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2007年06月 アーカイブ

2007年06月04日

第217号 税務調査「命トラレン!」

先週の松岡農水大臣の自殺はショックでしたね・・・国会答弁を見ている限りは、神経の太い人物に見えたのに
・・・還元水問題で叩きに叩かれ、緑機構問題に地検調査が重なって、八方塞の精神状態になったんでしょうね・・・

所で、若い経営者の皆さんは、今までどんな辛い思いが有りましたか・・・?
“死んだ方がマシダ”と思う位の辛い思いは経験しましたか?

多分、厳しい経営環境を生き延びてきた多くの年配経営者さん達は、幾度もそんな辛い事を乗り切って今日の成功にたどりついた方々でしょうね・・・尊敬しています
長く経営者人生をやって来て、一度も死ぬほどの辛い経験が無かった人は恐らく居ないと思います・・・
人生も、会社経営も、上手く行かないことの連続ですね・・・

そんな苦境をどんな意識の持ち方で乗り切って来たのでしょう・・・一度機会があったら一世経営者さんの、苦労談義・人生談義を聞いて廻りたいと思います

私も、(スケールの違いで、パチンコ経営者さんに笑われそうですが・・・)何回か辛い思いはして来ました

辛い出来事が1つなら耐えられますが、2つ3つと重なると、八方塞の気持ちになって・・・精神的に追い詰められますね

私は、・・・特に辛かったのは“税務調査”でした(笑われそうですが・・・)
資金繰りが、アップアップ(給与は遅配気味)で
新規受注の見通しが立たず
社員が大量に辞め、
メチャ気が滅入っている時・・・
調査官がやって来たのです・・・“特調”と言う普段の定期調査よりチョット重い(怖い)人達でした
多くのパチンコ企業の脱税が摘発され出し、その半面調査で当社にも来て頂く内“オハチ”が廻って来たようです

調査官が来た瞬間から、意識は舞い上がり
アイスピックで心臓をプスプス刺される様な鋭い質問も、半分ウワの空・・・
調査官と警察官がダブって見え、辛さを通り越して怖さの領域でした
(私、大きななりして本当は気が小さいのです・・・家のゴキブリも、クモも、ムカデも、コウムリも、ヤモリも、妻が担当です・・・)

何が怖いとも無しに、夜寝られない日々が続き、ストレスで心臓が破裂しそうになりました
しかし
3-4日すると、怖さにも慣れが生じるのですね・・・開き直る心が、生まれ・始まる自分に気がつきます

“ナーンだよく考えたら金の話じゃないか!”
“命トラレン!”
“金ノ話ダ!”と・・・

こうした開き直りのキーワードを発見すると、不思議にあれほど寝られなかったのに、突然熟睡が始まり
・・・調査にも(別人のように)落ち着いて対応出来出します
(結果は、私の税務知識不足から来る間違いだけで、無事でした・・・当然!)

以来、辛い時、
(銀行に返済出来なかろうと・税金が納められなかろうと・会社がつぶれそうでも?)
私は、開き直って・・・“命トラレン”
と呪文の様に口にするようにしています

若いパチンコの経営者の皆さん、大きな事業して行くとこれからも多くの辛い事に遭遇するでしょうが、そんな時
“命トラレン・命トラレン・命トラレン・・・”と繰り返して見て下さい
・・・少しは落ち着くと思います・・・

今回もまた取りとめのない話でスイマセン
・・・厳しい環境に差し掛かりましたが、頑張りましょう!!!

2007年06月13日

第218号 「炭水化物×たんぱく質」・「稼動×粗利」

■□■タムラレポート218 「炭水化物×たんぱく質」・「稼動×粗利」

(ブログに書き続けていますが)私約8ヶ月で、15kg減量しました
還暦と言う人生の節目を迎え、健康(寿命)に対して前向きであろうとの思いと、
5号機問題危機で、
当社も生き残りを賭けて大幅な経費削減を実行しましたが・・・
社員に減量経営を強いて、経営者たる私自身も減量しないのは“不公平”と思っ
たことが大きな動機です
・・・“先ず隗より始めよ”と言う事です

結婚して35年で、75kgから93kgへ・・・その間数え切れないほどの減
量とリバウンドの歴史でした
今回は、不撤退の固い決意です・・・会社の存亡・社員からの“不信任案”がか
かっています

10キロ減位までは、カロリー制限と散歩効果で順調に体重自体は下がり続けま
したが・・・ご飯と野菜だけでは、どうもパワーが出てきません
皮膚も、枯れた木の様にカサカサに成りだし“もう限界かな・・・”と思った頃
・・・
とても親しくしている経営者(S社長)から“脱糖宣言”なる本を頂きました

