持ちのポスター用のプリンターで、内外装とも自由に変えられます 毎年の様に、塗装面積を増やして、内外装のイメージを変えながら、時にはレストコーナーの増築 飲食コーナーの増築 等、外観イメージを変える事に大きく寄与しながらも、面積の小さい増築を計画・進化に折り込み 更にライバル店舗の進出・増台を考慮して、機械台数は、倍位に増築可能なプランにして置きましょう この“進化”が、お客さんに貴社の前向きな経営姿勢を示し、社員の緊張感を維持する事に繋がり、衰退曲線は先送りになると思います <お詫びと訂正> 前前回のメルマガで、今年度計画に“3 ローコスト店舗の開発強化”と、記しましたが “コスト目標 45万円/坪を、35万円/坪”に訂正させて頂きます HPで発表済みのローコストシリーズは、当時45万円/坪で計画しましたが この設計どおりで受注した、建築会社の実数値が判明しました 37.5万円!(外構別途) で昨今の鉄骨の値上がりも、吸収出来ますとの回答でした 従って更なる努力で35万円は可能です |