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2007年05月 アーカイブ

2007年05月07日

第213号 「ポイントカード」

先日タムラ塾で、参加者から・・・
“店が、商店街の中にあるので、商店街にポイントカードを普及させたいのですが・・・良い案が有りませんか?”
との質問されました

質問者は・・・
そのカードを普及させる経費は持っても良いとの意見でしたが、商店街から、ポイントの経費も持って欲しいと依頼されストップしている様でした

私は・・・
“パチンコ店発行のカードが商店街に普及しても、パチンコ店の売上が増えるとは思えませんから・・・反対に既存商店のポイントカードを利用するシステムを考えましょう”
と提案しました

具体的には・・・
例えば、床屋さんのポイントカードを持った方が来店したら、パチンコ店の貸し玉料をポイントに加算して上げて、ポイントの特典はその店舗に限定し、そのサービスされたポイント分と、プラスアルファーを“販売促進料”で、床屋さんへ還元して上げる提案です

つまり、どの商店のカードでも、パチンコ店への来店時にポイントをつけてあげるシステムです
商店街全体が、パチンコ店へのミニ営業所?になる気がします
・・・名案と思いますが・・・

法的なことは調べていませんが・・・“射幸心”に当たるのでしょうか?

従来のサービスは、店対客が、一対一の関係だったので、伝家の宝刀“過剰サービス”が適用し易かったと思いますが、
こうした“後方支援・側面支援”なら、(あくまで商店街の活性化であって)過剰サービスには触れないと思いますが
・・・どなたか法解釈得意な方居ませんか?
・・・これも店舗外での“換金”の一部に当たるのでしょうか?

これは意外に応用範囲が広く
例えば商店街でスーツを買う
・・・ネクタイ・Yシャツは同じ店舗で売っていますが、靴・ベルト等を同時に揃えたい方もいる筈です
そういった、ビジネス的に同ジャンルの可能性のある店舗同士が、同じポイントカードを使って双方向支援をするのです

タムラ塾を開催し出して約3年
・・・内容が改善されて良くなるにつれて、参加者が減りだして、ヤヤ淋しい思いをしています

塾は一つの出会いであって
フランクに討論しあう会を目指しています
是非参加をお待ちしています

・・・・・・・・・・・・・・・・・

追伸
前回の“労働基準法を守ろう”の、サービス残業対策について、多数の問い合わせを頂きましたが、
連休と重なってしまい、返事が遅くなっている事をお詫びいたします
必ず全社にご返事させて頂きまので、よろしくお願い致します

2007年05月14日

第214号 「ベンツから降りよう!」

私バブル終焉の頃、縁があって、生まれて初めて株を買いました
“アノー、**と言う会社の株を買いたいのですが・・・”
“お客様、口座番号は何番でしょうか?”
“口座って何ですか?”
のレベルでした・・・買い方も知らず、いきなり証券会社に電話をしたのです

購入の前後して、ダウ平均は史上最高値をつけて、大暴落が始まりましたが・・・
なぜか私の購入株は、暴落の最中も上がり続けましたが、怖がる証券会社の担当者の勧めもあって、半年位で全て手放し
“4000万円!”ほど儲けました
生まれて初めての体験でまさしく“ビギナーズラック”だったのでしょうね

しかし、良いことは続かない・・・
“飲み屋のオネーチャン”の、お店の会話の中である銘柄が“仕手株”との怪情報を信用して、1ヶ月ほどの間に、2000万円損をしました

これに懲りて・・・“もう生涯、株はヤメ!”と決心しました
・・・“どうせ持っていてもいずれ無くなる、何か形有る物に変えよう”と屁理屈を言って
残ったアブク銭で、憧れていた“ベンツ500SL”と言う、オープンカーを買いました

真相は、知合いの経営者に、
“ベンツSLって良いですね・・・しかし今注文が殺到してナカナカ手に入らないみたいですね”と言ったら、
あくる日電話が入って“俺の顔ですぐ入るようにしといたから心配ないよ”
・・・と勝手に注文されてしまい、引っ込みが付かなくなってしまったのです