一般の書店では売っていない本を、どんな経路で入手したのかは解りませんが
・・・さすがは自称“健康オタク”のS社長

目が点・目からウロコ・・・どころでは有りません・・・栄養的(減量的)には
地動説から天動説くらい正反対です

著者(崇高クリニック院長:荒木 裕)は
人間は、肉食動物である・・・肉・魚・卵等たんぱく質食は好きなだけ食べろ
米・麺類・パンは毒・・・炭水化物・糖分が中性脂肪として蓄積される
糖分・果物は、麻薬
根菜類も、ダメ
野菜は、そこそこでよし

炭水化物は、飢えをしのぐ非常時用なので、皮下脂肪として蓄積され、
たんぱく質が、筋肉(体)を造る
と語る

カロリー主義に陥り、肉を我慢し、ひたすら野菜と少々のご飯・麺類主体の私の
減量方法が大きく間違っていた事になる・・・

そう言えば“菜食主義”私の母は、80才を過ぎた高齢で、太っていませんが
・・・中性脂肪値は正常値を超えています

少し迷ったが・・・著者の学者生活から医療の現場での実践の経歴を信用し、私
も1ヶ月ほど前から“たんぱく質食”を始めました

昼まっから、ステーキ・トンカツ・ハンバーグ・カラアゲ・マーボー豆腐等およ
そ減量している人間の食事ではありません(夢のようです!)
・・・しかし、全く太りません!

自分で実践して見て思います
ご飯・麺類主体の炭水化物食は、胃(の空腹感)が食欲を訴え
栄養十分なたんぱく質食は、脳の指示で食をする(胃が空腹感を訴えません)

もしかしたら、炭水化物食では、栄養が不十分なので、“良い栄養が欲しい”と脳
からの指令が食欲なのかも・・・とさえ最近思います

このたんぱく質食をしながら
パチンコ店経営に似ている気がしてきました

稼動主義の店舗は、
”腹一杯にしないと、食べた気がしない“炭水化物食に似ており
・・・腹一杯にしても、本当の栄養(粗利)が少なく、経費が掛かり、固定費の
慢性的増大と言う”皮下脂肪(贅肉)“が付く体質になり易いと・・・

粗利主義の店は
“腹一杯では無いが、いつも栄養十分なたんぱく質(粗利)を摂っているので、
無駄な贅肉の少ない筋肉質な健康体”になり易いと・・・

・・・少し例えに無理が有るようですが・・・
体も
経営も
体脂肪・贅肉の少ない、筋肉質な健康体になりましょう!

2007年06月20日

第219号 「行列の出来る店舗」

■□■タムラレポート219 「行列の出来る店舗」

ひところTVで、“行列の出来る店舗”の番組が流行りましたね・・・
我々も依頼が有って“行列が出来る店舗”と言う名前の店舗を(100M規制にかかった部分の活用に)設計した事があります
・・・皮肉にも、行列どころか全く流行りませんでした(・・・ネーミングに無理が有りますよね??)

TV番組の多くは、繁昌飲食店が多かった記憶が有りますが・・・
そこで、もしあなたがラーメン店の店主で、自分の店を行列が出来るほどの繁昌店にしたいとお考えの場合
・・・どうやって、行列の出来る繁昌店にしますか?
1 メチャ美味いラーメンにする
2 雑誌・TVに集材してもらう
3 メチャ安い単価にする
4 ボリュームをメチャ多くする
・・・私には、なかなか名案が浮かびません・・・

昔、天才的経営者に出会いました
金融機関からホテル業に転向して、奇跡的大成功を収めたこの天才経営者と、しばらく懇意にする機会に恵まれました

彼は、“店を造ったら、先ず長い行列の出来る状態を作り、徐々に行列の長さを短くしていって、売上・利益のバランスの取れる状態を探し、そこへ着陸させる”と(簡単に)語ります

彼が語る手法は
“タダにする!!”・・・これは我々も居酒屋の設計で経験しました・・・開店
               3日間は、お客さんの使った分を“金券”で、100%
               戻す方法でした(回収率は100%でした)
・・・タダを嫌がる人は誰もいませんよね!

方法はイロイロ有れ、実質タダにして、行列が出来ないビジネスは、商売にならないと説く(例えば我々のような設計業か?)

タダにして行列が100M出来たら、
今度は単価を50%にする・・・行列が50Mになる
次に65%にする・・・20Mになる
75%にする・・・10Mになる
85%にする・・・玄関(入り口)までか?

