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2007年06月20日

第219号 「行列の出来る店舗」

■□■タムラレポート219 「行列の出来る店舗」

ひところTVで、“行列の出来る店舗”の番組が流行りましたね・・・
我々も依頼が有って“行列が出来る店舗”と言う名前の店舗を(100M規制にかかった部分の活用に)設計した事があります
・・・皮肉にも、行列どころか全く流行りませんでした(・・・ネーミングに無理が有りますよね??)

TV番組の多くは、繁昌飲食店が多かった記憶が有りますが・・・
そこで、もしあなたがラーメン店の店主で、自分の店を行列が出来るほどの繁昌店にしたいとお考えの場合
・・・どうやって、行列の出来る繁昌店にしますか?
1 メチャ美味いラーメンにする
2 雑誌・TVに集材してもらう
3 メチャ安い単価にする
4 ボリュームをメチャ多くする
・・・私には、なかなか名案が浮かびません・・・

昔、天才的経営者に出会いました
金融機関からホテル業に転向して、奇跡的大成功を収めたこの天才経営者と、しばらく懇意にする機会に恵まれました

彼は、“店を造ったら、先ず長い行列の出来る状態を作り、徐々に行列の長さを短くしていって、売上・利益のバランスの取れる状態を探し、そこへ着陸させる”と(簡単に)語ります

彼が語る手法は
“タダにする!!”・・・これは我々も居酒屋の設計で経験しました・・・開店
               3日間は、お客さんの使った分を“金券”で、100%
               戻す方法でした(回収率は100%でした)
・・・タダを嫌がる人は誰もいませんよね!

方法はイロイロ有れ、実質タダにして、行列が出来ないビジネスは、商売にならないと説く(例えば我々のような設計業か?)

タダにして行列が100M出来たら、
今度は単価を50%にする・・・行列が50Mになる
次に65%にする・・・20Mになる
75%にする・・・10Mになる
85%にする・・・玄関(入り口)までか?

と言う風に、徐々に価格を(時間をかけて)引き上げて行って、店内が一杯の状態が、客の満足感と、単価の接点(バランス)と説く
この店は、定価の85%が、この店の実質価格(価値)
・・・つまり市場価格と言うことでしょうか

そしてこの85%を100%にする為の、努力を重ねて行く・・・彼は“昨日・今日・明日”と語る
・・・昨日より今日、今日より明日が、たとえ0.1%の向上でも良いから、努力と工夫を積み重ねて行くと説く

要約すると
経営努力にも2種類有り、
美味しいラーメンと言う“商品開発”と同時に、
客を店まで集める“経営技術”が大事で、単に日々努力を積み重ねて行くだけでは、行列の出来る繁昌店にはなり難い、と彼は語る・・・

・・・・・・・・・・・
パチンコ経営者さんに何か経営のヒントでもと思って書き出したのですが・・・
これって、そのままパチンコ店経営と同じですね・・・失礼しました!

改めてパチンコ店経営を見直すと
粗利率を下げて、稼働率を100%に近づけ
徐々に粗利率を上げながら、稼働率と粗利率(利益の)バランスを日々求め続けるビジネスなんですね

これほどの厳しいビジネス感覚を他ビジネスでも生かしたら、パチンコ店経営者の多くは大成功を収めそうな気がしますが・・・


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