素晴らしいデザイン・加速力・安定感・・・何処をとってもかって所有した中で最高の車でした

しかし、すぐに乗らなくなりました
・・・・
追い越し車線を走っていると、前の車が(怖がって)道を空ける
・・・(本当はそのペースで走りたいのに)道を空けられて追い越さない訳には行かないので、追い越す・・・また次も追い越す

その繰返しの内に、自分の意思を離れて、常にスピードを上げてしまう習性と、前の車が道を空けてくれる事を当然と思う習性が身に染み込みだす
・・・“ベンツ流運転”になってしまったのです

ダンダン、わがままで、自分勝手になって行く自分に気が付き、それが怖く、乗らなくなくなったのです・・・やがて手放し、内心ホットしました

パチンコ企業の多くの経営者さんは、ベンツに乗ってます・・・
成功の証でしょうが、(要らぬお節介ですが・・・)私は自分の経験からはベンツに乗ることは良くないと思います

知らない間に
“人を蹴散らし、自分だけが早く目的地に着く”自分本位のベンツ型発想になっていませんか?
・・・どこか(他店舗を蹴散らして自分だけ儲けようとする)パチンコの出店に似ていませんか・・・?

話が突然変わりますが・・・
福島のダイエーさんの民事再生法をどう思いますか?
“他人事”ですか?
多くの経営者さんは“明日は我が身か?”と思っているのでは有りませんか?

ダイエーさんは私にとっては恩人で、本業一筋の極めて真面目で立派な経営者・企業です

そんな真面目な企業の倒産に、“パチンコのバブルの崩壊!!”を感じます

原点へ帰りましょう!!
・・・ベンツから降りましょう!!!
謙虚だった昔に帰り、自分の企業を・業界の将来を考えましょう!!
そして
(社員とも・他店舗とも)共存型の“農耕民族的発想”の企業・業界にして行きましょう

2007年05月21日

第215号 「建築基準法改正」

例の姉歯事件に端を発して、建築基準法の確認申請手続きが大きく変わります
まだ原案の段階ですが、講習会も行われ出し
・・・恐ろしい位強化されそうです

先ず本命の構造審査は、一定の規模以上のものは“第3者機関”の「構造計算適合性判定」が必要になります

●パチンコ店に絞りますと、
・2階建ては、延べ面積が500㎡を超えるもの
・平屋建ては、3000㎡以上
・4階建て以上の鉄骨増(立体駐車場を含む)
は対象になります

●手数料  従来の2~3倍へUP

●適用期日 平成19年6月20日 以降の確認申請受付物件
      着工が、6月20日以降に着工するものにも「新構造基準」は適用

●確認審査期間の延長 
・「構造計算適合性判定」に要する日数分の審査機関を延長 
  21日+14日=35日
・複雑な構造計算を行ったものは、35日間の延長が可能
 最大:35日+35日=70日 となる

●建築士への罰則強化
・罰金 50万円から、懲役1~3年/罰金100~300万円
・建築士及び設計士事務所登録の取り消しの停止期間 2年から5年へ延長

尚、着工とは“杭打ち工事の開始”と定義したようで、突然の発表に業界はパニック状態で、特に杭工事は大混乱です

当社物件でも、全くはまる物件が有って、あわてて“試験杭”の発注をかけたのですが、“7月施工”の返事で困惑中です

また
確認申請の不備が指摘されると、従来は“訂正”で済んだものが、“再提出”になり、申請手数料も含めて、0からの再出発になります

過去の経験では、多くの曖昧さを抱えた“建築基準法”を一発で通すのはほとんど不可能で、タイムスケジュールの短いパチンコ設計において、相当辛い状況が予想されます

・・・従来より、構造審査で1ヶ月・確認申請のチェックで1ヵ月は、最低余分に掛かると思います(安全率を見込むと余分に“3ヶ月”欲しいと思います)
それと、
費用的にも、確認申請の再提出の手数料が、1~2回分余分に掛かりそうです