と言う風に、徐々に価格を(時間をかけて)引き上げて行って、店内が一杯の状態が、客の満足感と、単価の接点(バランス)と説く
この店は、定価の85%が、この店の実質価格(価値)
・・・つまり市場価格と言うことでしょうか

そしてこの85%を100%にする為の、努力を重ねて行く・・・彼は“昨日・今日・明日”と語る
・・・昨日より今日、今日より明日が、たとえ0.1%の向上でも良いから、努力と工夫を積み重ねて行くと説く

要約すると
経営努力にも2種類有り、
美味しいラーメンと言う“商品開発”と同時に、
客を店まで集める“経営技術”が大事で、単に日々努力を積み重ねて行くだけでは、行列の出来る繁昌店にはなり難い、と彼は語る・・・

・・・・・・・・・・・
パチンコ経営者さんに何か経営のヒントでもと思って書き出したのですが・・・
これって、そのままパチンコ店経営と同じですね・・・失礼しました!

改めてパチンコ店経営を見直すと
粗利率を下げて、稼働率を100%に近づけ
徐々に粗利率を上げながら、稼働率と粗利率(利益の)バランスを日々求め続けるビジネスなんですね

これほどの厳しいビジネス感覚を他ビジネスでも生かしたら、パチンコ店経営者の多くは大成功を収めそうな気がしますが・・・

2007年06月25日

第220号 「執行役員制度」

■□■タムラレポート220 「執行役員制度」

この数年、経済欄に“執行役員”と言う言葉が目に付きます

アメリカでは、経営と事業執行が分類されていて、株主を代表して経営上の意思
決定と執行の監督を行うのが“社外取締役”で、
実際に事業部門や機能部分を統率しているのが“執行役員”で、“社内取締役”は
社長若しくは会長の数名しかいない場合が通例だそうです

日本では言葉の定義ははっきりせず、“代表取締役の指揮命令下にある会社使用
人”のようです

端的に言うと、従来の“役員”は経営上の法的責任を負う立場にあり、労働基準法
の保護を受けられないが、
執行役員は、経営上の法的責任は負わず、社員として労働基準法の保護を受け
られるのが一番大きな違いのようです

従来の、功労的意味合いの強い役員は、最近新聞紙上を賑わしている牛肉の“ミ
ートホープ事件”を見ても解るように、
ワンマン会社で社長の暴走を止められない立場の社員を、役員に任命する事は社
員にとっても会社にとっても、意味が無い事と思います

跡継ぎ問題を含め、株主である創業家が経営を担い、
功績ある社員が“執行役員”として実務を行って行く、米型の経営と執行の分離方
式が進むかもしれません

当社も、“流行に乗って?”執行役員制度をスタートしました
最大の理由は、45才を越えた役員と、20代が中心の社員の間にゼネレーション
ギャップが広がり、社員の生の声が聞き難い状況になった事です

一緒に机並べて働いていた頃は、語らずとも状況は理解出来(社員に聞くまでもな
く)改善して上げられた事が、出来なくなったのです

従って、当社では執行役員のモッパラの仕事は、(言葉の定義にとらわれず)社員
の声を聞いての“社内改革・改善”です
そして役員と、社員の橋渡しになり、役員会議での決定事項のスムーズな伝達機
能も有します

“(5~10年後に)会社の将来を託す人材”と言うことで、年令と序列を無視して、
歯に衣を着せず(少しは着せて?)自由闊達に語れる人を基準にしました・・・会議
の活性を大事にしたいからです

名古屋事務所には、設計チームが4チームあるので4名、東京1名・営業から1名
の計6名構成でスタートです

従って“執行役員会議”と言うより、一般の会社ですと“課長会議”といった感じです

そして従来の役員会議は、徐々に経営に徹して行き、
執行役員会議との関係は、国会の衆議院会議と参議院会議のような関係で、どっ
ちからの法案も、議会承認が必要な関係にします

役員会議には、執行役員から“議長”が、参加し、決定事項は執行役員を通じて、
社内に敏速に伝達されます

まだ正式に立ち上げて少ししか時間が経っていませんが・・・経営仕組み上の大ヒ
ットの手応えを感じます!!
役員会議の決定事項を、どうやって社内に伝達・普及させるか悩んで来ましたが、
悩みは解消されました!

“社員の、社員による、社員の為の会社“へのスタートです

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
“外的要因で倒産する会社は少ない”と言われます
つまり、ライバル企業との戦いや、業界の逆風で倒産するのでは無く、本当は“内
部崩壊”して倒産する企業が大半だそうです

これから、マスマス経営環境の厳しくなって行くパチンコ業界で、外的要因(5号
機・過当競争等)をいくら嘆いても、何の答えも出て来ません
・・・・・今すべきは、“内部体制の強化”です!!!


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