株式会社 田村設計

Kazの設計ざんまい

田村 和雄

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愛知県常滑市・東京都銀座在住

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  • 06/09(水)屋根は水切り 歩(107/400) 酒×(40/52)

    先週以来、水切りの事を考えていた
    よく考えたら・・・日本建築の“屋根は水切り”だと思う
    劣化し易く・水に弱い木造建築は、屋根で雨水が直にかかる事を極力避ける構造になっている・・・まさに大きな水切りだと思う
    恐らく“五重の塔”などの、高層木造建築も、
    大きく張り出した何重もの多くの屋根が、
    壁面・構造に直に雨がかかる事を防いで来たので、長い年月の風化・劣化に耐えられたのだろうと思う
    建築を昔から
    一に構造
    二に防水(雨水・漏水)
    三四が無くて五に意匠
    と言われるが・・・防水の大きな部分は水切りが担うと思う
    先週訪問した産科医院の外壁の汚れを・・・今後の大きな反省材料としたい
    今日は東京支所へ出勤
    午後、来客
    建材メーカーの社長さんで・・・含蓄の深い良い話を聞かせて頂いた
    大手企業の子会社をゼロから立上げ・成功を収め
    更に、不況業種に近い分野に、ロマン・伝統技術の継続を求めて取組んでいる姿に感動した・・・優秀な人だ!
    夕方、オーチスさんの会社を訪問し、近況報告・情報交換・・・後・・・近くの居酒屋で定例的夕食会(予定)

    2010年6月9日 (水) 4:16

田村プロフィール

■経歴 ・昭和47年
名古屋大学建築学科卒業後、恩師の平子勝設計に勤務
・昭和52年
恩師死去による勤務先閉鎖により、個人事務所として独立する。
・平成2年
法人化。バブルの崩壊をいち早く察知し試行錯誤の末、 業種をアミューズメント業界、
中でもパチンコ業に特化し、今日に至る
・平成6年
東京支所開設
・平成7年
ミラノにイタリア人3名雇い、デザインルーム開設
■趣味 出張先でおいしいものを探すこと
■好きな街 ・ミラノ
60才からはここに一年の半分は住みたい
・ニューヨーク
ここへも住みたい。元気になりそう
・名古屋
早足で歩いても人にぶつからない、ストレスの溜まらないイイ街だ
・常滑
恵まれた自然が生んだのか古くから多くの偉人が輩出している。
トヨタの大番頭の石田退三、ソニーの盛田、哲学者の谷川徹三、
東京電力の平岩外四、中野良子、ザ・ピーナツ、(タムラカズオ?)
そして 日本4大古窯の常滑焼き。
魚もおいしいイイ街です。ただ国際空港が出来るのが少し残念。
■特技 純粋に相手の立場に立てる。しかし熱すぎて少し嫌がられること多し
■苦手な事 IT、営業、カラオケ、パチンコ
■一言 すごい時代になったとつくづく思う。 自分の思い・メッセージを世界中、日本中に発信できるなんて夢のようです。 少しでも多くの方と出会い、ITの可能性を存分に試したいと思います。

設計観

建築設計の本質とは、建物と言うハードを通じて家庭の幸せや、 企業の繁栄といったソフトを創造する職業と思っている。そして一作ずつ愛情と情熱を込めて創る。 その思い入れが建物と言うハードに血を通わせることが出来ると信じている。 また日々力量を磨き、自分たちの作品が社会的価値や文化的価値へと 昇華していくことが出来たらとても幸せだと思う。

田村レポート