一番怖いのは、不正(違法)に関して“行政処分”が、非常に厳しくなりそうです(・・・完成後の違法改造等も厳しくチェックされそうです)

・・・・・・・・・・・・・・
一度過ちがあると、そこへ至った根本的な原因を追究しようとせず、安易に“罰則強化”に走る行政の在り方には疑問を感じますが・・・法は法!
従うしかありません

<追伸>
前回の“ベンツから降りよう”で、意見メールを頂きました・・・“業界を語る資格が無い”と・・・

どんな車に乗ろうと個人の価値観で、それを非難しようとは思っていません

ただ
「“庶民の娯楽施設の経営”と、“行き過ぎた競争原理”の見地から、時には目線を変えて、違う角度から自社の経営・業界を眺め直して見ましょう」
が真意であった事を付け加えさせて頂きます

失礼が有ったのなら、この場をお借りして、お詫び申し上げます

2007年05月28日

第216号 「営発表会の本質」

パチンコ企業の経営者さんの勉強熱心さに最近驚いています
特に二世経営者さんが熱心のようですが、パチンコのセミナーは勿論、一般の経営勉強会及び、**道場等過激なものまでとても盛んです

一世経営者の“生業・家業”から、“企業”への正常進化・脱皮を感じます
・・・良い事ですね
パチンコ企業も(単なる)お金儲けから、
社員さんの幸せも含めて“社会的存在価値”へ進化・成長しないと生き残れない時代になって来たのだと思います

所で、貴社は“経営方針発表会”を行っていますか・・・?
当社は、まだ数年前から始めたばかりで、偉そうに質問出来る立場じゃありませんが・・・
経営コンサルの先生の指導・アドバイスで始めたのですが
・・・結構大変です!

我社は12月決算なので、通期の見通しが立つ頃の
10月に、“社長方針”の発表を行い、各部署で2ヶ月ほど社員間での意見交換をまとめ
12月に、社員大会・経営方針発表会を行います

やって見て思うのは
・・・発表会を行ったからと言って急に業績の上がるものではありませんが年に一度は経営の原点に立ち返り
経営理念を再確認(修正)し
社員と、理念・価値観を共有し合い、
(役員も社員も)目標を公言する事によって、企業も個人も成長への士気を高めて行けると思います

先週土曜日、パチンコの照明器具業界では圧倒的シェアを占める“遠藤照明”さんの「経営方針発表会」に招かれ、参加して来ました

大会の大変さは十分に理解しているので
他社、特に大企業はどんな内容・運営をするのか非常に興味が湧いての参加でした
海外子会社を含め全国から500名もの社員が一堂に会しての大集会でした
先に、社員表彰等内輪のセレモニーを済ませ
2時から、我々設計業界・取引業者・金融機関・マスコミ等来賓を招いての経営方針発表会でした

社長の方針発表のメインは“経営理念の再確認”の印象です
その後の各部所長の発表は
・基本方針
・ミッション
・コミットメント
の3項目に統一され、レベルの高さは、“さすが”と“努力”を感じさせます

続いて福祉団体への(多額の)寄付金贈呈もなされ、
とても素晴らしい大会でした・・・対社会に対しても、こんなに経営理念のシッカリした企業の商品を使うことに誇りを感じる思いです

参加しての印象は、
経営発表会の本質は、経営数字を誇る事では無く、企業理念の再確認・実現でした

社員と一体になって、会社の存在する意義をシッカリ構築し、高い企業理念を構築した企業が成長すると言う良い見本を見せていただきました

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
パチンコの業界では、岡山のS社の“経営指針発表会”はとても素晴らしいものです
今年で10回を迎えられ(上場企業の)遠藤照明さんと肩を並べられる位立派で中身の濃い大会です
S社の堅実な成長も、経営方針発表会を立派に遂行出来る事と無関係ではないと思います
(・・・オープン参加でも、もし見学できたらとても勉強になると思います)

まだ経営発表会の、未経験の企業さん
一度トライして見ましょう!!
不安があれば、経営コンサルの先生を紹介します

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