第215号 「建築基準法改正」
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例の姉歯事件に端を発して、建築基準法の確認申請手続きが大きく変わります まだ原案の段階ですが、講習会も行われ出し ・・・恐ろしい位強化されそうです 先ず本命の構造審査は、一定の規模以上のものは“第3者機関”の「構造計算適合性判定」が必要になります ●パチンコ店に絞りますと、 ・2階建ては、延べ面積が500㎡を超えるもの ・平屋建ては、3000㎡以上 ・4階建て以上の鉄骨増(立体駐車場を含む) は対象になります ●手数料 従来の2~3倍へUP ●適用期日 平成19年6月20日 以降の確認申請受付物件 着工が、6月20日以降に着工するものにも「新構造基準」は適用 ●確認審査期間の延長 ・「構造計算適合性判定」に要する日数分の審査機関を延長 21日+14日=35日 ・複雑な構造計算を行ったものは、35日間の延長が可能 最大:35日+35日=70日 となる ●建築士への罰則強化 ・罰金 50万円から、懲役1~3年/罰金100~300万円 ・建築士及び設計士事務所登録の取り消しの停止期間 2年から5年へ延長 尚、着工とは“杭打ち工事の開始”と定義したようで、突然の発表に業界はパニック状態で、特に杭工事は大混乱です 当社物件でも、全くはまる物件が有って、あわてて“試験杭”の発注をかけたのですが、“7月施工”の返事で困惑中です また 確認申請の不備が指摘されると、従来は“訂正”で済んだものが、“再提出”になり、申請手数料も含めて、0からの再出発になります 過去の経験では、多くの曖昧さを抱えた“建築基準法”を一発で通すのはほとんど不可能で、タイムスケジュールの短いパチンコ設計において、相当辛い状況が予想されます ・・・従来より、構造審査で1ヶ月・確認申請のチェックで1ヵ月は、最低余分に掛かると思います(安全率を見込むと余分に“3ヶ月”欲しいと思います) それと、 費用的にも、確認申請の再提出の手数料が、1~2回分余分に掛かりそうです 一番怖いのは、不正(違法)に関して“行政処分”が、非常に厳しくなりそうです(・・・完成後の違法改造等も厳しくチェックされそうです) ・・・・・・・・・・・・・・ 一度過ちがあると、そこへ至った根本的な原因を追究しようとせず、安易に“罰則強化”に走る行政の在り方には疑問を感じますが・・・法は法! 従うしかありません <追伸> 前回の“ベンツから降りよう”で、意見メールを頂きました・・・“業界を語る資格が無い”と・・・ どんな車に乗ろうと個人の価値観で、それを非難しようとは思っていません ただ 「“庶民の娯楽施設の経営”と、“行き過ぎた競争原理”の見地から、時には目線を変えて、違う角度から自社の経営・業界を眺め直して見ましょう」 が真意であった事を付け加えさせて頂きます 失礼が有ったのなら、この場をお借りして、お詫び申し上げます |