株式会社 田村設計

Kazの設計ざんまい

田村 和雄

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愛知県常滑市・東京都銀座在住

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  • 06/28(月)世界遺産“宗廟”・ホンオフェ 酒△△×(   ) 2歩

    昨日、閉館で見学出来なかった“宗廟”を9時半訪問
    世界遺産だそうだ
    9時40分から日本語ガイドの案内
    ガイドさんが付いて入館料が1000ウオン!・・・日本円で約75円・・・物価水準を考えるなら50円!のイメージ
    女性ガイドさん・・・
    美人で・スタイルが良く・自然体で・会話能力に優れ・ユーモアがあり
    ・・・端的に言うと歴代の王の位牌(神主)が奉られている中にも入れない古い単純な建物を彼女一人の説明力で・・・1時間充実して引き付けられた・・・たいした物だ!
    東西100メートルは越えるシンプルで左右対称なこの木造建物は
    中々の存在感・威厳がある
    南側の広い石庭がそのシンプルさを際立てる
    ・・・丹下健三氏の広島の“平和記念館”を思い出させる
    年に一度祭りがあるそうだが・・・
    石庭で繰り広げられる舞踊等・・・一度見てみたい
    参道は3本の道
    中央は神(先祖)の道
    左は王
    右は王子
    で、神様の道はガイドさんにも注意され、標識も歩かないように書かれていても・・・平気で歩く心無い・礼儀知らずの日本人観光客を・・・どうしたらイイ
    次に梨泰院(イテウオン)方面へ
    梨泰院(イテウオン)界隈は革製品のメッカ
    服部君は皮のハーフコートを購入しよう試みた・・・中々似合っていたが、予算が少し?合わず(8万円に対して・・・8000円!)・・・断念!
    ・・・店主は盛んにヴェルサーチだと100万円もする力説していた(・・・ヴェルサーチのコピーと言う意味か??)
    直ぐ近くの“サムソン美術館Leeum”を見学しようと出かけた
    Leeumは
    スイスのマリオボッタ、仏のジャン・ヌーベル、蘭のレム・コールハースと言う3人の世界的建築家の共同作品・・・夢の共演だが・・・生憎の休館日・・・残念!!
    一企業(サムソン)のオーナーが自国の美術品が国外に流れるのを懸念し、収集したそうだ
    ・・・心意気がスゴイ!
    昼食は、甲殻類の好きな服部君の情報で、再び“仁寺洞(インサドン)”で、甲殻類の看板のかかった店舗を探す・・・探せば有るもんだ!
    服部君は余程好物なんだろう・・・昨日ゲップが出るほど蟹を食べたのに、
    今日も注文(一皿が2人前なので私も付き合う)
    今日は渡リガニ蟹の漬物でも、“カンジャンケジャン”と言う醤油漬けを注文
    昨日食べた真っ赤な唐辛子漬けは“ヤンニョムケジャン”と言うそうだ
    個人的には今日の醤油漬けは塩分が強く、
    昨日の唐辛子漬けの方が辛さはあっても美味しさは上と思う
    帰国してからITで調べたら・・・蟹で有名な町は“新沙洞”だった・・・“カンジャンケジャン通り”として有名らしい
    カンジャンケジャンの正式な食べ方は、残ったカニ味噌の入った甲羅にご飯を入れタレと混ぜて食べるそうだ・・・シマッタ・・・先に調べるべきだった!
    ・・・道理でご飯が食べ難かった
    5~6月が最盛期のようで・・・イイ時期に行った訳だ
    昼食後、ホテルに帰って、ガイドさんに勧められた“DUTY FREE SHOP”へ行くが・・・(高価で)誰も何も買わない・・・正解と思う!
    続いて地下街のショッピング通りを散策・・・相変わらずコピー品がメイン商品
    役員さんらは昨夜行った“南大門市場”で買い物があると言うので・・・私はホテルで休憩
    ソウル中心地には横断道路が無いので、
    横断にイチイチ地下へ下がるので・・・足がメチャ疲れる
    韓流ドラマの時代劇にはまった服部君が・・・
    “宮廷料理”を食べたいと言うので・・・ホテルフロントで予約してもらって“コリアンハウス”へ夕食に行く
    1人、6万5000ウオン(5000円位)と少々高価だが
    ・・・韓国の武家屋敷風のたたずまいが中々で・・・雰囲気代(場所代)が半分と思えばイイか・・・
    肝心の料理は“精進料理”
    健康に気を使ってカロリーの高い物は食べなかったのだろうか・・・?
    王様はさほど美味しいもの食べていなかったようだ!
    ・・・2回行く必要は無い料理だった・・・
    夕食後、元気な皆さんは“垢すり”を体験したいと言うので、予約して貰う
    ・・・私は他人に自分の肥満体をさらすのは・・・恥をさらすようで、御免こうむりたいので、ホテルへ帰りまた休養
    ガイドブックに“発酵エイの刺身(ホンオフェ)”の店の紹介があった
    数年前にTVで見た事があり・・・
    “クサヤ”の仲間で強烈なアンモニア臭の料理らしく、ファンは産地へ韓国中から集まる名物料理らしい
    珍味好きな私(達)がチャレンジしない訳が無い
    軽めの夕食・風呂上り・・・絶好のチャンス到来!
    場所は昨日から何度も来ている仁寺洞(インサドン)の北東端部
    ・・・地図を頼りに路地を探し・歩き廻る
    ・・・地図で探した位置の店舗の看板は3文字
    しかしガイドブックの店名は20文字ほどもあり・・・電話番号も異なるが・・・看板にはエイの姿が・・・、
    韓国語4級の久米君は・・・ガイドブックの長い店名中の3文字で有る事を読みきった!
