株式会社 田村設計

Kazの設計ざんまい

田村 和雄

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愛知県常滑市・東京都銀座在住

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  • 04/12(土)“マゼラン”この地で死す △×70-16-20

    6時起き
    朝食後、ホテル敷地内を散歩
    素晴らしい!!!
    プールの奥に“プライベートビーチ“があり、白い砂浜・少し湾曲した海岸線・突き出した半島・海岸に残った小さな岩山
    ・・・本当にCGで描いたよう・映画のシーン・絵画・絵葉書のような素晴らしい景色岸に近い海にもイッパイ魚が泳いでいる!
    敷地内のガーデニングも素晴らしい・・・最近少し勉強しただけに、手法が良く理解できる
    高木・低木・下草をキチンと織り交ぜ、色彩バランスも素晴らしい
    下草にも、高低のバランスを取っている
    花が咲く木々もとても綺麗だ
    ガーデニングの手法はこのホテルに来ると全て理解できるのではと思うほど、良く出来ている・・・長い年月の積み重ねと、メンテナンスの賜物だろうが
    ・・・庭造りには、時間と根気・手入れが必要な事が良く理解できる
    今日は、自由行動組・ゴルフ組・市内観光組に分かれて、自由な一日
    ゴルフに参加する人が半分も居る事に驚く・・・ゴルフは日本でも出来るが・・・
    日本でのゴルフをやりつくした人なんだろうな・・・
    私は、9時出発の市内観光組
    空港からバス内からの風景では、特に観光の対象の施設も見受けられなかったが・・・
    先ず、“マゼラン”と戦ったマクタン島の“LAP LAP王”の石碑を訪問
    マゼランがここで死去したとは知らなかった・・・てっきり世界一周したと思っていたが・・・
    世界一周の“侵略戦艦”5隻を連ねて来たマゼランを、セブ島の王は招き入れたが、
    この地の“LAP LAP王”は戦い、遠浅の地の利(大砲の届かない距離)を利用して3隻を撃破し、マゼランはその戦いで死去したそうだ
    逃げて帰った残り2隻中の1隻がヴィクトリア号で、無事スペインに帰へり世界一周の航海に成功とされる(マゼランは帰国出来なかった・・・)
    しかし後日再びやって来たスペイン軍の学習効果に、刀しか武器の無いLAP LAP軍は敗北し、以来約300年間統治された
    マゼランと一緒にやって来たのがキリスト教・・・アジアで最初のキリスト教が布教された地らしい
    マゼランが死去した地にキリスト教布教を記念し記念碑が建てられている
    そしてマゼランが当時の王に土産で献上した子供のキリスト像が、教会の正面左に飾られ、信仰の象徴になっている
    ・・・フィリピン人は非常に信心深い国柄のようだ
    ガイドは(皮肉交じりに)
    “スペイン軍の持って来た最大の兵器は、大砲ではなく、キリスト教だった”
    そして
    “米軍の最大の兵器は、教育だった”
    と語った
    “右を殴られたら左を出せ”と説くキリスト教は、統治した国の抵抗・氾濫を抑えるには最高の武器(意識改革・洗脳)だったのかも
    ・・・宗教は、もともとは政治(侵略)と大きく結び付いていたようだ
    次にギター工場を訪問
    サッシュもない小屋で手作りながらも“流れ作業”で、工程ラインになっている
    手先が器用なのか、フィリピンの木工技術のレベルは相当高い
    世界一の家具メーカー“イケア”の生産工場もこの国だそうだ
    フィリピン人は、恋した女性にギターの弾き語りで愛を伝え、歌を認められてから正式な恋が始まるそうだギターが非常に盛んな国のようだ
    (・・・私はフィリピンに生まれなくて良かった・・・)
    ・・・もしかしたらスペインの“フラメンコ”のギターに原点が有るのかな・・・?
    中華料理でのバイキング昼食後、地元の巨大デパートでショッピングタイム
    ・・・大き過ぎて(疲労感が先に来て)ショッピング意欲が湧いて来ない・・・日本のイオンと同じ感覚だ
    空室も結構多い
    月3万円で生活すると言う一般庶民感覚とはかけ離れた施設だ
    ホテルに3時半着
    バス内で知り合った方が、“シーウォーカー”なるマリンレジャーに行くというので同行する
    ・・・送り迎え付きで60ドル
    バケツをひっくり返しても中には水が入って来ない原理を応用し
    “空気つきヘルメット”をかぶって水中に入るだけの、極めてシンプルな、ダイビングの“入門編”
    海岸から、沖合いの基地(船)までボートで送って貰い
    船に取り付けた梯子で水中に入ったところで上からヘルメットを被せて貰う・・・かなり重い!
    波が結構荒く、ヘルメットの淵が唇に当って少々てこずる・・・しかし潜ってしまえば、もうこちらの物!
    水中は、別の風景・世界・宇宙が広がる
    ・・・おとぎの国へ来た浦島太郎気分だ!
    餌の入ったビンを振ると、驚くほど・面白いほど小魚が寄ってくる・・・熱帯魚の為カラフル・鮮明で非常に楽しい・・・素手で捕まえられそうな感覚だ
    空気送風用のパイプに繋がっているので行動半径も深さも限られるが、海底の透明感が高いので十分に海底の世界が楽しめる
    ・・・時間の合間を縫って行って良かった!
    ホテルを4時スタートで、5時に帰る・夕食会は6時から
    ・・・未だ少し時間が有るので“プライベートビーチ”に直行し、少し泳いで見た
    白い砂浜は歩いても、目が粗く足ざわりがすごく気持ちが良い
    ・・・砂がさんご礁製のせいだろう
    波打ち際の浅い所まで沢山の魚が泳ぎ、歩く自分の足が水が無い如く鮮明に見える!
    海底にも足ざわりの良い砂しかなく、いつもゴツゴツした岩や砂利に慣れた自分には感動的な足の感触
    ・ 砂の足への感覚
    ・ 気持ちが良い水温
    ・ 透明度
    ・ 素晴らしい風景
    ・ 吹き抜ける心地よいそよ風
    ・・・何処をとっても自分の体験した海水浴場とは別世界の感覚に、感動と驚き
    海水の塩分を、シャワーとビーチ横のプールで流す・・・何とリッチな体験だろう!
    6時から、先ほどのプライベートビーチでのサヨナラパーティー
    素晴らしい舞台設定
    海岸の夕日
    焼きたてのステーキ
    美味しいワイン
    プロのミュージシャンの美声
    趣向をこらしたフィリピンの民族舞踊ショー
    ・・・何時まででも続いて欲しいと思うような、夢の様に楽しい宴だった
    宴のあと、シーウォーキングの水着のままの参加だったので、ビーチ横のプールで酔いのほてりを醒ましにユックリ泳ぐ
    ・・・結構夜のプールを楽しんでいる人も居て、昼間とは違った静かな気持ちの良いひと時だった
    個人旅行やツアーでは決して味わえない素晴らしい体験の数々だった!!
    こんな素晴らしい企画をして頂いた遠藤照明の皆さん・旅行会社の社員さんには感謝のし様も無い





















































