株式会社 田村設計

Kazの設計ざんまい

田村 和雄

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愛知県常滑市・東京都銀座在住

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  • 09/23(火)”小布施”経由660キロの帰路 ○154-57-66

    午前中、越後湯沢駅前でみやげ物を買い、一般道で”小布施”へ向かう
    もう25年ほど前、建築家仲間と一緒に小布施の町を訪ね
    長野県の建築家”宮本忠長”さんと、
    地域の老舗栗菓子メーカーの”小布施堂”さんの若社長に、
    “北斎館”を軸に地域の復興にカける思いを聞きながら案内して頂いた事を思い出し、その後の変化を見たく訪問

    素晴らしい町に変貌を遂げていた!
    品がよく・情緒があり・歴史と文化の香りがして・散策して楽しい町に大きく進化していた
    町おこしをしかけた、宮本忠長さんや小布施堂の(若)社長さんには、心から敬意を表したい

    北斎館は、この地の豪商・文化人”高井鴻山”が晩年(83才)の北斎を、アトリエまで作って招いたことから多くの作品がこの地に残ったようだ
    北斎は”富岳36景”の浮世絵で有名だが、晩年は直筆画を多く残している
    90才まで長生きしたそうだが・・・長生き・多作さでもピカソに匹敵する天才だ!
    ゴッホをはじめ世界中の近代画家に与えた影響は計り知れない
    ・・・モット評価されていいと思う

    小布施は今回の旅のハイライトだった気がする
    90才まで現役を貫いた北斎のパワーに圧倒され、一人の建築家と菓子メーカーの若社長が仕掛けた町おこしの成功等イロイロ刺激になった

    私も建築家としてするべき事が沢山残っている気がする
    今回、新潟・長野の自社の作品を多く見ながらの旅だったが・・・改めて見なおしても”名建築”だ・・・それなりに地域の活性化に貢献している

    小布施の町でユックリしてしまい、自宅着6時半
    走行距離660キロ!
    往復1200キロを一人で運転・・・自分の元気さに自信を持った!

    (さらに…)

    2008年9月23日 (火) 2:28

田村プロフィール

■経歴 ・昭和47年
名古屋大学建築学科卒業後、恩師の平子勝設計に勤務
・昭和52年
恩師死去による勤務先閉鎖により、個人事務所として独立する。
・平成2年
法人化。バブルの崩壊をいち早く察知し試行錯誤の末、 業種をアミューズメント業界、
中でもパチンコ業に特化し、今日に至る
・平成6年
東京支所開設
・平成7年
ミラノにイタリア人3名雇い、デザインルーム開設
■趣味 出張先でおいしいものを探すこと
■好きな街 ・ミラノ
60才からはここに一年の半分は住みたい
・ニューヨーク
ここへも住みたい。元気になりそう
・名古屋
早足で歩いても人にぶつからない、ストレスの溜まらないイイ街だ
・常滑
恵まれた自然が生んだのか古くから多くの偉人が輩出している。
トヨタの大番頭の石田退三、ソニーの盛田、哲学者の谷川徹三、
東京電力の平岩外四、中野良子、ザ・ピーナツ、(タムラカズオ?)
そして 日本4大古窯の常滑焼き。
魚もおいしいイイ街です。ただ国際空港が出来るのが少し残念。
■特技 純粋に相手の立場に立てる。しかし熱すぎて少し嫌がられること多し
■苦手な事 IT、営業、カラオケ、パチンコ
■一言 すごい時代になったとつくづく思う。 自分の思い・メッセージを世界中、日本中に発信できるなんて夢のようです。 少しでも多くの方と出会い、ITの可能性を存分に試したいと思います。

設計観

建築設計の本質とは、建物と言うハードを通じて家庭の幸せや、 企業の繁栄といったソフトを創造する職業と思っている。そして一作ずつ愛情と情熱を込めて創る。 その思い入れが建物と言うハードに血を通わせることが出来ると信じている。 また日々力量を磨き、自分たちの作品が社会的価値や文化的価値へと 昇華していくことが出来たらとても幸せだと思う。

田村レポート