株式会社 田村設計

Kazの設計ざんまい

田村 和雄

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愛知県常滑市・東京都銀座在住

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  • 05/15(日)全身疲労

    今日は、待ちに待った本格的庭改造の日
    一旦植えた木を入れ替えるのは本心とても迷うし・心が痛む・・・毎日庭・木を眺めては相当悩む・考える
    多少費用もかかるが・・・仕事がら勉強と思(お)う
    当初、樹種の選択・配置・デザインを造園家に任せたのだが・・・好みが違っていたようだ
    配列する木の種類・大きさ・四季の変化・花の色・葉の形等々に
    細やかな配慮がなされないと良い庭に成り得ない
    中でも一番考慮すべきは、ヤハリ四季の変化だと思う
    今回の改造で四季の変化にはとても良いバランスが取れたと思う
    今年大きく入れ込んだのが“サルスベリ”と紅葉
    サルスベリは漢字で“百日紅”と記す様に、初夏から秋まで100日間花が咲く
    通常グニャぐにゃ曲がった樹形を想像するが、
    選べば真っ直ぐ空に伸びた形の木も多い
    幹が細く、
    葉は若い頃のケヤキの様に軽ろやかに・涼しげに広がるのでとてもカッコイイ
    しかし・・・“アブラムシ”が付き易く、
    枝が黒くなるので嫌がられているそうだが、虫は年に一度殺虫剤を根元に撒くだけで避けられる
    紅葉は
    “コハウチワカエデ”を主人公・副はモミジ
    コハウチワカエデは小布施の北斎記念館の庭で痛く感動しての採用
    原生地は岩手県のようで
    少し曲がりながらも細く・高い樹形はとてもハンサムだ
    幹から葉が直に生えるので、枝が少なく・葉が多過ぎない事も好印象
    山から掘って来るそうで、
    今回の地震で納入が少なくなったそうだ・・・こんな所にも地震の影響
    その点モミジは紅葉ではチャンピンだが、
    樹形的には主人公にはなり難い
    ・・・・・・・・・・・・・・・・
    11時半に、トラック一杯に木を積んで稲垣さんが登場
    着くや・・・30分!で
    中央の、シマトネリコを、“落葉トネリコ”に入れ替え
    土が柔らかいのでスコップが良く通り、アット言う間の作業
    このトネリコも山からの掘って来た種類の木
    葉が良く似ているからトネリコ名を付けていると思うが・・・私の感覚では全く別種類
    細い10本以上の幹の株立ちで・・・とても形が良い
    多分、大きな木の中央部が朽ち果て
    周囲に生えて来た小さな芽が成長して・・・結果円形状の株立ちになったと思う
    お昼休憩後も
    すごい勢いで木を掘り出して行く
    ツバキを3本・シマトネリコを2本・アラカシを2本の計7本
    いずれも結構大きな木なんだが・・・タッタ3名ですごい作業効率・スピードだ
    午後5時頃には作業が完了し
    ゴソゴソ仕事・掃除・手入れをして貰って5時半終了
    実に良いバランスになった
    私的には
    激変して、とても嬉しく・大満足なのだが・・・他の人は多分改造に気がつかないと思う(程度)
    ・・・所詮木が数本入れ替わっただけ?
    少々の指導・お手伝い程度の事なのに・・・全身疲労困憊!
    毎日外で働く人は本当に大変だと思う

    2011年5月15日 (日) 5:55

田村プロフィール

■経歴 ・昭和47年
名古屋大学建築学科卒業後、恩師の平子勝設計に勤務
・昭和52年
恩師死去による勤務先閉鎖により、個人事務所として独立する。
・平成2年
法人化。バブルの崩壊をいち早く察知し試行錯誤の末、 業種をアミューズメント業界、
中でもパチンコ業に特化し、今日に至る
・平成6年
東京支所開設
・平成7年
ミラノにイタリア人3名雇い、デザインルーム開設
■趣味 出張先でおいしいものを探すこと
■好きな街 ・ミラノ
60才からはここに一年の半分は住みたい
・ニューヨーク
ここへも住みたい。元気になりそう
・名古屋
早足で歩いても人にぶつからない、ストレスの溜まらないイイ街だ
・常滑
恵まれた自然が生んだのか古くから多くの偉人が輩出している。
トヨタの大番頭の石田退三、ソニーの盛田、哲学者の谷川徹三、
東京電力の平岩外四、中野良子、ザ・ピーナツ、(タムラカズオ?)
そして 日本4大古窯の常滑焼き。
魚もおいしいイイ街です。ただ国際空港が出来るのが少し残念。
■特技 純粋に相手の立場に立てる。しかし熱すぎて少し嫌がられること多し
■苦手な事 IT、営業、カラオケ、パチンコ
■一言 すごい時代になったとつくづく思う。 自分の思い・メッセージを世界中、日本中に発信できるなんて夢のようです。 少しでも多くの方と出会い、ITの可能性を存分に試したいと思います。

設計観

建築設計の本質とは、建物と言うハードを通じて家庭の幸せや、 企業の繁栄といったソフトを創造する職業と思っている。そして一作ずつ愛情と情熱を込めて創る。 その思い入れが建物と言うハードに血を通わせることが出来ると信じている。 また日々力量を磨き、自分たちの作品が社会的価値や文化的価値へと 昇華していくことが出来たらとても幸せだと思う。

田村レポート