    (さらに…)

    2008年4月12日 (土) 6:47

田村プロフィール

■経歴 ・昭和47年
名古屋大学建築学科卒業後、恩師の平子勝設計に勤務
・昭和52年
恩師死去による勤務先閉鎖により、個人事務所として独立する。
・平成2年
法人化。バブルの崩壊をいち早く察知し試行錯誤の末、 業種をアミューズメント業界、
中でもパチンコ業に特化し、今日に至る
・平成6年
東京支所開設
・平成7年
ミラノにイタリア人3名雇い、デザインルーム開設
■趣味 出張先でおいしいものを探すこと
■好きな街 ・ミラノ
60才からはここに一年の半分は住みたい
・ニューヨーク
ここへも住みたい。元気になりそう
・名古屋
早足で歩いても人にぶつからない、ストレスの溜まらないイイ街だ
・常滑
恵まれた自然が生んだのか古くから多くの偉人が輩出している。
トヨタの大番頭の石田退三、ソニーの盛田、哲学者の谷川徹三、
東京電力の平岩外四、中野良子、ザ・ピーナツ、(タムラカズオ?)
そして 日本4大古窯の常滑焼き。
魚もおいしいイイ街です。ただ国際空港が出来るのが少し残念。
■特技 純粋に相手の立場に立てる。しかし熱すぎて少し嫌がられること多し
■苦手な事 IT、営業、カラオケ、パチンコ
■一言 すごい時代になったとつくづく思う。 自分の思い・メッセージを世界中、日本中に発信できるなんて夢のようです。 少しでも多くの方と出会い、ITの可能性を存分に試したいと思います。

設計観

建築設計の本質とは、建物と言うハードを通じて家庭の幸せや、 企業の繁栄といったソフトを創造する職業と思っている。そして一作ずつ愛情と情熱を込めて創る。 その思い入れが建物と言うハードに血を通わせることが出来ると信じている。 また日々力量を磨き、自分たちの作品が社会的価値や文化的価値へと 昇華していくことが出来たらとても幸せだと思う。

田村レポート