株式会社 田村設計

Kazの設計ざんまい

田村 和雄

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愛知県常滑市・東京都銀座在住

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  • 11/03(木)陶芸家になりたい!

    昨日ギリシャの批判をしたが・・・よく考えたら・・・この問題は、近未来の日本の姿だ
    1000兆円もの借金・年収の倍の生活費
    破綻が分かっていても、(増税による)解決が出来ない政治と国民性
    その状況下でも既得権益と天下りを拡大し続ける官僚支配構造(とそれも改革出来ない政治)
    ギリシャと同じように
    外圧でしか改革出来ないかも知れない
    ・・・・・・・・・・・・・
    昨日の、陶芸教室はメチャ楽しかった
    日本四古窯の一つの常滑で育ち、
    小さい頃アルバイトで窯屋さんに行ったり、耐火煉瓦を作ったりはしたが、陶器を作る機会には恵まれなかった
    会場は瀬戸の、古い窯屋さんの工場地帯の一角
    歴史が育んだ雰囲気があり、意欲が湧いてくる
    今日の受講生は5名・・・私は全員初対面
    今日は粘土に親しむ為に、手ひねりと称する基礎から入った
    6センチ立方ほど(500グラム)の粘土をあてがわれ、先ずは手回しのロクロの中心に粘土で直径5センチ・厚さ1センチほどの円盤を固定し、
    その周囲に、1センチ弱の円柱状の紐を重ね上げて行く
    (・・・縄文式土器と同じだ)
    紐を1本・1本、手でくっ付けながら積み上げると、今度は指と手で徐々に薄く・高く伸ばして行く
    (初心者は茶碗状に上部が広がってしまう傾向)
    大雑把なボリュームが出来ると、ロクロを廻しながら“木製のヘラ”で、形を整えて行く・・・ここが結構難しい
    ヘラの押す圧力が強いと歪み、弱いと整形出来ない
    一応の形が出来ると
    ヘアードライヤーで、内側を乾燥させ
    変形しなくなると、ロクロを廻しながら、幅が2センチほどの細いカンナで凹凸を削って整える
    更に、底を削って“コウダイ”を造り、下地の完成!
    これだけの作業で、(先生に手を入れて貰いながら)2時間半!
    結構集中力のいる作業で・・・スッカリ夢中・無心で時間が過ぎてしまった
    元来が物作りが好きな性格もあり、
    先生に(初心者で初めて見ました!と)いたく褒められたせいか・・・陶芸にはまりそうだ!
    先生が何を褒めたのかがよく分からないが・・・
    通常整形出来そうも無いほど変形してしまった器を、初心者の信念で
    ひたすらロクロを廻しながら、
    真っ直ぐな円柱を造った事に感心したようだ
    作品には性格が出るそうだが・・・
    私の初回作品は・・・真っ直ぐな円筒状のビール杯
    ・・・直球勝負の性格の現れかも?
    7時から始まり、片づけが済んだら10時・高速を使って家に着いて11時
    (陶芸家になるのに)最大の難関はこの深夜作業かもしれない
    岐阜で平日コース(終日2000円)もあるようなので慣れたら平日に切り替える予定
    私の予定作品は既にスケッチでは完成している
    年内は手ひねりでの制作に終止し
    電動のロクロ使用は2年目からだそうだ・・・一通りの技術のマスターに5年(も)かかるようだ
    今日は天気が良いので
    中津川の日帰り温泉へ・・・隠居老人の如くの生活スタイルになってしまった?

    (さらに…)

    2011年11月3日 (木) 3:26

田村プロフィール

■経歴 ・昭和47年
名古屋大学建築学科卒業後、恩師の平子勝設計に勤務
・昭和52年
恩師死去による勤務先閉鎖により、個人事務所として独立する。
・平成2年
法人化。バブルの崩壊をいち早く察知し試行錯誤の末、 業種をアミューズメント業界、
中でもパチンコ業に特化し、今日に至る
・平成6年
東京支所開設
・平成7年
ミラノにイタリア人3名雇い、デザインルーム開設
■趣味 出張先でおいしいものを探すこと
■好きな街 ・ミラノ
60才からはここに一年の半分は住みたい
・ニューヨーク
ここへも住みたい。元気になりそう
・名古屋
早足で歩いても人にぶつからない、ストレスの溜まらないイイ街だ
・常滑
恵まれた自然が生んだのか古くから多くの偉人が輩出している。
トヨタの大番頭の石田退三、ソニーの盛田、哲学者の谷川徹三、
東京電力の平岩外四、中野良子、ザ・ピーナツ、(タムラカズオ?)
そして 日本4大古窯の常滑焼き。
魚もおいしいイイ街です。ただ国際空港が出来るのが少し残念。
■特技 純粋に相手の立場に立てる。しかし熱すぎて少し嫌がられること多し
■苦手な事 IT、営業、カラオケ、パチンコ
■一言 すごい時代になったとつくづく思う。 自分の思い・メッセージを世界中、日本中に発信できるなんて夢のようです。 少しでも多くの方と出会い、ITの可能性を存分に試したいと思います。

設計観

建築設計の本質とは、建物と言うハードを通じて家庭の幸せや、 企業の繁栄といったソフトを創造する職業と思っている。そして一作ずつ愛情と情熱を込めて創る。 その思い入れが建物と言うハードに血を通わせることが出来ると信じている。 また日々力量を磨き、自分たちの作品が社会的価値や文化的価値へと 昇華していくことが出来たらとても幸せだと思う。

田村レポート