株式会社 田村設計

Kazの設計ざんまい

田村 和雄

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愛知県常滑市・東京都銀座在住

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  • 03/15(火)施主検査 歩(79.5/400)

    福島原発の事故が本当に心配だ
    単に福島・東北・日本だけの問題では無く、地球規模の問題になって行きそうだ
    (ひた隠すが・・・)メルトダウンは始まっている気がする
    広範囲に放射線反応が出だしたそうだ
    東電も・行政指導団体も・・・淡々と説明するだけで緊迫感が無い
    首相自ら陣頭指揮しだした事に、問題の切迫感と政府側の焦りを感じ、不安が募る
    この先どうなるのだろう???
    日本はかって経験のないほどの国難に陥った!
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    やっと電話連絡がつき出し・・・
    東北・関東地域ので、当社設計の店舗は概ね無事であったようだ
    最も心配していた津波の被害にあった地域の店舗も、浸水までだったようで十分に再生出来る状態のようだ
    ・・・不幸中の幸いだった
    午前中、東京へ移動
    午後2時半から遅れていた鳩ヶ谷の現場の、施主検査兼設計事務所検査・・・ぶっつけ本番の検査になってしまった
    鳩ヶ谷は上野から50分ぐらいかかる
    都内の交通の混乱を覚悟して東京駅着12時の予定で新幹線に乗るが、車内は(かって経験した事が無いほど)ガラガラ!
    関東・東北の地震と混乱がこれほど報道されれば・・・当然かも
    東京駅も非常に空いている
    山手線も普段どおりに運行されており
    王子駅で地下鉄南北線に乗り換えたが、(間引き運転と聞いていたが)何の不自由も無く到着
    ・・・拍子抜けするほどスムーズに(12時45分に)到着
    駅近くで昼食し
    事前に現場を視察
    感嘆した!
    4日前とは別人?のように完成されていた
    事前検査も効果は絶大で、工事の手戻り無く無事に使えそうだ
    (手のひらを返すようだが)流石は上場企業!
    ダメ工事も少なそうだ
    ・・・やる時はやるもんだ!!
    検査は無事4時半終了
    大きな問題は無く安堵!
    しかし仕上げが無い建物は“ダメ”を指摘し出すと際限ない話になってしまう
    ・・・その見極めが難しい・・・情けと仕事の限界とのハザマ?
    現場に来ていた土屋君のレンタカーに乗せて貰い、新横浜経由で帰社

    2011年3月15日 (火) 2:17

田村プロフィール

■経歴 ・昭和47年
名古屋大学建築学科卒業後、恩師の平子勝設計に勤務
・昭和52年
恩師死去による勤務先閉鎖により、個人事務所として独立する。
・平成2年
法人化。バブルの崩壊をいち早く察知し試行錯誤の末、 業種をアミューズメント業界、
中でもパチンコ業に特化し、今日に至る
・平成6年
東京支所開設
・平成7年
ミラノにイタリア人3名雇い、デザインルーム開設
■趣味 出張先でおいしいものを探すこと
■好きな街 ・ミラノ
60才からはここに一年の半分は住みたい
・ニューヨーク
ここへも住みたい。元気になりそう
・名古屋
早足で歩いても人にぶつからない、ストレスの溜まらないイイ街だ
・常滑
恵まれた自然が生んだのか古くから多くの偉人が輩出している。
トヨタの大番頭の石田退三、ソニーの盛田、哲学者の谷川徹三、
東京電力の平岩外四、中野良子、ザ・ピーナツ、(タムラカズオ?)
そして 日本4大古窯の常滑焼き。
魚もおいしいイイ街です。ただ国際空港が出来るのが少し残念。
■特技 純粋に相手の立場に立てる。しかし熱すぎて少し嫌がられること多し
■苦手な事 IT、営業、カラオケ、パチンコ
■一言 すごい時代になったとつくづく思う。 自分の思い・メッセージを世界中、日本中に発信できるなんて夢のようです。 少しでも多くの方と出会い、ITの可能性を存分に試したいと思います。

設計観

建築設計の本質とは、建物と言うハードを通じて家庭の幸せや、 企業の繁栄といったソフトを創造する職業と思っている。そして一作ずつ愛情と情熱を込めて創る。 その思い入れが建物と言うハードに血を通わせることが出来ると信じている。 また日々力量を磨き、自分たちの作品が社会的価値や文化的価値へと 昇華していくことが出来たらとても幸せだと思う。

田村レポート