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2007年09月 アーカイブ

2007年09月03日

第228号 「役員合宿のすすめ」

厳しい経営環境が続きますね・・・
貴社は、そんな時(経営的苦境時)どんな対応をしていますか?
1円パチンコとか、新台情報・出店情報等、外部環境の変化への対応・努力も大事
ですが、
いつも言う様に苦しい時、先ずは内部の見直しをして見ませんか・・・

結論から申し上げます・・・
“役員合宿”しましょう!・徹底的に会議を行いましょう!

早速、経費削減に強い経営者さんから
“会社に会議室が有るから、合宿までせんでもイイじゃないか?”
と、ご意見が出そうですが・・・“ダメです!”

“役員合宿は、環境を変えて行いましょう!”
自社では、現状を引きずります・・・電話が掛かって来ない・来客の無い場所で行い
ましょう!
客観的に自社を見つめる為にも、会社を離れ、貸し会議室を借りて、一泊で行いま
しょう

私は、役員合宿が大好きです
・・・それだけ、経営環境がズーーーート、厳しいのです。(設計業の経営は本当に
大変です・・・)

ワンマンで自信たっぷりの経営者さんは
“業界も・会社も・商売のコツも、俺より良く知っている社員はイナイ”・“会議なん
か、やっても時間の無駄だ”
と、お思いでしょうが・・・一度だまされたと思ってやってみませんか?

5W1H的運営のコツを伝授します
・ WHO  (誰が)  役員全員(親子でもテレ腐らず全員参加)
・ WHAT (何を)  会社の問題点を洗い出す
・ WHEN (いつ)  土・日(会社の休日)
・ WHERE(何処で) (安価な)宿泊施設付き貸し会議室・研修室
・ WHY  (何故)  会社の危機への対応
・ HOW  (どう)  ?

私の経験上からは(当社経営コンサル・頑張れ社長の武沢先生の指導ですが)
タイムスケジュールは、
初日は、午前10時開会
先ずは15センチ角位のポストイット紙に、制限時間10分位で、各自会社の抱えて
いる問題点を(思いつくままに)書き、それを1枚1枚読みながら、机上に並べ、項
目別の山を造って行きましょう
次に、各項目の山にタイトルを付けましょう

大きい用紙の頭に、タイトル名を記し、その下へ、先ほどのポストイットを貼って午
前中終了・・・今日・明日の“議題”が決まったのです
10分が短いとお思いでしょうが・・・心配要りません・・・いつも経営に携わっている
役員さんは、瞬時に問題点を列記します

お昼休憩は、粗食・小食にしましょう!(・・・ビールは夕食まで我慢)
午後からは、タイトル毎に、ポストイットに書かれた問題点1枚づつ丁寧に“解決
策・どうしたら良いか”を議論して行きましょう・・・会議の中核部分です
・・・結構時間が掛かります
夕食の7時までには、多分全部は終わらないと思います・・・休憩を挟みながら結論
を急がず丁寧に行いましょう

7時ヤット夕食・・・ここも粗食・小食で、アルコールは缶ビール1本程度に留めまし
ょう
さあ、8時から再開です・・・頑張ってジャンル別議論は最後まで行きましょう!

そして11時閉会
入浴後、元気が有ったら、ロビーで、飲み・語り・反省し合いましょう!
・・・でも明日が有るので、1時が限界でしょう

2日目、9時開始
・・・昨日の会議の残り・再整理で、午前中掛かるでしょう
昨日の議題が、再整理出来たらお昼は缶ビールで乾杯しても良いでしょう

午後は、議論を離れて、近未来の夢を語り合いましょう
・・・夢の実現の為なら、今の困難も頑張れそうです!!