    こんな時・・・久米君は頼りになる・・・カッコイイ!
    恐る恐る入って見る
    オバサン1人でやっている風の(小汚い?)店舗
    観光客は誰も来た事が無い雰囲気・・・日本語も英語も全く通じない
    親切なお客さん(韓国人)が・・・通訳してくれて・・・何とか注文!
    通訳もご主人も・・・
    本当に食べるのか?・・・何かの間違いで来たのでは?・・・と心配顔
    料理は・・・
    ・ ヤカン一杯!のマッコリ(量は注文もしていないのに・・・勺で汲み上げる)
    ・ 発酵エイの刺身(ホンオフェ)
    ・ 蒸した豚肉
    ・ キムチ
    ・ アミ(小エビ)の塩辛(白醤油)
    これがワンセットのようだ
    女性店主が
    食べ方を実演で説明してくれた
    ・ 豚肉を敷く
    ・ アミ(小エビ)の塩辛を乗せる
    ・ キムチを乗せる
    ・ エイの刺身に甘い唐辛子の味噌を付け、付けた方を下にして
    豚肉と刺身でサンドイッチにして食べる訳だ
    噛みながら・・・マッコリを飲む!
    ガイドさんからも雑誌でも・・・臭い・・・アンモニア臭・・・と脅され、さすがの服部君も・・・一旦臭いを嗅いでしまったら・・・この臭いは苦手のようだ
    私は、臭いをかかずに・・・一口でガブッ!と行ったが・・・エイには少し骨(軟骨)があり・・・噛まないと食べられない
    ここからが・・・本番!
    噛むと・・・口に中から・・・アンモニア臭が上って来る!
    ・・・慌ててマッコリを飲む・・・また噛む・・・またマッコリ・・・この繰り返し
    毒とも思えるアンモニ臭の食を摂る・・・この“自虐的行為”が何とも言えない
    しかし・・・
    このマッコリが絶品中の絶品!
    まろやかで・・・こんな上手い酒がこの世に有ったのか!(少し言い過ぎかも?)
    の世界
    誰がヤカン一杯もの酒を飲むのか?・・・余ったらどうするのか?と思ったが
    ・・・アット言うまに飲み切った!
    久米君はこのホンオフェが口に合うようで・・・挟まず・・・そのまま食べ出した!
    最後に
    雑誌に載っていた“ジャガイモのパジョ(チジミ)”を注文
    ・・・これが絶品中の絶品!
    具は何も無い!
    ジャガイモだけ!
    まるで餅かチーズの様で・・・実に美味い!!!(帰ったら妻に作って貰おう)
    300%位の満足感!
    4人が腹いっぱい食べて・飲んで・楽しんで・・・計6万5000ウオン(5000円)
    ・・・何かの間違いかと思うほどの数字だった
    この店がここまま残る事を神様にお願いしたい!
    大量に日本人観光客が押し寄せ、
    お店が繁盛し、
    改装し
    綺麗になり
    大きくなり
    そして素朴な・・・女主人が化粧し出したら・・・私は行かないだろう
    来週また行きたい心境!!
    スッカリ良い気分になり・・・最後の夜(と言っても2泊目!)のお楽しみに
    ・・・“巨万の富”へ挑戦!・・・“ウォーカーヒルへ・・・LET‘S GO!”
    資本金は、1人5万ウオン(3700円!)
    私はブラックジャック(少しだけ知っている)・・・30分!で自己破産
    女性ディーラーは・・・カードの裏側が見えているのかと思うほどの強さだった
    服部君は博才があるのか・・・ルーレットでしぶとくチップを積んでいる
    服部君の才能に便乗気味の足立君も健闘
    かっては日本人観光客がウオーカ―ヒルを制覇していたらしいが・・・今日は圧倒的に中国人だった
    賭け方がスゴイ
    服部君のテーブル奥の(大量のチップを持った)中国人が・・・所構わず山の様にチップを積む
    流れも読みもへちまも無い・・・ただ無鉄砲に隙間無く置くだけ・・・しかも2テーブル掛け持ち!
    この手法で結構勝ち進んでいる様子・・・
    しかし・・・TV映画の様なシーンが待っていた
    勝ち続けた中国人が隙間が無いほど張り続けたテーブルに・・・数箇所だけ穴が有った(様だ)
    次の瞬間・・・その隙間に玉が落ち・・・中国人は壊滅的打撃
    隣のテーブルもその15秒後・・・同じ光景!
    ディーラーは狙った位置に玉を入れられると聞いた事があり・・・まさかと思っていたが・・・スゴイ世界を見せても貰った思い(痛快!!)
    ・・・その後中国人がどうななったかを見届けなかったが・・・ショックの叫び声が耳に残った
    しかし・・・アレはギャンブルでは無い・・・ただの(破産)作業だ!
    (健全経営の)我々の収支は・・・
    服部君は・・・+9万ウオン
    足立君は・・・+3万ウオン
    久米君は・・・±0
    私は   ・・・-5万ウオン
    巨万の富には少し?届かなかったが・・・全体では黒字経営で・・・大満足!
    12時ごろタクシーで帰路へ
    帰りに(ipad用)バッグの虜になってしまった久米君が・・・買い残しが有るというので・・・“東大門市場”へ
    深夜にも関わらず結構人がいる事に驚く
    無事に値交渉(完敗!・・・向こうの方が上)し、購入出来て(4個目購入!)
    ・・・ホテル着1時半!・・・2時就寝
    明日は7時半集合
    今日は実に・・・
    なーーーがーーーいーーーーーーーーー疲労満載的1日だった
    (早く日本へ帰ってユックリしたい心境???)
    今回の旅の主目的の
    工場視察・検査は・・・工場がソウル市内では無く・・・新幹線で1時間もかかる“太田”だった・・・書類検査で済ませる事にして・・・パス??












