株式会社 田村設計

Kazの設計ざんまい

田村 和雄

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愛知県常滑市・東京都銀座在住

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  • 05/24(火)青経塾ブロック研修② 1.5歩(126.5/400)

    昨日無事ブロック研修が終了した
    スタートして半年近くかかった気がする
    テーマを決める最初のプロジェクト会議で、
    (うっかり)買ったばかりのIpadの話をした事がキッカケ(不運?)で、Ipadがテーマになってしまい
    塾の仲間もほとんどは未経験者だったので、成り行き上、私は前面に立たざるを得なくなってしまった
    多くは未経験の経営者に、Ipadの何を学ばせたら良いのか・・・難問だった!
    1回目は、先ずIpadとは何か?を、
    単なる使用方法の説明では無く・利用実績を通じて、経営に如何に役立つツールであるかを理解してもらう必要があった
    ・・・説明のプロが必要
    仕事上付き合いの深いキャノンさんを通じて
    ソフトバンクさんのIpad専任講師を紹介して頂き、
    キャノンさんからは、立派な会場の(無料)提供を受け・・・第1回目の会議は無事終了
    2回目は、講演を予定した
    Ipadに堪能で・ビジネス利用に成功した企業経営者に語って貰おうと企画したが・・・歴史が浅いIpadでそんな人は居ない・・・困った
    そんな時偶然、中部経済新聞で、
    “Ipadの企業向けのアプリ開発をしている印刷会社”
    の記事を見て・・・“この人だ!”と閃き・・・電話で講演依頼し、後日訪問
    大失敗!
    記事には30才前後の若い人の写真が掲載されていた
    “Ipad=IT=若い人”の3段論法で、この人が経営者と(勝手に)確信!
    訪問すると・・・(想像以上に)大きな会社だった・・・多分2代目だろうと予想しながら応接室で待つと現れたのは・・・
    頭髪が少し寂しくなりだした・超還暦者!・・・まさか!と、一瞬声が出なかった
    しかもその場に偶然居合わせた超先駆的経営者にもお会い出来、その場で両名へ講演依頼をし・・・快く即答を頂けた
    偶然の連続だったが・・・
    もし愛知県中から別ルートで時間をかけて探しても、
    ヤハリこの二人に辿り着いたであろう人物に最初から会えたのは・・・幸運としか言いようが無い
    昨日ヤット講演にこぎつけられた
    準備は非常に大変だった(後輩塾の方が全て段取りしたのだが・・・)
    ・ 出欠確認
    ・ 予算
    ・ 会場予約
    ・ 2次会の手配
    ・ 講演機器の確認
    ・ 予定表と時間配分
    ・ 記念品の購入(これは私が・・・銀座の伊東屋で選択)
    等々・・・
    日頃何気なく参加する各種セミナー・会議の裏方の準備・苦労が分かる
    西川さんの講演は、時代の変化を見据えた啓蒙的内容だった
    地デジ化でITも新しい時代を迎えるのは確実だ・・・ネットも動画が主になる気がする
    ポスターにIphoneをかざすだけで動画が現れる技術は使える気がする
    ・・・複雑化するパチンコ機械台に使えたら面白そうだ・・・Iphoneを持った若者が集まる新時代パチンコ業を提案してみたい
    “小さい会社もネットで情報を共有し合えば、大手に負けない仕組みが出来る”
    ・・・勇気が湧く言葉だ
    発想の柔軟さと幅広い知識に頭が下がる
    木野瀬さんの講演にも痛く感銘した
    時代の変化を見据えて先駆的技術に取組む姿勢も大事だが・・・片一方で
    経営における普遍な事
    ・ お客様と地域を好きになる
    ・ CSR(企業の社会的責任)に取組む・・・協力会社・社員・社会
    ・ 利益を生み出す近道は・・・赤字受注をしない事
    等々を自身の体験に基づくお話は感動的だった・・・とても良い人柄を感じる良い講演だった
    この企業の成長の原因は・・・社長のこの人柄だと確信
    社のキーワードに“好”を掲げている姿勢にもとても共感を覚える
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    成り行き上前に立ってしまったプロジェクトだったが・・・
    マスタープラン
    基本設計
    実施設計
    現場
    と考えれば・・・形が有るか無いかの違いで・・・進め方は建築設計と同じだ
    ・・・良い経験になった

    2011年5月24日 (火) 2:56

田村プロフィール

■経歴 ・昭和47年
名古屋大学建築学科卒業後、恩師の平子勝設計に勤務
・昭和52年
恩師死去による勤務先閉鎖により、個人事務所として独立する。
・平成2年
法人化。バブルの崩壊をいち早く察知し試行錯誤の末、 業種をアミューズメント業界、
中でもパチンコ業に特化し、今日に至る
・平成6年
東京支所開設
・平成7年
ミラノにイタリア人3名雇い、デザインルーム開設
■趣味 出張先でおいしいものを探すこと
■好きな街 ・ミラノ
60才からはここに一年の半分は住みたい
・ニューヨーク
ここへも住みたい。元気になりそう
・名古屋
早足で歩いても人にぶつからない、ストレスの溜まらないイイ街だ
・常滑
恵まれた自然が生んだのか古くから多くの偉人が輩出している。
トヨタの大番頭の石田退三、ソニーの盛田、哲学者の谷川徹三、
東京電力の平岩外四、中野良子、ザ・ピーナツ、(タムラカズオ?)
そして 日本4大古窯の常滑焼き。
魚もおいしいイイ街です。ただ国際空港が出来るのが少し残念。
■特技 純粋に相手の立場に立てる。しかし熱すぎて少し嫌がられること多し
■苦手な事 IT、営業、カラオケ、パチンコ
■一言 すごい時代になったとつくづく思う。 自分の思い・メッセージを世界中、日本中に発信できるなんて夢のようです。 少しでも多くの方と出会い、ITの可能性を存分に試したいと思います。

設計観

建築設計の本質とは、建物と言うハードを通じて家庭の幸せや、 企業の繁栄といったソフトを創造する職業と思っている。そして一作ずつ愛情と情熱を込めて創る。 その思い入れが建物と言うハードに血を通わせることが出来ると信じている。 また日々力量を磨き、自分たちの作品が社会的価値や文化的価値へと 昇華していくことが出来たらとても幸せだと思う。

田村レポート