昨日"テッサン"と別かれた後もズーット考えていたが、大きな衝撃を感じ、もう少し書きたくなった
出合って25年!
滅多にゼネコンの営業の方とは(職業上誤解されるので)
親しくしない方針だが・・・テッサンには何か人間的に共鳴する物が有り、施工上の困った件があると良い相談相手だった
いつも笑顔で憎めない人柄だ
オールマイティーな技術力と人柄に惹かれて
定年退職したら、若い人への技術指導・現場のトラブル対策に、当社の来て欲しいと申し込んでいたが・・・神様に取られてしまった!
しかし何度考えても、1フロア2000㎡前後も有る3フロアの巨大建築を、素人を教育しながら造ろうとは凄い事だ・・・奇跡的な事だと思う
・・・尊敬に値する
躯体工事に5年!・・・何度も型枠を外してはヤリ変えたそうだ
先ずは型枠・鉄筋・・・足場も必要・・・何でも教えてやらせる!
内装に入れば木工事も左官工事も教えねばならないだろう・・・素晴らしい事だ・・・信者の集まりと言うより建築集団の気がする
この本堂を造り上げたら、大きな力を持った技術者集団が誕生する事に成る・・・今後5000坪も有るという施設内に、何でも造って行けるだろう
現場に泊まり込み、夜は建築の収まりの講義までしているそうだ・・・建築家の若い人を集めて共同生活をした"ライト"の"タリアセン"を思い出す
曲がった釘は老人が拾い集めて、真直ぐに直し、サビは磨いて落として再利用し、鉄筋の切れ端は溶接でつないで、手摺の"プレコン"の配筋に使い
内装の木は信者の土地に生えている桧を皆で伐採し、4M長さに揃え、製材所で挽き、乾燥させているそうだ
見せ場の玄関ポーチの、打ち放しの丸柱は、杉板を挽き本ザネ加工して、木目を出す為に表面を火で焼き、更にクリアーをかけてのコンクリート打ちだったそうだ
・・・(のめり込んで)楽しそうな光景が目に浮かぶ
ボランティアなので無給!
1年間は失業保険・その後は年金で生活するそうだ
再就職すれば、まだ十分に所得が有られるのをふって、工事現場に寝泊りしてのボランティア活動を選んだテッサンの人生に感動を覚える
考えようによっては、
テッサンはこの本殿を造る為に、神様に導かれて建築会社の現場であらゆる技術を学んで来たのかも知れない
記録映画に残したいイイ話だと思う
5年後の竣工時には心から祝って上げたい!!