株式会社 田村設計

Kazの設計ざんまい

田村 和雄

田村 和雄

愛知県常滑市・東京都銀座在住

詳しいプロフィールはこちら

詳しいプロフィールはこちら

CATEGORY

ARCHIVE

ARCHIVE

ACCESS

  • TODAY
  • YESTERDAY
  • TOTAL
  • 09/08(土)(おわら風の盆)八尾・井波

    今日は土曜日・社の休日
    帰宅を急ぐ理由は無いので、前から行きたかった八尾(やつお)を訪問
    富山平野の北アルプス麓に位置し、かって養蚕・和紙・売薬で栄えた小さな町
    “おわら風の盆”
    と言われる9月早々に3日3晩踊り続ける不思議な情緒を持つ越中八尾の町
    近年石川さゆりさんの歌でも有名になった
    大雑把には町内に南北2本のメインストリートがあり
    (住宅街の)諏訪町本通は巾3間ほどしか無いが
    石畳と格子戸のこの地独時の和風建築スタイルが大事に受け継がれており、江戸時代にタイムスリップしたような懐かしさを感じる
    この道の端には直径3センチほどの小さな穴が規則的に開けられていて、“おわら風の盆”の時には和紙の提灯が立てられ
    独特の世界・空間を演出する
    (昨日一緒にゴルフした)地元の人の話しに由ると
    祭りが深夜1時を過ぎ、観光客が減り出した頃
    町の何処からか胡弓の音色・・・
    そしてまた何処からか三味線が・・・笛が・・・
    そして何処からか・・・唄声が・・・
    流れ出し・・・町内全体が不思議な哀愁の情調に包まれるそうだ・・・
    その9月の踊りの日に訪問して見たいが・・・ホテルも無さそうだし・・・何万人もの人出を連想すると・・・無理かな・・・
    とても暑かったが・・・緑深い山から道を吹き抜ける涼風は・・・“風の盆”の名を連想させるとても心が癒される町・道・空間だった
    もう一筋西の商店街では
    月に1度の市が開催されていて・・・(お礼の気持ちで)少々の買物をしたが、町の人は皆穏やかな温かい情のある人ばかりだった
    こうした情調ある伝統が人の心に情を育むのかも知れない・・・嗚呼、消え行く古き良き日本!
    八尾から比較的近いので
    再度“瑞泉寺・欄間・井波彫刻”で有名な砺波を訪問
    数年前訪問し・・・
    見事な彫刻に感動し・・・いつかは自宅に井波の欄間を取り付けたい夢を描いているので再度の訪問
    蕎麦の美味しい店があったので昼食したかったが・・・閉店!・・・残念!!
    世界に誇れるほどの高い伝統技術の町なのに・・・(土曜日にもかかわらず)数年前より更に観光客は減り町がさびれつつある
    ・・・哀しい事だ
    田舎でも伝統的和風建築が減っている事が大きな原因だろう
    肝心の我家の欄間は・・・展示されている多くの作品は見る分には面白いが自宅に付けるには少々デコラティブなのが気になる
    彫って貰うテーマを決めてから再度訪問する事に
    帰路、まだ時間が有るので
    高速道路に乗らず平行している156号線を走ってみたが・・・
    川沿いに走るこの道は
    崖地に相当な難工事で造られたのであろうが・・・カーブが連続し・・・運転している私が気分が悪くなって来そうなほどの難コース
    五箇山・白川村を抜け
    荘川ICから高速に入った・・・高速道路は有りがたい
    facebook始めました
    お友達になってください!

    (さらに…)

    2012年9月8日 (土) 1:13

田村プロフィール

■経歴 ・昭和47年
名古屋大学建築学科卒業後、恩師の平子勝設計に勤務
・昭和52年
恩師死去による勤務先閉鎖により、個人事務所として独立する。
・平成2年
法人化。バブルの崩壊をいち早く察知し試行錯誤の末、 業種をアミューズメント業界、
中でもパチンコ業に特化し、今日に至る
・平成6年
東京支所開設
・平成7年
ミラノにイタリア人3名雇い、デザインルーム開設
■趣味 出張先でおいしいものを探すこと
■好きな街 ・ミラノ
60才からはここに一年の半分は住みたい
・ニューヨーク
ここへも住みたい。元気になりそう
・名古屋
早足で歩いても人にぶつからない、ストレスの溜まらないイイ街だ
・常滑
恵まれた自然が生んだのか古くから多くの偉人が輩出している。
トヨタの大番頭の石田退三、ソニーの盛田、哲学者の谷川徹三、
東京電力の平岩外四、中野良子、ザ・ピーナツ、(タムラカズオ?)
そして 日本4大古窯の常滑焼き。
魚もおいしいイイ街です。ただ国際空港が出来るのが少し残念。
■特技 純粋に相手の立場に立てる。しかし熱すぎて少し嫌がられること多し
■苦手な事 IT、営業、カラオケ、パチンコ
■一言 すごい時代になったとつくづく思う。 自分の思い・メッセージを世界中、日本中に発信できるなんて夢のようです。 少しでも多くの方と出会い、ITの可能性を存分に試したいと思います。

設計観

建築設計の本質とは、建物と言うハードを通じて家庭の幸せや、 企業の繁栄といったソフトを創造する職業と思っている。そして一作ずつ愛情と情熱を込めて創る。 その思い入れが建物と言うハードに血を通わせることが出来ると信じている。 また日々力量を磨き、自分たちの作品が社会的価値や文化的価値へと 昇華していくことが出来たらとても幸せだと思う。

田村レポート