(一泊や2泊の議論や合宿で、危機が乗り切れるほど会社経営は簡単では無いか
も知れませんが、危機に対して力を合わせて頑張ろうとの機運は生まれる筈です
・・・それでも十分の効果だと思います)

2007年09月10日

第229号 「私の車遍歴 ①」

若い頃から車が好きでした・・・(ネタが無いので、私の遍歴を書いて見ます)

浪人中、金もなく、本屋での立ち読みが唯一のレジャー・ストレス発散でした
その頃創刊された“カーグラフィック”なる車雑誌の“小林彰太郎”編集長の“試乗レ
ポート”に、感化・影響を受けたことが“ハマッタ”最大の理由です

車が単なる移動手段を越えて、その国の技術水準・価値観(国民性)・ひいては
“文化”を背負っている事の面白さを知ったからです・・・建築に似ている気がしたの
です

影響を受けてから、急速に“外車党”へ改宗
最初に、(大学時代に親にせびって買って貰った)“スカイライン2000GT”を下取
りに出し、“フォルクスワーゲン”通称“カブト虫”を買いました
大学時代の恩師が乗っていて、デザイン・機能性に強く引かれたからだったが
・・・速さ・便利さ・快適性を棒に振った“暴挙”でした
うるさく・遅く・不快適車でした

うるささは我慢できても、クーラーが無い事は最悪で、暑い夏は窓を全開しても、妻
と子供は“暑い”と嘆く・・・ドイツは北国なんだ!・・・と納得するも遅し!・・・夏に遠
くへは行けない
アクセルを踏むと“バタバタ”と、如何にもピストンの上下が手に伝わる様で、非力
で、直進安定性も悪い・・・欠点だらけだが、ダンダン気に入ってしまう事が不思議
でした

やがて子供の(田舎ですから送迎バスが無く)幼稚園の送迎に、妻に車が必要に
なり、“カブト虫”を妻に与え、私は同じディーラーから“ゴルフ”を購入

クーラーの無い不便極まりない“カブト虫”に(我慢強い)妻は子供全員(3人)の送
迎をやり遂げ12年乗ったが、会社に現場監理用の車が足りず、短期間貸した事
が運の尽き!・・・エンジンが焼きついた!

多分幼稚園の送迎・自宅周辺の買物専門で12年も、時速30キロ運転していた
“老体”を、ご主人様がパワフルな男性に代わり、イキナリ高速道路での酷使に耐
えられず、天国へ行ってしまったのでしょう

子供たちが気に入っていたので、費用が掛かっても直してやろうと、修理工場に運
んだが、プールしていた駐車場の火災で炎上・・・文字通り“火葬”になってしまいま
した

私のゴルフは、ディーゼルエンジン・50馬力!
・・・信号が青に変わった瞬間、アクセルは全開にしないと廻りに付いて行けない絶
望的非力さ・・・絶えず全開です

しかし“天は2物を与えず!”
・・・神はこの子に“経済性”を与えたのです
満タン45リットル、当時軽油55円時代に、高速道路はリッター23キロ・一般道路
でも18キロ走るのです
満タンは、2000円でお釣りが来る・・・感激!・・・満タンで、名古屋ー東京往復可
能・・・更に感動!!

当時静岡に現場があり、朝一番家から現場に向かい、午後名古屋でデスクワーク
と言う生活に大きな威力を発揮しました・・・毎日高速道路を200キロ走行
しかしスピードはアクセル全開で120キロが限界!
長さは4M無いのに、家族5人には十分な大きさで、家族旅行には、幼い子供を、
後ろの荷物用スペースに布団を引いて寝ころがし、とても楽しく、経済的で、快適
で、理想の車でした

ゴルフも10年23万キロ強乗りましたが、高速運転中に頻繁に(後続車が、前方何
も見え無くなるほどの密度・量の)白煙を噴き出し、エンジン修理より買い替えの方
が安いとの結論、しかし、何故かディーゼルエンジン車はゴルフのカタログから消
えていました

次にカーグラフィックの影響で、“サーブ99”と言う(初の)“高級車”を買いました
・・・高級車と言うより“高品質車”と言う言葉が適切かもしれません
(・・・勿論中古車230万円!)
スウェーデン製の当時珍しい車でした
2000CCで馬力は小さいが、ディーゼルの50馬力に慣れた私には天国です!

