株式会社 田村設計

Kazの設計ざんまい

田村 和雄

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愛知県常滑市・東京都銀座在住

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  • 11/25(金)滝のあるDAMZ六日町店OPEN

    今日12時オープンしたDAMZ六日町店は、
    交通量の多い国道17号線沿いの店舗で、レベルの関係で店舗の床面が国道より低くなるので
    店内のお客さんの安心感をテーマに、
    社長さんから国道と店舗の間に・・・“滝を造れ”の至上命令
    エエッ!!!???・・・タ・キ?・・・・絶句・・・!
    お金も掛かるし
    水・ゴミのメンテも大変だし・・・
    しかしこの社長が一旦言葉を発したら・・・誰も反対出来ない事は過去何度も学習済み・・・やるしかない
    参考資料に恵那のサービスエリアの写真を頂くが・・・外部のお飾りに過ぎない
    滝が店舗に付いている例は無い
    しかし
    我社の天才デザイナー足立君は、フランク・ロイド・ライトの“落水荘”をモデルに、巧みに石造風外観と
    垂直的な“ウォーター・フォール”では無く
    水平基調の“ウォーター・ウォール”(水の壁)を創り上げた
    滝越しに店内を見せるという高度なデザイン!
    しかも夜は落水をライトアップ
    結果
    大成功だ!
    外観的にも、内部からも全く違和感が無く
    むしろ、内部からは滝の堅牢な石の柱が、安心感を与えている
    また大きな柱・梁が、ルーバー機能を果たす為、西日対策・店内プライバシーにもなり一石三・四鳥になっている
    味気ない国道の景色が一変し・・・文字通り地域の“オアシス”にもなっている
    “町の新名所誕生!”で、市からの表彰モンかもしれない
    社長さんの開店の挨拶を聞くと
    この地は昔から良質で豊富な水の湧き出る土地で、水には縁が深いようだ
    “滝”は、それなりに意義があったようだ
    我々も、マンネリ・我流になりがちな設計にこうして突拍子も無い事を言ってくれる施主さんは貴重な存在かも知れない
    六日町は
    名米コシヒカリの産地であり
    NHKの大河ドラマ“天地人”の主人公で
    “愛”の文字を兜に掲げて戦った武将・“直江兼続”の出身地でもあったそうだが
    “Love・LoveDAMZ”
    がキャッチフレーズのこの会社にとっても縁があるのかも知れない
    雨にも拘らず大勢のお客さんが駆けつけ
    満員・大盛況のオープンだった・・・安堵!!
    帰路、往路と同じように、六日町から十日町経由で高速に乗るルートを選んだが・・・驚いた!
    雨がミゾレに変わり、
    峠に差し掛かる頃には本格的な雪に変わり、辺りは真っ白な雪景色!
    坂道を普通タイヤでヒヤヒヤしながらの運転
    しかし・・・峠を越えると、反対にミゾレ・雨に変わった・・・六日町の豪雪の理由が分った
    更に、十日町を過ぎ、長野県に入る頃には晴天に変わった・・・僅かな時間で、晴天・曇り・雨・ミゾレ・雪の、貴重な経験!
    天候の変化に驚きながら・道の駅に寄りながら・・・結構楽しい新潟行きだった



















    2011年11月25日 (金) 9:38

田村プロフィール

■経歴 ・昭和47年
名古屋大学建築学科卒業後、恩師の平子勝設計に勤務
・昭和52年
恩師死去による勤務先閉鎖により、個人事務所として独立する。
・平成2年
法人化。バブルの崩壊をいち早く察知し試行錯誤の末、 業種をアミューズメント業界、
中でもパチンコ業に特化し、今日に至る
・平成6年
東京支所開設
・平成7年
ミラノにイタリア人3名雇い、デザインルーム開設
■趣味 出張先でおいしいものを探すこと
■好きな街 ・ミラノ
60才からはここに一年の半分は住みたい
・ニューヨーク
ここへも住みたい。元気になりそう
・名古屋
早足で歩いても人にぶつからない、ストレスの溜まらないイイ街だ
・常滑
恵まれた自然が生んだのか古くから多くの偉人が輩出している。
トヨタの大番頭の石田退三、ソニーの盛田、哲学者の谷川徹三、
東京電力の平岩外四、中野良子、ザ・ピーナツ、(タムラカズオ?)
そして 日本4大古窯の常滑焼き。
魚もおいしいイイ街です。ただ国際空港が出来るのが少し残念。
■特技 純粋に相手の立場に立てる。しかし熱すぎて少し嫌がられること多し
■苦手な事 IT、営業、カラオケ、パチンコ
■一言 すごい時代になったとつくづく思う。 自分の思い・メッセージを世界中、日本中に発信できるなんて夢のようです。 少しでも多くの方と出会い、ITの可能性を存分に試したいと思います。

設計観

建築設計の本質とは、建物と言うハードを通じて家庭の幸せや、 企業の繁栄といったソフトを創造する職業と思っている。そして一作ずつ愛情と情熱を込めて創る。 その思い入れが建物と言うハードに血を通わせることが出来ると信じている。 また日々力量を磨き、自分たちの作品が社会的価値や文化的価値へと 昇華していくことが出来たらとても幸せだと思う。

田村レポート