第231号 「カレー屋とうどん屋は何故儲かる?」
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飲食店でモットモ食って行ける業種は何でしょうか・・・? カレー屋さんと、 うどん屋さんだそうです 日本人の2大好物は、カレーと、うどん(蕎麦)だそうです TVでカレーとインスタント麺のコマーシャルの多さを見れば、何と無く判りますよね どんなに料理が苦手な女性・お母さんでもカレーは作れますし、カレーが出ない学 校給食も、ドライブインも有りません 単身赴任のお父さんが、真っ先にトライするのがカレーだそうです・・・肉・野菜も十 分に補給出来、栄養バランスが良く、作り貯めが効くからです このように小さい頃から家庭料理・学校給食で慣れ親しんで来た食習慣のメニュー が儲かる業種であるのは当然でしょうね 私も出張中の昼食に探すはやはりカレー屋さんかうどん屋さんです しかし何故カレー屋さんとうどん店は儲かるのでしょう・・・? 単なる嗜好以外に“儲かる仕組み”が有ると思います 行き付けのうどん店の“味噌煮込みうどん”でメニューを分析すると 味噌煮込みうどん 750円 卵入り 50円増 かしわ入り 100円増 親子入り 150円増 餅入り 150円増 てんぷら付き 400円増 上てんぷら付き 900円増 と価格帯は広範囲に広がります(この店では圧倒的人気メニューは、てんぷら付き 1150円です) ・・・でも天ぷらは、サツマイモ・ナス・海老の(たった?)3点 味噌煮込み以外の、“うどん”にまでメニューを広げると、ここに書ききれないほどの 種類のメニュー数になります 単一商品(素うどん)に高付加価値をつけて商品群が構築され、+50円から始ま り、食欲の赴くままにメニューを選び、気が付くと最高1650円まで元値の倍まで跳 ね上がります 安価なイメージで客層の間口を広げ、入店すると結構客単価が上がる、絵に描い たような“高付加価値ビジネス”です カレーも同様ですね 素のカレーライスに、カツ・卵・コロッケ・ハンバーグ等イロイロの“トッピング”メニュ ーを用意し、うどんと同じ様に付加価値を上げて行く 生産性に於いても、トッピングメニューは作り貯めが効き、うどんもカレーも温めるだ けで、調理は単純でスピードも速く、アルバイトでも調理可能で、大きな経費を占め る人件費も節約し易い 仕入れ原価も、単一メニューの為、材料の効率が良く原価を下げ易い このように、低原価率・高付加価値・高生産性・低固定費・・・・見事な高効率システ ムになっています ・・・儲かるはずですね! 私が通う床屋さんの横にうどん店があり、そこのご主人は息子さんに“うどん屋は 儲かるぞ!跡を継いでくれー“と、若い息子を説得中だそうです 今でこそ日本中に広がってきましたが・・・ この2つのメニュー(モットも儲かる・日本人の2大好物)をドッキングした“カレーう どん”の発祥は名古屋です 名古屋の北区に黒川と言う地名の路地裏に“若鯱屋”なる、如何にも名古屋らしい 店名の小さなうどん店が発祥地です 総席数20弱の本当に小さな店舗です ・・・美味さは保証します 名古屋にお越しの節は是非お寄り下さい |