エンジ色のメタリックで、丸くズングリしており、
座面が、ゴルフと同じ様に高く、しかも“敷居”が(ドア厚分)えぐられており、とても
乗りやすく、ベルベット地のような肌触りの良い、エンジと朱が混じった赤色のシー
トはとても美しく、座り易く、乗る度に感動の毎日でした
しかし、これも北欧製!
・・・クーラーは最悪で、家族からはブーイングの毎日
エンジンキーが、シフトレバー後の床面にあることや、ハッチバックのトランク蓋が、
木製である事もお気に入りで、全てがとても気に入っていたのですが・・・

クーラーの効きの悪さは我慢が出来ても、16万キロを越えた頃から、エンジンの
掛かりが気まぐれになり出し、内装の天井の内張りが剥がれて垂れ出し、頭に触る
のです・・・ピンやクリックで応急処置をしますが
・・・日本の暑さを想定した“ノリ”ではなかったようで“天井の張替え”と言う、建築
工事のような修理に多大な費用が掛かると言うので、断腸の思いで買い替えを決


サーブは(タッタ)温情で25万円で引き取られ・・・次は
憧れの・・・BMW525!新車!
家族の夢だったクーラーが効く車!家族から愛され、快適!ハンサム!家族全員
からは大好評で、絵に描いた様な素晴らしい幸福車!

しかし私には浮かない日々・・・“愛着心”が湧かないのです
・・・長年不幸な車に乗り過ぎて、“理想をつまらない“と思う”自虐的性格“になって
しまったようです・・・

<続く>
ベンツ300SEL6.3、ジャガーW6、ポルシェ911、アルファーロメオSZ、レンジロ
ーバー・・・へ

2007年09月20日

第230号 「私の車遍歴 ②」

先週記した小林彰太郎氏の試乗レポートに
“ジャガー(英)とベンツ(独)とランチア(伊)の比較試乗記”だったと思いますが
“アングロサクソンの熱い血、ゲルマン民族の完全主義、ラテンの快楽主義・・・”と
言う下りを今でも覚えています
・・・“車は、歴史に育まれた民族の価値観を引きずっている”趣旨の名文に胸がと
きめく思いでした・・・

名古屋に“渡辺自動車”と言うブランド的修理工場があります
西武系の車が多く、工場には、シトロエン・ジャガー・マセラティー・フェラーリ等等、
世界中の名車が所狭しと並び、一日中見ているだけでも飽きません
中でもレストア中の“シトロエンDS”のような古い車の実物に出あえるのはここ位
です

そこにサーブ99の修理に(しょちゅう)訪れるうちに、なんとも気の引かれる車に出
会いました・・・“ベンツ300SEL6.3”・・・通称縦目のベンツです
名古屋では(会社も、カーマニアでも)有名な会社の社長さんの運転手さんつきの
社用車で、真っ白で、大きくも、美しく、気品がある姿は、修理工場に入った瞬間に
周りにオーラを振りまきます
“ベンツ600”と言う、各国のVIP仕様車のエンジンを市販車に移植した“モンスタ
ー”だったのです

親しくなった渡辺社長に“イイ車ですねー”と話しかけたら“分けて貰えますよ”と意
外な言葉・・・
恐ろしい!!・・・条件反射的・本能的・衝動的に“お願いします!”と、口が(本人
の承諾なしに)勝手に喋ってしまった・・・

13年落ち250万円!・・・外観新車同様
価値が有るのか無いのか、安いか高いか解らない内に、
その天上人の社長さんは“悪い所は全て直して差し上げて下さい”と指示し、その
世界の名車は、完璧状態で、私の家に嫁いで来てしまった

“おつうさん”がいきなり“与ひょう”の所へ来てしまったのです
(出典“夕鶴”・・・超古!)

0-400加速が、40秒のゴルフ・30秒のワーゲン・20秒のサーブしか知らない外
車初心者の私が、スーパーカーをいきなり所有してしまったのです

後悔・驚き・嬉しさ・困惑・(妻の)呆れ・感動・・複雑系混乱の日々でした
今から25年ほど前の300馬力!・最大トルク50キロ!
大きさの割りに車体は軽く、0-400加速6.5秒(オートマ車が当時のポルシェよ
り速かった)
・・・恐ろしいほどのパワーでした(モットも当時速い車は少なかったが・・・)

カーグラフィック風に言うと
“アクセルを踏んではいけません、靴の中で指を曲げて下さい・・・同乗者がむち打
ち症になります”の世界でした・・・
東名高速走行中、フェラーリ308がスゴイ勢いで迫って来て並びました
“ヨーシ”とアクセルを“踏んで”見ました、6.3は140キロから“首が曲がるほどの
勢い”で加速し、アット言う間にフェラーリはバックミラーの中で点になりました・・・
若さの勢いの怖い体験でした

しかし、2年位所有して手放しました(おつうさんと同じ様にご主人様の許を去って
行きました・・・)ベンツの古いオープンカー所有の歯科医さんの所へ
・・・6.3は速すぎた!