    南大門・・・修復中










    “サムソン美術館Leeum”


    “サムソン美術館Leeum”


    “サムソン美術館Leeum”


    “サムソン美術館Leeum”








    2010年6月28日 (月) 4:58

田村プロフィール

■経歴 ・昭和47年
名古屋大学建築学科卒業後、恩師の平子勝設計に勤務
・昭和52年
恩師死去による勤務先閉鎖により、個人事務所として独立する。
・平成2年
法人化。バブルの崩壊をいち早く察知し試行錯誤の末、 業種をアミューズメント業界、
中でもパチンコ業に特化し、今日に至る
・平成6年
東京支所開設
・平成7年
ミラノにイタリア人3名雇い、デザインルーム開設
■趣味 出張先でおいしいものを探すこと
■好きな街 ・ミラノ
60才からはここに一年の半分は住みたい
・ニューヨーク
ここへも住みたい。元気になりそう
・名古屋
早足で歩いても人にぶつからない、ストレスの溜まらないイイ街だ
・常滑
恵まれた自然が生んだのか古くから多くの偉人が輩出している。
トヨタの大番頭の石田退三、ソニーの盛田、哲学者の谷川徹三、
東京電力の平岩外四、中野良子、ザ・ピーナツ、(タムラカズオ?)
そして 日本4大古窯の常滑焼き。
魚もおいしいイイ街です。ただ国際空港が出来るのが少し残念。
■特技 純粋に相手の立場に立てる。しかし熱すぎて少し嫌がられること多し
■苦手な事 IT、営業、カラオケ、パチンコ
■一言 すごい時代になったとつくづく思う。 自分の思い・メッセージを世界中、日本中に発信できるなんて夢のようです。 少しでも多くの方と出会い、ITの可能性を存分に試したいと思います。

設計観

建築設計の本質とは、建物と言うハードを通じて家庭の幸せや、 企業の繁栄といったソフトを創造する職業と思っている。そして一作ずつ愛情と情熱を込めて創る。 その思い入れが建物と言うハードに血を通わせることが出来ると信じている。 また日々力量を磨き、自分たちの作品が社会的価値や文化的価値へと 昇華していくことが出来たらとても幸せだと思う。

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