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2007年06月25日

第220号 「執行役員制度」

■□■タムラレポート220 「執行役員制度」

この数年、経済欄に“執行役員”と言う言葉が目に付きます

アメリカでは、経営と事業執行が分類されていて、株主を代表して経営上の意思
決定と執行の監督を行うのが“社外取締役”で、
実際に事業部門や機能部分を統率しているのが“執行役員”で、“社内取締役”は
社長若しくは会長の数名しかいない場合が通例だそうです

日本では言葉の定義ははっきりせず、“代表取締役の指揮命令下にある会社使用
人”のようです

端的に言うと、従来の“役員”は経営上の法的責任を負う立場にあり、労働基準法
の保護を受けられないが、
執行役員は、経営上の法的責任は負わず、社員として労働基準法の保護を受け
られるのが一番大きな違いのようです

従来の、功労的意味合いの強い役員は、最近新聞紙上を賑わしている牛肉の“ミ
ートホープ事件”を見ても解るように、
ワンマン会社で社長の暴走を止められない立場の社員を、役員に任命する事は社
員にとっても会社にとっても、意味が無い事と思います

跡継ぎ問題を含め、株主である創業家が経営を担い、
功績ある社員が“執行役員”として実務を行って行く、米型の経営と執行の分離方
式が進むかもしれません

当社も、“流行に乗って?”執行役員制度をスタートしました
最大の理由は、45才を越えた役員と、20代が中心の社員の間にゼネレーション
ギャップが広がり、社員の生の声が聞き難い状況になった事です

一緒に机並べて働いていた頃は、語らずとも状況は理解出来(社員に聞くまでもな
く)改善して上げられた事が、出来なくなったのです

従って、当社では執行役員のモッパラの仕事は、(言葉の定義にとらわれず)社員
の声を聞いての“社内改革・改善”です
そして役員と、社員の橋渡しになり、役員会議での決定事項のスムーズな伝達機
能も有します

“(5~10年後に)会社の将来を託す人材”と言うことで、年令と序列を無視して、
歯に衣を着せず(少しは着せて?)自由闊達に語れる人を基準にしました・・・会議
の活性を大事にしたいからです

名古屋事務所には、設計チームが4チームあるので4名、東京1名・営業から1名
の計6名構成でスタートです

従って“執行役員会議”と言うより、一般の会社ですと“課長会議”といった感じです

そして従来の役員会議は、徐々に経営に徹して行き、
執行役員会議との関係は、国会の衆議院会議と参議院会議のような関係で、どっ
ちからの法案も、議会承認が必要な関係にします

役員会議には、執行役員から“議長”が、参加し、決定事項は執行役員を通じて、
社内に敏速に伝達されます

まだ正式に立ち上げて少ししか時間が経っていませんが・・・経営仕組み上の大ヒ
ットの手応えを感じます!!
役員会議の決定事項を、どうやって社内に伝達・普及させるか悩んで来ましたが、
悩みは解消されました!

“社員の、社員による、社員の為の会社“へのスタートです

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
“外的要因で倒産する会社は少ない”と言われます
つまり、ライバル企業との戦いや、業界の逆風で倒産するのでは無く、本当は“内
部崩壊”して倒産する企業が大半だそうです

これから、マスマス経営環境の厳しくなって行くパチンコ業界で、外的要因(5号
機・過当競争等)をいくら嘆いても、何の答えも出て来ません
・・・・・今すべきは、“内部体制の強化”です!!!


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