遅く走れない事は大きな欠点です!
・・・速さは一つの麻薬で、一つの欠点です
速く走れる車を遅いスピードで運転すると、ストレスが溜まる事を知りました
(同じ様に、沢山儲かる会社は、利益が減るとストレスが溜まるのでしょうね
???)

・・・・・・・・・・・・・・・・
“禁断の木の実”を口にした人間は、恥じらいを知った代わりに快楽を覚えてしまっ
た様です
・・・徐々に泥沼へと落ち込む序曲であった

<・・・ポルシェ911へ続く・・・>

2007年09月25日

第231号 「カレー屋とうどん屋は何故儲かる?」

飲食店でモットモ食って行ける業種は何でしょうか・・・?

カレー屋さんと、
うどん屋さんだそうです

日本人の2大好物は、カレーと、うどん(蕎麦)だそうです
TVでカレーとインスタント麺のコマーシャルの多さを見れば、何と無く判りますよね

どんなに料理が苦手な女性・お母さんでもカレーは作れますし、カレーが出ない学
校給食も、ドライブインも有りません
単身赴任のお父さんが、真っ先にトライするのがカレーだそうです・・・肉・野菜も十
分に補給出来、栄養バランスが良く、作り貯めが効くからです

このように小さい頃から家庭料理・学校給食で慣れ親しんで来た食習慣のメニュー
が儲かる業種であるのは当然でしょうね
私も出張中の昼食に探すはやはりカレー屋さんかうどん屋さんです

しかし何故カレー屋さんとうどん店は儲かるのでしょう・・・?
単なる嗜好以外に“儲かる仕組み”が有ると思います

行き付けのうどん店の“味噌煮込みうどん”でメニューを分析すると
味噌煮込みうどん  750円
卵入り          50円増
かしわ入り      100円増
親子入り       150円増
餅入り         150円増
てんぷら付き     400円増
上てんぷら付き   900円増
と価格帯は広範囲に広がります(この店では圧倒的人気メニューは、てんぷら付き
1150円です) ・・・でも天ぷらは、サツマイモ・ナス・海老の(たった?)3点

味噌煮込み以外の、“うどん”にまでメニューを広げると、ここに書ききれないほどの
種類のメニュー数になります

単一商品(素うどん)に高付加価値をつけて商品群が構築され、+50円から始ま
り、食欲の赴くままにメニューを選び、気が付くと最高1650円まで元値の倍まで跳
ね上がります
安価なイメージで客層の間口を広げ、入店すると結構客単価が上がる、絵に描い
たような“高付加価値ビジネス”です

カレーも同様ですね
素のカレーライスに、カツ・卵・コロッケ・ハンバーグ等イロイロの“トッピング”メニュ
ーを用意し、うどんと同じ様に付加価値を上げて行く

生産性に於いても、トッピングメニューは作り貯めが効き、うどんもカレーも温めるだ
けで、調理は単純でスピードも速く、アルバイトでも調理可能で、大きな経費を占め
る人件費も節約し易い

仕入れ原価も、単一メニューの為、材料の効率が良く原価を下げ易い

このように、低原価率・高付加価値・高生産性・低固定費・・・・見事な高効率システ
ムになっています ・・・儲かるはずですね!

私が通う床屋さんの横にうどん店があり、そこのご主人は息子さんに“うどん屋は
儲かるぞ!跡を継いでくれー“と、若い息子を説得中だそうです

今でこそ日本中に広がってきましたが・・・
この2つのメニュー(モットも儲かる・日本人の2大好物)をドッキングした“カレーう
どん”の発祥は名古屋です

名古屋の北区に黒川と言う地名の路地裏に“若鯱屋”なる、如何にも名古屋らしい
店名の小さなうどん店が発祥地です
総席数20弱の本当に小さな店舗です
・・・美味さは保証します
名古屋にお越しの節は是非お寄り下さい

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